JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

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肘 外側上顆炎

おはようございます。

昨日は節分でしたね。
暦の上で春になりましたが、今日もかなり冷え込んでいます。

実際の温かさは3月終わりころにならないと感じれませんのであと2カ月弱、寒い時期を乗り切りましょう!!

さて肘の内側の痛みについて書いてきていましたので、次は外側の痛みについて書いていきます。
ですので今日は「外側上顆炎」(ガイソクジョウカエン)について書いていきます。

内が外になっただけと言ってしまえばそれまでなのですが、一番違うところは使っている筋肉です。

内側上顆炎の時には、屈筋群・回内筋でしたが、外側上顆炎は伸筋群にります。

テニス肘とも呼ばれ、バックアハンドの際に手首を甲側に返す動きが多いと痛みを誘発することにつながります。
内側上顆炎同様、外側上顆は筋肉の付着部であり、そこから始まる伸筋群に負荷がかかり、付着部である外側上顆に牽引力が加えられ、痛みが出てきます。

内側の痛みとしてゴルフ肘をあげましたが、ゴルフでも外側に痛みが出ることもあります。
クラブの引き手側の肘ですと外側の痛みが出ることがあり、ボールを打つ際のインパクトの影響もあると考えています。

テニス、ゴルフともに打つ動作があり、インパクトの際に手首を返す動きが必要になってきます。
ラケットやクラブにかかる力に反し、手首を返すことになりますので、筋肉は伸ばされながら収縮しようとすることになります。

骨は強い組織ですが繰り返しかかる力には弱いところがあり、繰り返し外側上顆に牽引力が加わってくるため骨を痛めてしまうと考えています。

牽引力が弱くなるように筋肉の状態をよくしていくこと、が一番なのではないかと考え当院は施術を行っています。

もちろん運動は続ける前提で考えていますが、痛みの強い場合は運動は控えていただいた方がいい場合が多いです。
肘の外側の痛み、外側上顆炎は伸筋群が主に影響を受けている筋肉ですので覚えておいてください!!

肘を伸ばし、手のひらを下に向ける。
この姿勢から手首を手のひら側に曲げていき、伸筋群のストレッチをしっかりと行ってください!!

ストレッチを行うと痛みが出てしまう方は、無理に行わないでください。

まずは安静にし、アイシングを行いましょう!!
もし安静にできないと言う方はより痛みが出ることになるかもしれませんので、施術を受けたり、病院を受診されることをお勧めします。

肘も一度痛めると長引くことがあります。
早め早めに対処していきましょう!!

肘 外側上顆炎 | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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