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感染症予防について

おはようございます。

毎年この時期になると、いつインフルエンザの予防接種をしようかと考えています。
予防接種をしても罹るときは罹りますし、体調を良くしておくことの方が大事と考えると、しない年もあったりします。

予防接種をしても、すぐに免疫の効果が得られるわけではありませんので、流行りだす前に予防接種をすることが大事になります。
約2週間ほどで抵抗力が付き、その後1ヶ月ほどで免疫力のピークを迎えます。
4か月ほど免疫の高い時期があり、1年後には3割ほどまで免疫力は落ちてしまいます。

12月中旬から3月頃までがインフルエンザに罹りやすい時期ですので、11月中頃から予防接種を行うのに適した時期になります。
お仕事にも大きく影響しますし、受験生や受験生の家族の方はしっかりと行っておいた方がいいことですので、早めに医療機関にご連絡を取ってみてください。

また今年の流行するとみられているインフルエンザの方は、4つの型とみられています。
『カリフォルニアA型(H1N1)』と、『香港A型/H3N2(昨シーズンはスイスA型/H3N2)』のA型2種類と、『プーケットB型(山形系統)』と『テキサスB型(ビクトリア系統)』のB型2種類とされています。

インフルエンザにも型があるのは知られていますが、1年に4つも流行る可能性があるということまではなかなか知られていないと思います。

近年では新型が流行し、多くの方が罹った年もあります。
マスクや手洗い・うがいもしっかりとしていきましょう。

また乾燥による咽喉の粘膜の荒れは、線毛運動の低下をもたらし、菌やウイルスの侵入をさせやすくしてしまいます。
咽喉に違和感を感じるときには、しっかりと保湿し、咽喉の乾燥を防いでいきましょう。

冷えによる体温・血流の低下も免疫を下げることになります。
体の中で働いてくれている酵素の働きは、熱により影響を受けます。
免疫が一番働いてくれる体温は37度と言われており、体温が1度下がると免疫力は30%低下するとされています。

インフルエンザだけでなく風邪などにも罹りやすくなりますので、免疫力を挙げれるように、しっかりと体を温めていきましょう。

感染症や免疫アップに有効なツボとして、『大椎』(ダイツイ)があります。
首の後ろ側、第7頚椎と第1胸椎の棘突起の間にあるツボです。
分かりやすいツボの取り方として、頭を前に曲げたときに一番盛り上がる骨の真下にとります。

ここを温めることにより、体の表面を流れる衛気(エキ)を高め、外邪の侵入を防いでくれます。
風邪の引き始めの寒気のするときにも有効ですので、普段から大椎を温めていきましょう。

温め方は、ドライヤーで暖かさを感じる程度を5分程続けることで、しっかりと温めることができます。
熱い場合は、いったん離して再度温めても大丈夫です。
くれぐれも火傷にならないように、熱さには注意しながら行ってください。

感染症予防について | 時事

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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