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小児鍼 疳の虫

こんにちは。

ゴールデンウィーク祝日最後の子供の日です。
端午の節句で、今の形は中国から伝わったものが、日本の武家の風習により形造られたようです。

五月人形は、日本の武家の流れが色濃いところですし、鯉のぼりの鯉については中国の古事記由来するものとされています。

また男の子の意味合いが強いのも、中国での厄払いの菖蒲が尚武と同じのために、男の子のたくましい成長の願いの意味が込められ今の形になったと言われています。

今後の日本を多くのお子さんにになっていただかないといけませんので、男の子、女の子関係なく健やかな成長を願いましょう!!

さて、鍼灸では小児専用の小児鍼と言うものがあります。
その中でも多く行われている「疳の虫」は、皆さんご存知でしょうか?

疳の虫は現代的に言うと、小児神経症と言われています。
症状としては夜泣き・癇癪・引きつけなどで、感受性の強いお子様ほどおこしやすいとされています。

熱っぽい、お腹の調子が悪いなど、大人であればすぐ理解でき伝えることができますが、小さいお子さんは伝えることができません。
また何が原因なのか理解できるはずもないものです。
もちろんそれは、親さんにとってストレスになりかねない事かもしれません。

親も子もストレスを感じていることはよくないことですので、親さんもお子さんもストレスを減らすために疳の虫を治めましょう。

神経症ですので、自律神経を安定させ身体の緊張を取り除いてあげることで、疳の虫が治まると考えています。
もちろん一番近くにいる親さんが、子供の情緒を見逃さず、逐一対処できれば疳の虫は起きないかもしれません。

なかなかそうはいかないのが現実で、些細なことに反応しお子さんは泣いていることも多いと思います。

お子さんの心理的な要因により心と体に症状が起きていますので、自律神経を安定させ不安を取り除いてあげましょう。

疳の虫が気になる方は、小児鍼を試してみて下さい。
小児鍼は、接触鍼という擦る鍼にて行うことができます。
痛みを感じることはありませんし、肌が傷つくこともありません。

施術後、皮膚が赤くなることがありますが、発赤といい、いい反応ですので起きることが望ましいと思います。

お子様の健やかな成長は、身体だけでなく、心も大事だとです。
心と体両方強くしていきましょう!!

小児鍼 疳の虫 | はりきゅう

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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