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腱鞘炎 ドケルバン

こんにちは。

大寒を過ぎ、一年で一番寒い時期になりました。
底冷えする感じもあり、足元から冷えが昇ってくる感じのする方も多いのではないでしょうか。

足だけでなく手もどうしても冷たくなってしまいます。
そんな時に急に痛みを感じるのが、手や指の痛みだったりもします。

よく水を触る方は、あかぎれで痛みが走ることもありますが、それ以外で多いのは腱鞘炎ではないでしょうか。

以前も腱鞘炎のことで親指の痛みと書かさせていただきましたが、親指の腱鞘炎は『ドケルバン』と言われています。
親指の付け根のところに短母指伸筋腱と長母指外転筋腱を固定する腱鞘がついています。
親指を多く使われるお仕事をされている方や、妊娠を期に痛みが出ることがあります。
それ以外にもスポーツをされている方にも多いものになります。

よく使うことで腱鞘に炎症が起こり、それを繰り返すことで腱鞘が肥厚することで痛みが長期化してしまいます。
パソコンの普及とともに指を使う機会も増えていることが多いために、痛みを感じている方は多くなってきています。

手首や指を動かす筋肉は前腕部(肘から手首までの間)に筋肉があり、手首付近からは腱に移行していることが多いです。
前腕部に硬さがあるとその先の腱にも負担がかかることが多いために、当院では手首や指の痛みの際には前腕部から筋肉の状態を良くしていき、痛みの改善を図っています。

特にこの寒い時期は、冷えて筋肉が硬くなり動きが悪くなることもしばしばみられます。
冬に手首が痛みという方は冷えも痛みの原因の一つになっているかもしれません。

筋腱と腱鞘まわりの状態を良くするとともに、手首周りの冷えを改善して、ドケルバンの痛みを取り除いていきましょう。

腱鞘炎 ドケルバン | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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