JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

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夏の冷え性

おはようございます。

梅雨の合間の、天気のいい日となりました。
気温も上がっていきそうですので、暑くなりそうです。
今年は猛暑になるかもしれませんので、暑熱順化しっかりと行っていきましょう

暑熱順化と言いましたので、夏の冷え性について書いていきます。

本来でしたら、冷え性は冬場のものです。
寒冷刺激に対して、体の熱を逃がさないように血管の収縮がおこってしまい、体に変調をもたらすものです。

ですが、最近は夏場でも冷え性の症状、手足が冷える・体がだるい・内臓の不調などが起きている方も多くなってきています。

その一つの要因が、エアコンと言われています。
酷暑の環境下においては、体の体温調整機能だけではまかないきれないことも出てきます。
ですが本来でしたら、体が熱を放出し、体温が一定になるように働いてくれています。

その仕組みが、エアコンを常時きかせている環境では働きが弱くなります。
さらに、常に体温以下の風にあたっていると、体の熱が奪われ続けてしまいますので、体が冷えていくことになります。

これが夏も冷え性になる原因の一つと言われています。

また、エアコンにより涼しいところと、外気の非常に気温の高いところを行き来することにより、温度差が大きく出てきます。
温度差が大きくあることは、自律神経を大きく乱れさせることにもつながっていきますので、こちらもエアコンにより冷え性につながっていくことになります。

夏の冷え性はエアコンによりもたらされる可能性が高いということになってきます。

もちろんエアコンは必要なものです。
当院でも心地よく施術を受けていただくために使っておりますし、仕事の効率やサービスを考えればなくてはならないものです。

ですので、部屋の冷やしすぎ、直接風にあたることに気を付けていきましょう

体を冷やし続けてしまうことは、体が低温環境下に慣れてしまいます。
夏は高温環境下ですので、体が逆のものに慣れてしまいます。

それにより、暑さに対応できなくなっていきますので、暑熱順化をさせ、暑さに体をなじませ、夏に冷え性にならないようにしていきましょう。

当院では夏の冷え性の対策として、体に熱を持たせることを考えています。
冷えている体を温めることで、冷え性対策になりますし、体が放熱してくれる仕組みを作り出すことで、温度差による自律神経の乱れを起こしにくくなると考えています。

もうすぐ7月、暑さの本番を迎えます。
ご自身でできることとしては、やはり暑熱順化していくことですので、体を暑さに慣らしていきましょう。

ここ数年、夏にも冷え性に悩まされているという方、お気軽にお声掛けくださいませ。

夏の冷え性 | 冷え性

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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