伊藤はり・きゅう院

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肩こりについて

肩こりの原因と治療法

肩こり

国民病と言われるほど、悩んでいる人の多い肩こり。一般的には中年以降の女性に多いですが、近年では若年層から高齢者までさまざまな方に症状があり、最近では小学生・中学生の症例も報告されています。
さまざまな影響により頚・肩周りの筋肉と神経に緊張状態が続いている状態を指します。

肩こりを引き起こす疾患は、以下のようなものが考えられます。

  1. 内科疾患・・・高血圧、狭心症、消化器疾患など
  2. 産婦人科的疾患 ・・・更年期障害、女性ホルモン減少など
  3. 精神科的疾患・・・神経症、うつ状態など
  4. 眼科的疾患・・・眼精疲労を生じる疾患各種(VDT含む)
  5. 脳神経外科的疾患・・・慢性硬膜下血腫、脳腫瘍
  6. 歯科口腔外科・・・咬合不全

近年では、VDT(ビジュアルディスプレイターミナル)と言われるパソコンなど液晶画面を見続けることで起きる眼精疲労からの肩こりも増えており、ただ筋肉が硬くなり、肩こりになっているという訳ではなくなってきています。さまざまな要因によって引き起こされます。それため、多くの方が肩こりを感じてします。
お仕事や生活環境を大きく変えることは簡単ではないので、当院ではストレスの原因を探り、それに合わせて対処させていただきたいと考えています。

また、一度肩こりになると、筋緊張と疼痛の悪循環で症状が強くなり、治りにくいものとなってしまいます。しかし、原因を正確にとらえてその原因を取り除くとともに、鍼治療による血行の改善と精神的不安の除去、生活習慣の改善や適切な運動療法を加えることで肩こりの症状が緩和される方も多くおみえです。
筋緊張の緩和と神経の興奮を抑えること、まずはそこから始まりますが、血行が改善していくことで老廃物が溜まりにくくなり、症状として出にくくなると考えています。是非一度、鍼治療を試してみてください。

“肩”こりでも、原因は頚に有り?

肩こりは頚(くび)から肩にかけて辛い症状が出ますが、肩の筋肉は背中や頚にまたがっていることが多く、肩をほぐすだけでは肩こり改善の効果が現れづらいものです。特に頚は小さい関節が多く、細かい筋肉もたくさん存在しています。
それに加えて頚は、重たい頭を支えるために常に力が加わり続けている部位であり、肩こりを感じても、原因は頚にあることも多いです。頭を横に倒す時に筋肉の突っ張った感じが強く出る方は、肩の筋肉より、頚の筋肉の影響が強いと考えられます。頚の後ろが常に辛い方は、頭を起こすための筋肉が緊張してしまっていることを現しています。

神経が興奮して筋肉が張ってしまっている状態でも、ツボを用いて神経を落ち着かせることにより頚・肩の症状を和らげることが可能です。また、顔・頚から指先にかけて経路があるため、腕にあるツボを刺激することで経絡の流れを良くすることが出来ます。東洋医学の考え方のため馴染みにくいかもしれませんが、手に加えられた刺激は、頭や頚に刺激を与えた場合と同じ神経を伝わって脳に投射されるため、直接関係がない部位でも同等の効果が発揮されると考えられています。

施術の流れ

1.カウンセリング

初診時は、カルテに症状・生活習慣などをご記入いただきます。
その後、問診にて詳しくお伺いいたします。気になる症状についてなんでもご相談ください。
肩こりの原因は人それぞれです。一人ひとりの症状にあわせてプランを決定いたします。

2.着替え

症状は肩だけかもしれませんが、全身の施術を行う場合があります。足に施術を行う際にはハーフパンツをご用意しております。
長いズボンやスカートでお越しいただいた場合、ハーフパンツへの着替えをお願いすることがあります。
ハーフパンツは当院でもご用意しておりますが、ご自宅からお持ちいただいても結構です。

3.鍼灸治療

ベッドに横たわっていただき、症状を確認しながら治療を進めます。
反応点を見つけ、刺激をしていくことで筋肉の緊張を緩め、神経の働きを正常化します。
反応点の取り方は様々ですが、動きが悪くなっている箇所から問題を特定し、ツボを決定していきます。

鍼の刺激と言っても刺さない鍼や、ごく短い鍼で刺激を断続的に加えていく手法を多く用いていますので
痛みが出ることはほぼありません。万が一痛みが伴う場合は、スタッフにお知らせください。

4.生活上のアドバイス

食事や運動について簡単にお話し、治療は終了となります。

その後再度着替えいただき、初診の場合は診察券をお渡しいたします。
その場で次回のご予約もしていただけます。

Q & A

Q.痛みはありますか?

A. 個人差はありますが、髪の毛ほどの細さの鍼を使用するため痛みを感じる方は少ないです。部位によっての違いもあり、蚊に刺されたときのようにチクッとする箇所もありますが、何も感じない箇所もあります。
また、治療点となるツボや筋肉に鍼を入れたときに、ズーンとした鈍い感覚が出るところもあります。これは「ひびき」と呼ばれる鍼独特の感覚で、治療点にしっかり鍼が刺入できていることを意味します。

Q.使用する鍼は使い捨てですか?

A.当院では、ディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しています。
使い回しをすることはありません。そのため、感染症などの心配はございません。

料金

一般鍼灸 1回:3,000円

※施術は30分~40分程度です。
※あくまで目安で、施術内容により長めのお時間をちょうだいすることもあります。
追加の料金はいただいておりません。

さらに詳しく知りたい方へ

肩こりという言葉自体が日本特有のもので、諸外国では通用しない言葉です。日本人の勤勉性が深くかかわっている気もするのですが、今のところはっきりとした原因は特定されていません。様々なストレス、筋肉の疲労、姿勢の問題など原因も多岐にわたる可能性があり、何か一つを改善してもなかなかよくなりません。
原因の一説に、同じ姿勢をとり続けていることが挙げられます。頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・斜角筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)が持続的緊張によって硬くなり、局所に循環障害が起こることで酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積しこれが刺激となって肩こりに繫がってしまいます。

肩こりは大別すると、その個人の体系や生活環境に起因するものと、病気によって二次的に引き起こされるものとに大きく分かれます。

生活様式に起因する肩こり

肩こりの原因の個人の体系や生活様式に起因するものは、なで肩や視力障害、姿勢などがあります。また、仕事の内容も影響するといわれてきています。特に、お仕事でパソコンを使われる方は眼精疲労と肩こりに悩まされている方が多いです。

最近では精神ストレスからも肩こりになるといわれております。毎日の生活の中で様々なストレスにさらされ、いつの間にか肩がこるようになってしまっている方が多いと思いますし、ストレスフリーにはなりきれないのが現代だと思います。肩こりの症状も、自覚が強くなると余計にストレスを感じ悪循環に入ってしまいます。当院の中だけでもリラックスしていただきストレスを取除いていければと考えております。

当院の考え方として、まずは血行を良くすることが一つのポイントと考えています。
血行が良くなくては疲労物質を取り除くことはできませんので、血の巡りを良くして、老廃物を排出する、この仕組みが身体の疲れを回復するために必要です。

病気とともに発生する肩こり「胸郭出口症候群」

また、肩周りで神経・血管を圧迫する胸郭出口症候群というものもあります。腕を上げた時に肩ではなく腕に痛みが走ることが一つの特徴です。腕を上げるときに痛みが出るのは五十肩の特徴ですが、痛みの場所は肩周りです。腕に痛みが出る方は頚腕症候群と胸郭出口症候群の可能性があります。この胸郭出口症候群、胸の周りで腕に行く神経・血管を圧迫されることによりおこる神経性の痛み・循環障害・筋力低下などが症状となります。頚から出た神経がまとまっている腕に行くものを腕神経叢(ワンシンケイソウ)といい、並行して走る動脈を鎖骨下動脈といいます。

この神経・血管が障害されるのですが、3つの種類があります。

  • 斜角筋症候群(頚のところ斜角筋により、障害を受けるもの)
  • 肋鎖症候群(鎖骨と第1肋骨との間で障害を受けるもの)
  • 小胸筋症候群または過外転症候群(胸と腕の境目付近で障害を受けるもの)

上記のものが主な症状となるのですが、上に書いたもの以外にも頚腕痛、頚や肩周りに痛みがでます。肩こりと思われていても、実際には胸郭出口症候群ということもあります。それぞれにテスト法がありますので、腕に痛みのある方は胸郭出口症候群の検査を受けてみてもいいかもしれません。なかには骨異常、第7もしくは第6頸椎の変形により引き起こされていることもありますので、その際は外科的な処置が必要となります。腕を長く挙げていると、つらい感じが出るのは皆さんかもしれませんが、その中でも腕にしびれる感じや力が入りにくくなる方は胸郭出口症候群の可能性が強いです。適切な処置により、肩に出ている症状が緩和していくと考えています。
肩がつらいからといって肩こりと断定せず、他に気になる症状がある場合には違う病気の可能性がありますので、一度ご相談ください。

二次的なものについては病気そのものに対する治療が必要となりますので、専門医様の受診が必要です。原因に対することは専門機関に任せることにはなると思いますが、出ている症状をはりきゅうを使い和らげるということはできると考えています。例えば胸郭出口症候群での、頸椎の変形自体は専門医の処置が必要にはなりますが、出ている肩周りの症状は、はりきゅうなどの施術により軽減させることが出来ます。原因自体が取り除かれてはいませんので繰り返し出てしまいますが、今ある症状自体が和らぐことが期待できます。

症状を軽くして、少しでも快適な生活を送っていただきたいと思っています。

肩こりは症状名。疾患名は

肩こりは状態を示すものであり、病名・傷病名といったものではないのは有名な話です。はりきゅう保険の6疾患に認められている「頚腕症候群」というものがあります。この頚腕症候群も、頚・肩・腕に痛みやしびれコリなどはあるのですが、特定の異常がなく診断がつかないときに用いられるものです。症候群とは、症状のある集まりですので「頚・腕に症状のあるものの集まり」ということを意味しています。
異常なしといっても骨や靭帯・関節に異常がないだけで、痛みが出ていますので問題はあります。
この頚腕症候群、はりきゅう保険の6疾患にも認められているように、はりきゅうの効果が高いものとされています。
「未病を治す」ではないですが、東洋医学ではお身体自体を強くし症状を抑えていくという考え方があります。
お身体のどこにハリがあり、どこが力が抜けているのか?お身体のバランスを調整させていただくことで、お身体の調子がよくなり、出ている症状も落ち着いていくと考え、日々施術をいたしております。免疫力の活性化、血流の向上など、東洋医学では古典といわれる時代からやってきたことです。

頚椎の説明

次に肩こりに関しては「頚」が重要になると考えています。肩の筋肉は頚から始まっている筋肉も多く、頚の動きが悪いと肩の筋肉も緊張しやすくなると考えていますので、頚に対して施術をします。頚に施術行うといっても頚に対するツボが手にあることもあり、頚を改善するために頚から肩、腕や手のツボを使います。頚の状態が良くなり、動きの幅が広がることにより、肩に感じていただるさが取れてくれるケースも多いです。

頚の骨は頸椎(ケイツイ)と呼ばれ、7個の骨が積み重なっています。この頸椎大きさが一番上の第1頸椎で親指と人差し指で輪を作ったくらいの大きさといわれています。もちろん下に行けば大きくなるので第7頸椎はもっと大きいのですが、身体の根幹の背骨の一部と考えると頸椎は意外と小さいのです。

第3~第7頸椎、胸椎、腰椎は上下に関節面を持ち、縦積みされているのですが、第1・第2頸椎だけは環軸関節(カンジクカンセツ)と呼ばれ、第2頸椎の垂直方向の軸に第1頸椎の内面が合わさるように関節面を作り、関節を構成しています。上下を向く動作、または横に倒す動作はそれぞれの関節が少しずつ動き、頸椎が連動して動きを作っていますが、左右を向く動作はこの第1・第頸椎で動きを作り出しています。また頭との連結部で小さい筋肉が多く付いているところになります。つまり、小さい関節のところに多くの筋肉が集中し、緊張を起こしやすいところなのです。
身体の内側で筋肉が緊張し、外側の大きな筋肉にも影響が出る可能性があるということです。インナーマッスルといわれる身体の構成上、重要な筋肉が硬くなり動きを悪くし、外側の大きな筋肉にハリやコリ感を引き起こしていると考えています。特に頚はその感じが強く、前側についている胸鎖乳突筋、前側方についている斜角筋と言った筋肉が硬くなっている方が多く見受けられます。後ろの筋肉が凝っている感じが多くの方が感じられますが、頸椎の動きが悪くなり後ろ側に突っ張った感じが出ているのかもしれません。

人の体の中で最も重たいのが頭であり、その頭を細い頚で支えているため、頚には常に負担がかかっていますし、頚の土台となる方にも同じように負担がかかります。頚の筋肉が硬くなり力が発揮が出来なければ、肩の筋肉に負担がいってしまいます。頚の後ろ側にハリや重だるさを感じる方は、頚が原因かもしれません。


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