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肩こり 高血圧との関連

おはようございます。

バレーボールのリオ五輪の最終予選が行われています。
テレビ中継もされていますので、皆さんもご覧になられていると思います。

2連勝!!
女子は世界ランクも上位ですので、五輪出場はこのままいけば確実と言う感じでしょうか。
いい結果をしっかりと残してほしいですね。

さてさて肩こりの方で、ある程度の年齢になってくると多くの方が高血圧もある方が多くいらっしゃいます。
肩こりも多くの方が感じてみえますし、高血圧も多くの方がお薬を飲んでいますので、それが普通のように思っている方もいらっしゃるのかもしれません。

そこで肩こりと高血圧の関連について今日は書かさせていただきます。

まずもって肩こりとは、肩周りの血流が悪くなって筋肉が動きにくくなっている状態のことです。
高血圧とは、心臓の送り出す血液による血管を押す力が高まっている状態のことで、最高血圧が130を超えると高血圧と言われてしまいます。

ではこの2つは関連はあるのでしょうか

関連があると言うことは肩こりが高血圧を引き起こしたり、高血圧が肩こりを引き起こすと言うことになります。
個人的な見解ですが僕の考えでは、肩こりが高血圧を引き起こす可能性はあると思います。
ですので関連はあるように思っています。

筋肉が硬くなると言うことは、血管に外から力がかかることになります。
血圧は内側から血管を押す力ですが、小さいホースを通る時には圧が高まってしまいます。
ですので、結果血圧が高まると考えられると捉えています。

はりきゅうで血圧が低くなったと言うことも耳にしますし、はりきゅうの適応症のなかにも高血圧が含まれています。
※詳しくはこちらをご参照下さいhttp://www.harikyu.or.jp/general/effect.html

難しい研究の中では、鍼灸の効果として交感神経活動の抑制、末梢血管抵抗の低下があるとされています。
交感神経活動の抑制とは副交感神経の働きが高まると言うことで、心臓でいえば心拍数と拍出量の低下が起こります。
一度に送り出す量が減りますので、血圧もさがってくれます。
また、末梢血管抵抗の低下と言うのは、血液が流れやすくなっていることを意味しますので、こちらも血圧が下がることになります。

ですので、はりきゅうを行い肩こりを改善していくことは血圧を下げる効果も期待できると言うことになります。

肩こりと高血圧関連があるのかないのか、今後見解が変わることにより答えは変わっていくかもしれませんが、今のところ、また個人的な見解を含みますが、肩こりと高血圧は関連があると考えています。

もちろん他の意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。
高血圧が気になると言う方、肩こりを改善することにより血圧も正常に近づくかもしれませんよ。

気になられる方はお気軽にご相談くださいませ!!

肩こり 高血圧との関連 | 肩こり

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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