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腰痛 梨状筋症候群

おはようございます。

来週末からはいよいよゴールデンウィークが始まります。
熊本で震災がありましたので、被災地に支援をするためにも消費の制限をしすぎないようにしましょう!!

さてさてちらほらと見かける光景で、お尻をトントン叩いている方を見かけます。
おそらくお尻自体の痛みではなく、臀部の筋肉が硬くなっているのが気になって見えるのだと思います。

僕の勝手な推測ですので、もしかしたら違うのかもしれませんが、おそらくあっていると思います。
またそういう方は、腰に痛みがある方だと思います。

そこで今日は、お尻の筋肉が硬くなることでおこる梨状筋症候群(リジョウキンショウコウグン)についてご説明させていただきます。

まず梨状筋についてですが、お尻の真ん中を骨盤から大腿骨に向かい走行しています。
股関節を外旋(外に捻る)させる筋肉郡に属し、立位の時に身体を安定させる役割を果たしてくれています。

ですので立っていてお尻に違和感の出てくる方は、梨状筋に硬さが出てしまっているかもしれません。

また梨状筋症候群の場合、座っていると坐骨神経が圧迫されてしまいますので、座っていても臀部から脚にかけてしびれたり痛みが出てしまうこともあります。

立っていても、座っていても臀部に症状が出てしまうことになります(@_@;)

ここまではよく知られていることなのですが、実は梨状筋は骨盤の後傾(後ろに傾く)ことにも関与しています。
腰の悪い方だと背骨がまっすぐと言われたことがあると思います。
本来背骨は前後に弯曲しており、背骨にかかる負担を軽減してくれていますが、背骨がまっすぐになることにより背骨に負担がかかりやすくなっています。

なぜ背骨がまっすぐになるかと言うと、骨盤が後傾してしまうからです。
梨状筋が後傾にも関与していますので、梨状筋の影響によりお尻にも腰にも症状が出ている可能性があります。

梨状筋が硬くなる原因は様々あります。
座っていることが長いせいで梨状筋が自然と硬くなっていく可能性もありますし、股関節を痛めたことが原因でおこることもあります。
ぎっくり腰により引き起こされることもあるため、腰と関連が高いとも言えます。

腰にも臀部にも違和感があると言う方は、一度梨状筋をほぐしてあげましょう!!
梨状筋のストレッチはまた次回にご説明させていただきます。

梨状筋症候群が気になられる方はお気軽にご相談ください!!

腰痛 梨状筋症候群 | 腰痛

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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