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レジャーの時気をつけたいこと

おはようございます

今日はいい天気です。
週末もいい天気になってくれるといいですね!!

 

これからの時期、症状として多くなるものに、「ぎっくり腰」があります。
この「ぎっくり腰」と言うのは俗称として用いられているもので、正式には「急性腰痛」又は「筋・筋膜性腰痛」と言われています。

 

重いものを持ち上げようとしたときや、急に動いたときなどに起きやすく、いつ痛めたかがはっきりとしているため「急性腰痛」、痛めた部位が筋肉や筋肉を包んでいる筋膜にあることが多いため、「筋・筋膜性の腰痛」となります。
場合により、重度疾患(ヘルニアなど)を伴ってしまうことがあるため、異なる疾患名がつくこともあります。

 

これからの時期、お子様を連れて出歩く場合荷物が多くなり、持ち上げる時などはお父さん、お母さん方気をつけましょう!!

 

ぎっくり腰にならないようにするために重要なことは、「物を持ち上げるとき腰を伸ばすこと」 💡

 

下から物を持ち上げるときついついしゃがまず腰を曲げて持ち上げてしまうと、腰回りの筋肉への負担が大きくなり痛めやすくなってしまいます。
もともと腰の悪い方などは、しっかりとしゃがみ腰を伸ばして負担のかららない姿勢を作ってから持ち上げるようにしてください。

 

急な運動も筋肉の準備が出来ていないため、痛める原因となりますので、暑いですが準備運動をしっかり行いましょう。
ももの筋肉と腰回りを重点的にストレッチしてあげるだけでも予防として効果があります。

 

楽しいレジャーや運動を楽しむためにも皆さん気をつけましょう!!

 

またどれだけ気をつけていてもなってしまうことはあります 😥

この時、早く対処をすることによって痛みや痛みの期間を短くすることができます。

 

痛めた直後、患部には炎症反応と言って、熱を持つ・赤くなることがあります。
腰の筋肉は分厚いため、表面的にはなにも起こっていないように思っても、深いところでは起こっています。

ですので、軽く思わず対処していただきたいと考えています。

 

何を対処していただきたいかと言うと、まずは冷やしてください( ..)φメモメモ

 

氷をビニール袋に入れて患部にあてる、アイシングを行います。
炎症反応は24時間から72時間と言われていますので、冷やして患部の熱を取り、しばらく外しておいて、また冷やすというのを繰り返します。
冷やすことの目安は15分ほど、横になり腰の上に氷を置いておいていただくだけで構いませんが、冷えすぎて痛い、ヒリヒリするなど違和感がありましたらすぐ外してください。
またしばらく外しておくのは、凍傷を防ぐ意味がありますので、患部の温度が体温に戻るくらい、目安として30分ほど皮膚を休ませます。
これをその日のうちに3~5回行い、患部の炎症を取り除いていきます。

 

うまくすれば、アイシングの処置だけで痛みを引かせることもできますが、翌日になり痛みが強いままのようでしたら、医療機関の受診をお勧めします。
上記に書いたとおり、異なる疾患が起きている可能性もありますので、念のためにも受診をお勧めしています。

 

一般的にアイシングは環境にもよりますが、難しいことではないかと思いますので、痛みが出た時には忘れずに行うようにしてください。

 

また氷は透明な氷が熱を奪いやすく凍傷も起こしにくいとされています。

保冷剤やご家庭の冷凍庫の氷を用いる際は、水を入れすこし溶かしてから使うか、タオルなどで覆ってから使うようにしてください。
タオルで覆う際は熱を吸収しにくくなっていますので、少し長めに冷やした方がよいと思われます。

 

夏場は行事が多く起こりやすいですので、御自身や周りの方に起きる可能性も高くなっています。

ぜひ今日書かせていただいた2点気をつけてください!!

レジャーの時気をつけたいこと | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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