JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

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夏の疲れ 血液ドロドロ

おはようございます。

明日が山の日になりますので、明日からお盆休みになる方々も多いと思います。
以前にも書かさせていただきましたが、当院は21日まで休まず、ご予約を承ります。
22日(火)23日(水)と連休をとらさせていただきますので、お間違えの無いようによろしくお願いいたします。

さて夏の暑い日が続いています。
熱中症対策として、水分を多くとることは皆さん気にされていることと思います。

ですが、夜に足がつったり、体がだるく感じることはないでしょうか?

疲れが溜まって起きることのために、起きてしまうことは仕方のないことでもあります。
ですが、汗を多くかくことで、血液がドロドロになり、引き起こされている可能性もあるのです。

こまめに水分をとっても、汗として体外に出てしまえば、当然体内の水分量は減ってしまいます。
ましてやナトリウムの補給のために、塩飴をなめたり、スポーツ飲料を飲んだりされていますと、血液の濃度よりも濃いものを摂取していることもあり、どんどんと血液を濃くしてしまっているかもしれません。

女性であればむくみとして感じられることもあります。

暑いためにビールも進むと思います。
食事も味の濃いものの方が食べやすくなると、当然体内のナトリウム濃度はどんどん高くなります。

濃度の濃くなった血液は循環が悪くなるために、疲れやすくなってしまいます。

夏は暑く、疲れやすい時期ですが、血液循環を良くすることで疲れにくくできます。
サラサラの血液であれば、足もつりにくく、細胞と血液内の浸透圧が同じであればむくみも起きにくくなります。

スポーツの現場では、水分補給の飲料をスポーツ飲料と水を混ぜて、薄めることもしています。
最も吸収されやすいとされる生理食塩水濃度は0.9%です。

ジュース類はこの濃度を大きく超えています。
また体を冷やすことと同時に多くの糖質を吸収してしまうために、血糖値が下がらず空腹感がわきにくくなります。
当然お腹が減らないために、食欲を減退させることにつながります。

水・お茶・スポーツ飲料で、水分を摂取していかなければ、血液をドロドロにしていき、より疲れやすくなってしまいます。

スポーツ飲料を薄める理由は、スポーツ飲料でも糖質が高いためです。
飲んだ後に口がねばねばした経験はないでしょうか。
この場合はスポーツ飲料でも糖質が高く、水などを合わせて飲むことで、血液が濃くなることを防ぐことができます。

水ばかりではナトリウムが失われていきますので、水やお茶とスポーツ飲料をうまく組み合わせて水分補給を行っていきましょう。

お盆は暑い中で動くことも増えると思います。
楽しくお盆を過ごせるように気を付けていきましょう。

 

夏の疲れ 血液ドロドロ | 時事

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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