JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

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腱鞘炎について

おはようございます。

今年は残暑が厳しくなるという予報が出ています。
台風の風で涼しくも思いますが、9月中頃までは気温があまり下がらない可能性もありますので、まだまだ暑さに負けないようにしていきましょう‼

さてさて、手や指は日常の中でも多く使うところです。
パソコンのタイピング、書類めくり、荷物を持つことや、細かい作業などなど挙げていくと本当に多くの時に使います。

手や指の使い過ぎでなることが多いのが腱鞘炎です。
腱が太くなるなどして通過障害を起こしたり、腱を固定している腱鞘との間で炎症を起こしてしまい痛みが出てきます。

炎症を起こしていますので、冷やすなどして使わないようにできれば痛みもだんだんと引いていくものですが、よく使うところですので、使わないわけにはいきません。

特に仕事でよく使われる場合には、使わないことはまず無理だと思いますし、家事の場合も使わずにはいられないと思います。

腱と腱鞘との問題ですので、腱の動きをよくすることで、腱・腱鞘にかかっている負担を軽減できると考えています。
腱は筋肉から移行してきて骨に付着する前の繊維です。
腱自体には柔軟性はほとんどありませんので、痛みの出ている部分とともに、どの筋肉に負担がかかり、痛みが出ているかを見極め、その筋肉の柔軟性を向上させることが大切になってきます。

親指に痛みを感じる方が多いと思うのですが、親指はほかの指と異なり独立した動きがあるため、ついている筋肉も多くなっています。
また、腱の走行の角度が変わるところもあり、腱鞘炎が起きやすくなっています。

指を動かす筋肉は小さいものは手首から先にありますが、大きなものは肘から始まるものもあります。
大きな力を発揮する筋肉とは異なり、繰り返し使うために指が疲れるという感じは少ないと思いますが、腕、特に肘から先が張っている感じがあると腱鞘炎になりやすいとも考えられます。

当院では神経・経絡の走行により使うツボを決めるところがありますので、指の末端のツボを用いながら、原因の筋肉の大して直接刺激をしていくという方法をとっています。

腱鞘炎は季節に関係なく痛みが出やすいものですので、気になられている方はお気軽にお声かけくださいませ。

腱鞘炎について | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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