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寒さによる肩こり・腰痛

おはようございます。

だんだんと朝の寒さが凍みるようになってきました。
まだまだ寒いと言う訳ではないですが、ぐっと気温が下がってきていますね。

さて冬になると肩がこる、腰が痛くなるというかたおみえではないでしょうか

寒いと筋肉が縮こまることが原因、確かにその通りです。
ですが本当の原因は縮こまった筋肉が神経に作用することなのです!!

神経は体中を張り巡らされているもので、末梢に行く神経は筋肉の間を通っていくものがあります。
この神経を皮神経(ヒシンケイ)というのですが、筋肉の影響を受けやすいものとなっています

寒冷刺激を受けると筋肉は縮こまっていくのですが、この時神経を圧迫したり、場合によっては神経の表面を傷つけることがあります。

末梢に行っている皮神経の多くは知覚神経になるため、痛みを伝えてしまいます
圧迫されるだけでも神経が興奮状態になり余計に筋肉の緊張をもたらしてしまいますし、傷がついてしまえば常に痛覚刺激を伝え続けることになってしまいます。

ですので冬場痛みが出てしまう本当の原因は神経が刺激を受け続けていることが原因なのです。
もちろん神経が刺激を受ける原因は筋肉となるわけですが、冬場全員が全員なるわけではありませんので、神経に作用してしまっているかどうかが重要なポイントになってきます。

対処法としては体を冷やさない事、また温めることにより筋肉を弛緩させてあげることです。
ここについては「筋肉が硬くなっているから温めてあげましょう」と考えていただいてもいいと思います。

ですが柔軟性が上がってこなければ筋肉が神経を圧迫し続けてしまいますので、一緒に柔軟性を向上させることが大切となると考えています
その点ツボをうまく利用することにより、可動域(関節の動く範囲)を広げることができると考えています

特にお灸は温熱効果とツボの作用を同時に用いることができますので、冷えてくる時期は有効な手段になってくれるはずです。
まだまだ冷え始めか、まだそのタイミングではないかもしれませんが毎年冬になるとお身体の調子が悪くなると言う方、今年はお灸を試されてみてはいかがでしょうか

もちろんお灸だけでなく、鍼も用いることによってより効果的な施術になってくれると思います。

秋のうちから冬に向けて準備をしていきましょう!!
気になることお気軽にご相談ください!

寒さによる肩こり・腰痛 | 時事

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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