こんなお悩みありませんか?
- 体温が常に36度を下回っている
- 布団に入っていても手足が冷えている
- 生理不順がある
- カラダがむくむ
昨今の日本人は、平均体温の低下が進んでいると言われています。以前は成人の標準体温は36.5℃でしたが、ここ20~30年の間で36℃前半の方が多くなり、中には35℃台の方も増えています。同時に、自律神経系の調整が十分にできず、身体の不調で苦しんでいる人や、以前はあまり多くはなかった病気(アトピーや花粉症などのアレルギー疾患や生理不順などの婦人科疾患)で悩んでいる人も増えてきています。
“冷え性は万病のもと”と昔から言われるように「身体が冷える」ことは、多くの病気・症状の一因になっているのです。
東洋医学では、気と血のめぐりが良いことが健康な状態とされています。血液循環が悪いと、ただ手足が冷えるだけでなく、深部体温の低下によって様々な病気・症状が引き起こされることを認識し、しっかりとした対策が必要です。
深部体温は37℃と一定に保たれていますが、腋窩(脇)温が36℃を下回っている方は冷え性といっても過言ではありません。心臓より遠い足先や指先はさらに冷えており、環境によっては足先で27℃を下回る場合もあります。このような場合、冷えはかなり進行していると思われます。
最近では、体は冷えているが手足の温度は上昇している冷え性の方もいらっしゃいます。従来の「手足が温かいから冷え性ではない」という考え方は古くなってきており、手足が温かくても体に冷えを感じる方は、新しいタイプの冷え性に属する可能性があります。
当院では、冷え性改善に向けて専用のカウンセリングを行い、お灸を用いた施術を行っています。お身体のどこが冷えているのか、血流はどうなっているのかを詳しくお聞きしながら、お一人おひとりに合った温め方と施術を行い、血液循環を良くするとともにバランスを整え、冷えにくいお身体に近づけていきます。
お灸は、「もぐさ」を燃やすことで温熱の刺激を与え、体を温めることができます。
かつては、直接肌の上にもぐさをのせる方法が主流でしたが、現在は肌に触れないタイプのお灸が主流です。当院でも肌に直接触れないタイプのお灸を使用しているため、熱すぎることはありません。
体を温める方法は様々ありますが、お灸には特有の成分が含まれており、チネオールという成分には鎮静作用があります。この成分により、燃焼させることによりリラックス効果を得られると同時に、神経の興奮を治め、血行を促進する効果が期待できます。
冷え性は自律神経の乱れと関連しているため、
温熱効果と同時に神経バランスを整えることができるお灸が適していると考えています。
冷え性についてのチェック項目に答えていただき、原因と冷えによる不調を検討します。冷え性は、血流の悪さ、ストレス、内臓機能低下、自律神経の乱れなど複数の要因が絡み合って引き起こされることがあるため、丁寧なカウンセリングを行います。
血の巡りをよくするために、冷えを感じる部位を中心にお身体を徒手で全体的にほぐしていきます。
身体が冷えると陰の気が強くなります。お灸で陰経の経絡を温め、冷えを緩和します。陽が弱い場合は、陽の経絡にもお灸をします。末端の冷えには血液の流れを意識して、身体の中心部の冷えには、臓腑に関連した経穴にお灸を行います。
一般鍼灸治療 | 3,300円/回 |
---|---|
所要時間 | 1時間程度(問診含む) |
あくまで目安のお時間です。お一人お一人に合った施術を行うため、所要時間を越える場合もございます。(追加料金は発生いたしません)
当院では、「温灸」と言われる熱くなりにくいものや、もぐさを棒状にした「棒灸」を使用します。棒灸は先に火をつけて肌から1.5~3cmほどのところまで近づけ、直接肌に触れることなく温めていく温灸法です。どちらも痕が残らず、皮膚を傷つけないものですので、安心かつ衛生的です。
まず、ツボや鍼灸の考え方は何通りもあり、判断には専門知識が必要となります。カウンセリングで原因をつきとめ、正しくツボを刺激することで、冷え性の早期改善につながります。
また、家でお灸をするとにおいが残ったり、 壁紙が汚れる恐れがあります。 専門院での施術ならば、そのような心配もありません。
はじめて鍼灸を受ける方には、鍼灸について分かりやすくご説明します。
どんな症状なら鍼灸が適しているの?など、何でもご相談ください。