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群発性頭痛

おはようございます。

昨日の夜から雨でしたが今は何とか上がってくれています。
梅雨入りも間近ですので、これからは天気のすぐれない日も増えていくかもしれませんね。

さてこんな時は頭痛のする方もいらっしゃいます。
緊張性頭痛拡張型頭痛と2つのことについては以前このブログの場で書かさせていただきました。
(雨の日の頭痛、緊張性頭痛をご参照ください)

あまり知られていないもので、群発性頭痛と言うものがあるのは皆さんご存知でしょうか

この群発性頭痛、頭痛の中でも特に痛みの強いものと言われており、一度頭痛が始まると、目の周りから側頭部にかけて錐で刺されたような痛みや目の奥がえぐられるような痛みがあるとされています。

15分から長いと3時間ほど頭痛が続き、あまりの痛みの強さに動き回ったりしていないと痛みに耐えれない方が多いようです。
片頭痛などでしたらじっとしていてもまだ耐えることができると思いますが、痛みが強すぎてじっとしていることが苦痛になるようです。

若い男性に多いのも特徴で、20代から40代の男性に一番多く見られるものになります。

「群発」という名前の通り、集中して起こると言う特徴も持っています。
ある期間毎日のように決まった時間に頭痛が起き、その期間を「群発期」と言います。
群発期は1~2カ月ほどで、毎日耐えられないくらいの強い痛みが同じ時間に起きる、本当につらい頭痛になります。

群発期を乗り切れば頭痛が治まりますが、また何かのきっかけで頭痛が出始めることもあります。
また起きてしまうと群発期が過ぎるまで、毎日頭痛に悩まされることになりますので精神的にもつらい頭痛となってくると思います。

特にお酒との関連が言われており、群発期には飲酒により頭痛を引き起こすことが多いようです。

原因としては、頭の血管拡張が言われており、拡張型の頭痛と近いです。
異なる点としては、目の奥に強い痛みがあり、目の奥を通る血管が拡張し炎症を起こして頭痛につながっていると考えられています。

目の奥の血管の拡張ですので、頭痛発生時に目の痛みと目の充血や、涙などの目の症状が伴う方は可能性の高い方になります。

まだまだ知られておらず、実際に診断される方も少ない頭痛ですが、特に痛みの強い頭痛ですので、毎日同じ時間に我慢できないくらい強い頭痛が出る方は、目の状態を良くすることで目の奥の血管の拡張を防げるかもしれません。
頭痛を防ぐために目を休ませ、頭痛を改善していきましょう。

群発性頭痛 | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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