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肩こり 可動域制限 | 肩こり

肩こり 可動域制限

こんにちは。 2月も後半に入り、朝の冷え込みが幾分弱くなったようにも思いますが、まだまだ寒い日が続いています。 寒波の強い冬となりましたので、暖かくなるのも遅いかもしれません。 体調管理を継続していきましょう。 さて、寒さが強いため、例年よりも肩こりがひどいという方も今年は多いように思います。 冷気により、筋肉が硬直していってしまうために引き起こされていると思われ、肩の動きの悪さにもつながっています。 そこで今日は肩の可動域について書かさせていただきます。 正常の可動域が保てていることで、ひとまず関節の動きが悪くはなっていないと捉えることができます。 筋肉が硬くなり動きを制限してしまいことで、ほかの筋肉の動きも悪くしてしまい、肩回り全体のこわばりを生み出してしまいます。 どの動きが悪くなっているかを知ることで、硬くなっている原因の筋肉に対してアプローチしていくことができます。 また硬くなっている筋肉を伸ばすことでセルフケアにもつながりますので、一つの目安にしていただければと思います。 肩の動きですが、大きく6つの動きに分けることができます。 ・屈曲  腕を前から上げる動作、手のひらが内側を向くようにして行う ・伸展  腕を後方に挙げる動作、手のひらが内側を向くようにして行う ・外転  腕を側方に引き上げる動作、手のひらが正面を向くようにして行う ・内転  腕を体側に引き寄せる動作 ・外旋  肘を曲げ、体側につけた姿勢で行う、肘から先が外側に向かい動く動作、親指を真上にして行う ・内旋  肘を曲げ、体側につけた姿勢で行う、肘から先が内側に向かい動く動作、親指を真上にして行う ・水平屈曲  腕を肩の高さまで外転させた状態から腕を前に出していく動作、手のひらは正面を向く ・水平伸展  腕を肩の高さまで外転させた状態から腕を後方に伸ばしていく動作、手のひらは正面を向く 姿勢が変わったり、手の向きや位置により、動かす筋肉が異なってくるため、正確に測ることは一人では難しいところもあります。 動かしたときの違和感やストレッチ感が強ければ、その時に動かしている筋肉や、伸びている筋肉が硬くなっていることが考えられます。 可動域はと言うと、 屈曲 180度 伸展 50度 外転 180度 内転 0度 外旋 60度 内旋 80度 水平屈曲 135度 水平伸展 30度   これらが参考可動域と言われる、可動範囲の目安となります。 関節の柔らかい人はこれ以上に動くこともあり、動かないからと言ってダメと言うわけではありません。 ですが本来動く範囲として考えると、動きを悪くしている原因があるとも考えられます。 肩回りに気になる症状がある場合は、動きの悪い動きを確認し、動き悪い動作をより多く行いストレッチしてあげることで、柔軟性を作り出すことにつながります。 体操やストレッチを行う際に一つ目安にしていただければと思います。

冷房病 | 肩こり

冷房病

おはようございます。 昨日岐阜でも大雨となり、お隣愛知県では犬山市で川の氾濫も起きました。 今月に入り、九州北部豪雨と大雨が続いております。 被災地の方々、関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。 昨日とは打って変わって、今日は日差しが強く熱くなりそうです。 3連休で、プールに行くにはもってこいの日となりました。 これだけ暑いと冷房もフル稼働していると思います。 冷房を使い始めてから、体調がすぐれない、肩こり・頭痛がするなどの症状がある方が増えているように感じます。 冷房を使うことにより出る体の不調は、冷房病またはクーラー病と言われ、多くなってきているとされています。 外気温が高くなることにより、冷房の効いた室内との気温差が大きくなってきていることが原因の一つとされています。 人の持つ体温調整機能や恒常性機能が上手く働かなくなり、自律神経の乱れを引き起こしてしまっているのです。 特に冷房の効いた部屋の中では、体が冷やされることにより末梢の血流の減少・深部体温の低下を引き起こしてしまいます。 末梢血流が低下すると言うことは、筋疲労が蓄積されやすくなります。 蓄積した筋疲労が筋肉を硬くし、肩こりや腰痛などを引き起こしていきます。 肩こり・腰痛だけでなく、血流が悪くなることで食欲不振など夏バテの様々な症状が出ます。 暑いのを我慢することはいいことではありませんが、冷房の効かせすぎも体にとって負担になることもあります。 暑い季節に冷えを感じると言うことは本来ないことのはずです。 ご自身の体の働きを良くし、体の不調を改善していきましょう。 冷房病の方ににお勧めのツボが、気海(キカイ)です。 臍の下指2本分(1,5寸)のところに位置し、下腹部の冷えに対して効果があります。 下腹部が温まることで、内臓に熱を持たせることができます。 全身の冷えにも効果があり、冷房により冷えた体を温めてくれます。 また臍の神闕(シンケツ)と言うツボも近くにあるために、消化器系の改善・全身倦怠感の改善にも役立ってくれると考えています。 これから夏休みに入ります。 お子さんが家にずっといると言うことも増えるかもしれません。 一日中冷房により、体を冷やし続けてしまうことになるかもしれません。 外に出たときに暑さに負けてしまうことになるかもしれませんし、冷房病に知らず知らずなっているかもしれません。 暑い夏の本番は始まったばかりです。 夏をしっかりと乗り切れるように、冷房病には気を付けていきましょう。

春の肩こり | 肩こり

春の肩こり

おはようございます。 日差しがだんだんと強くなってきているのは感じますが、まだまだ暖かいとは言い切れませんね。 また昼中と朝晩との気温差が大きくなってきていますので、注意が必要となってきています。 春らしい春はもう少し先ですので、皆さん体調管理気を付けていきましょう‼ この時期気をつけないといけない体調管理が、花粉症となるのですが、この時期に増えるものとして肩こりがあります。 卒業式シーズンになりましたし、月が替われば入学式シーズン、またそれに伴う生活環境の変化が春にはどうしてもつきものです。 学年が上がるだけの場合は少し違うかもしれませんが、春は襟を正すことも多い時期になります。 普段感じないストレスを感じたり、忙しさで自律神経を乱してしまうと肩こりがひどくなるということもあります。 忙しいとなかなか感じることができませんが、体調の些細な変化を見落とさないようにしていきましょう。 また厚手の上着を脱ぎ始めるタイミングですので、それにより肩こりが増長されることもあります。 一日の中での気温差や、暖かい日と寒い人の気温差と、凍えることはなくなってきても体が冷やされてしまうことが多いことが原因となります。 寒い冬が終わりに近づき、体調がよくなるはずが体調が乱れてしまうなんてことにならないようにしていきましょう。 そんな時にお勧めなツボが「曲池」です。 鍼灸師なら誰でもが知っている有名なツボですし、鍼灸師でなくとも名前を聞いたことはあるかもしれません。 肘の外側、肘を曲げたときにできるシワの端にとります。 肩回りに気になる感じが出てきたとき、日ごろの体調管理の一環として、いた気持ちいいくらいで押してみてください。 頚から肩にかけて通る経絡に属しており、曲池を刺激することで、肩周りの筋肉が緩んでくれる効果が期待できます。 春は過ごしやすい季節ですが、まだ季節の変わり目ですので、しっかりと体調管理していきましょう‼

肩こり 衣替え | 肩こり

肩こり 衣替え

おはようございます。 肌寒い日と暖かい日が交互に来ているように感じます。 今日はいい天気で暖かくなってくれそうです。 日本では衣替えがあり、夏と冬とで着るものが違うために年に2回衣類の装いが大きく変わります。 冬物を引っ張り出すということは、今では少なくなっていると思いますが、上着を重ねて着るようにもなってきていますので、大分衣替えも住んできているのではないでしょうか? この衣替えの時期に合わせて肩こりが出る方がいらっしゃいます。 原因は上着の重さが肩に負担をかけてしまうことと、昨シーズン着れていたものが今シーズンにはサイズが合わなくなり、締め付けられてしまうことにより引き起こされると言われています。 まだ秋ですので、厚手の上着を着られることはないと思いますが、サイズが合わない服装は肩こりを増長させることがありますので気を付けていきましょう。 タイツなどの密着性の高いインナーの着用も、締め付けにより血行を悪くしてしまうことがあります。 全身の血行が悪いと肩こりにもつながっていきますので、肩回りだけでなく、お体全体で締め付けが強くならないようにしていきましょう。 また、体の一部を保温していても、それ以外の部分で熱が逃げるような服装は、体をかえって冷やしてしまうことにつながります。 一部だけよくても全体として肩こりや冷えを引き起こしやすくしていてはせっかくの保温も意味がなくなってしまいます。 特に冷えやすい肩回り・膝・足首はしっかりと保温できるようにしていきましょう。 今年は暖かい日と気温の下がる日がはっきりと出ています。 服装選びも難しいですし、朝晩と日中の気温差も差が大きく出ています。 簡単に調整のできるものを選ぶことが、この時期の肩こり対策として有効になります。 お体を冷やさないことと、気温に合わせた調整をしっかりとしていきましょう‼ 体が冷えやすいタイミングとして寝ているときもあります。 布団も厚手のものになってきていると思いますが、寝ている間にも体が冷えないようにしていきましょう。

秋と肩こりについて | 肩こり

秋と肩こりについて

おはようございます。 すっかりと秋らしくなり、朝晩と日中との気温差が大きくなってきましたので、今年は紅葉がきれいになるかもしれません。 標高の高いところでは見ごろかもしれませんが、平野部ではまだまだですが、見ごろを逃さないようにしないといけませんね。 さて寒くなってきたと言うことは、肩こりがひどくなる季節になってきました。 原因は気温による血行不良・筋肉の硬結が原因です。 冷えることにより体は熱を逃がさないように働きます。 血管は放熱をなるべくさせないように収縮し、熱を逃さないように作用します。 当然血行が悪くなりますので、筋肉の老廃物や疲労物質の除去が遅くなります。 老廃物・疲労物質がたまれば、筋肉は硬直していきますので、コリが生じてしまうことになります。 首や肩は、常に重たい頭を支えているところですので、コリが出やすいところになります。 秋になり肩こりが出てきた・ひどくなってきたという方は、少しずつ冷えの症状が出てきているのかもしれません。 また東洋医学の観点から考えると、秋は金に属します。 金とは五行の分類の一つで、肺・大腸経とかかわりの深い属性になります。 金の気が高くなると、五行の関係で木に属する気を克する(抑えてしまう)作用があります。 金の克する相手が木であり、秋は木の気が弱くなるタイミングとなります。 この木とかかわりの深い経絡が、肝・胆経です。 特に肝臓とかかわりが深いのが、筋と血となります。 肝は「血を蔵す」と考えられており、血液量の調整をしていると東洋医学では考えています。 西洋医学からみても、肝臓は門脈があり、多くの血液が流れ込むところであり、拍出量の28%もの血液が流れ込んでいるところです。 血流と肝臓はかかわりの深い臓器と言えます。 また肝は「筋を主る」作用も持っており、肝の疏泄の作用を受けて働きを発揮できると考えられています。 もちろん現代の観点からみても、肝臓がエネルギーの貯蔵庫であるため、筋肉が働くためには肝臓からのエネルギーの供給が必要になってきます。 要するに秋になり、肝の気が抑えつけられてしまうことにより、血行や筋肉に影響が出ると東洋医学では考えられてきたのです。 もちろん気は移り変わっていくものですので、秋になり金の気が高まることは本来のことです。 バランスが悪くなり、力関係が乱れてしまうことが、病気の原因となるのです。 外気やなど、周りの影響を体は知らず知らず受けていきますので、その時その時に応じた体調管理の方法をしっかりと考えていくことが大事になってきます。 健康管理の方法、古い言い方をすれば養生になります。 「衛生を守り健康の増進に心がけること」・「病気を治すように努めること」を意味しています。 秋から冬にかけては、寒さもあり体調を崩しやすくなりますので、皆さんしっかりと養生していきましょう‼

いかり肩 お勧めの運動 | 肩こり

いかり肩 お勧めの運動

おはようございます。 今週末は3連休ですね。 まだ夏休みとはいかないようですが、お出かけするにはいいタイミングになると思います。 当院は日曜・祝日も施術いたしておりますので、暑くなり疲労が出始めたと言う方、気になることがある方、お気軽にお声かけ下さいませ。 さてさて、以前いかり肩のことについて書かさせていただきました。 お出かけされると言うことは肩こりが出ると言う方もありますので、いかり肩にお勧めの運動を今日はご紹介させていただきます。 いかり肩に限らず、肩コリ自体にも有効でもありますので、お試しください!! まずストレッチの仕方ですが、いかり肩は、僧帽筋の上部線維・肩甲挙筋が硬くなっていることが多いです。 この2つの筋肉をしっかりと伸ばしてあげることが大事になってきます。 方法は、頭を伸ばしたい側と反対に軽く倒し、お顔を倒した側の肩に向けるように首を捻ります。 その体勢で頭を倒した側の手を使い、さらに頭を倒していきます。 頭を倒した側と反対の肩が上がってしまうと、うまくストレッチをすることができませんので、反対側の方を動かさないようにします。 無理に強く行う必要はありませんので、手を乗せるだけでも、手の重さによりストレッチ効果が高まります。 肩と頸の境目あたりがしっかりと伸ばされるのを感じれれば、しっかりとストレッチされています。 20秒ほど同じ姿勢をキープし、一度力を抜いて下さい。 その後反対側も同じように行います。 僧帽筋上部線維・肩甲挙筋ともにしっかりとストレッチを行うことができます。 次に運動ですが、いかり肩は肩甲骨が上方に引き上げられてしまっていることが多いです。 肩甲骨の上側と下側で、上側の筋力が強くなっているために起こってしまっています。 ですので、肩甲骨を引き下げる動きにかかわる筋肉を鍛えてあげることが重要となります。 僧帽筋の下部繊維や広背筋などを鍛えることが必要で、これらの筋肉に共通する動きは肘を後ろへ引く動きとなります。 肘を曲げ、肩の高さまで持ち上げます。 そこから、肘を後ろに引いていくのですが、肩甲骨をうまく動かせないと、運動の効果が弱くなってしまいます。 肘を引き、さらにそこから肩甲骨を背骨に引き寄せるように動かしていきます。 肩甲骨を背骨に引き寄せることがうまくイメージできない方は、肘を後ろに引き、止まったところからさらに肘を引くことで肩甲骨を動かすことができます。 肩甲骨をしっかりと動かすことで、僧帽筋の下部繊維・広背筋を鍛えることができます。 肩に力が入りやすいと言う方は、いかり肩様になってしまっているかもしれません。 肩甲骨を正しい位置に戻して、肩こりを解消していきましょう!! また当院として、肩こりの原因は頚にあることが多いと考えています。 肩コリが気になると言う方はお気軽にお声かけ下さいませ。

肩こり 頚椎症性神経根症 | 肩こり

肩こり 頚椎症性神経根症

おはようございます。 今日は梅雨の雨雲がどこかに行ってしまったみたいで、暑くなりそうです。 梅雨明けも間近かもしれませんので、暑さに負けないようにしていきましょう‼ さて、肩こりのことは多く書かさせていただいておりますが、肩こりがひどい時に腕や手が痺れるように感じる方もいらっしゃると思います。 痺れを伴う肩こりも実際にあり、多くは固くなっている筋肉が神経の通る隙間を狭くしてしまっていることが原因となってきます。 胸郭出口症候群・斜角筋症候群など、診断名も多くあります。 手や腕に行く神経は頚で脊髄から分岐していますので、肩の問題ではなく、頚に問題があることもあります。 頚椎症や頚椎ヘルニアなどがそうであり、どこに痺れがでいるのかにより、どの神経が障害されているかが変わってきます。 今書かさせていただいたものは、以前にこのブログの場にて書かさせていただいておりますので、今日は「頚椎症性神経根症」について書いていきます。 すこし長い名前になっていきますが、頚椎症の中に含まれ、神経根というところを障害してしまっている病気になります。 神経根とは、背骨から神経が分岐した根元のところになります。 背骨の隙間を通っているところにあたり、何らかの理由により、隙間が狭くなると圧迫など障害を受けやすい部位になります。 ですので、頚椎症性神経根症と言うのは、頚椎症が原因で神経が障害を受け、手や腕に痺れなどの神経障害が見受けられるものとなり、頚椎症との違いは神経症状が伴うか伴わないかが大きな違いとなります。 頚椎症自体が、頚椎の変形の可能性もあり、変形が神経にあたってしまってることなどが考えられます。 詳しくは画像診断となりますが、どの体勢で痺れが出るのか、またテスト法により特定していき、頚椎症なのか、頚椎症性神経根症なのか、はたまた異なる問題により、痺れが出てしまっているのか原因を探っていきます。 先ほども書いたように施術の内容としては、頚椎症と大きくは変わらず、狭くなっている部位の改善や、周りの固くなっている筋肉に対して施術を行い、神経の障害が出ないように、頚・肩のこりが改善していくように施術いたしております。 また頚の動きの悪い方には、肘や手首のツボを用いて、動きの改善も行っております。 肩こりや、腕の痺れなど気になることがございまいたらお気軽にご相談くださいませ。

肩こり いかり肩 | 肩こり

肩こり いかり肩

おはようございます。 朝から快晴で気持ちのいい日ですね。 梅雨に入ったばかりなのですが、関東の一部地域では取水制限がなされるようです。 岐阜は水不足になりにくい地域ですが、この時期に早くも取水制限ですので、このまま雨が降らずに行くと、ところによっては深刻な水不足になってしまうかもしれません。 梅雨は嫌な時期ですが、ある程度の雨はしっかりと降ってもらいたいですね。 さてさて梅雨時期は肩こりが出やすい時期です。 以前なで肩のことを書きましたので、今日は『いかり肩』について書いていきます。 前回同様、判断基準は鎖骨とさせていただき、鎖骨の外側が内側よりも高い位置にある場合をいかり肩とさせていただきます。 いかり肩の方は、肩甲骨が高い位置にあるために鎖骨の外側も引き上げられていると言えます。 肩甲骨を引き上げる働きをする筋肉、主に僧帽筋の上部線維・肩甲挙筋の2つの筋肉に硬さが出てしまい、常に引き上げていることが多いです。 常に肩をすぼめている形となりますし、この時使っている筋肉の僧帽筋の上部線維・肩甲挙筋の硬さは肩コリに直結してしまいます。 いかり肩の方でも普段はあまり肩こりを感じない方もいらっしゃいますが、この梅雨時期は症状として出やすい時期ですので、僧帽筋・肩甲挙筋の硬さを少なくしていきましょう!! そこで今日は、いかり肩の方にお勧めのツボをご紹介させていただきます。 ○神門(シンモン) 手首の曲げた時にできるしわの小指側の端にあるツボです。 骨と骨との間に少しくぼみがあります、そのくぼみに位置しています。 肩甲挙筋の上を通る小腸経に属し、肩コリに効果的なツボの1つです。 ○中衝(チュウショウ) 手の中指のつめの生え際の親指側にあるツボです。 僧帽筋の上部線維の引き延ばされる動きである、頭を横に倒す動作で、頚肩周りの筋肉にツッパリ感などがある方にお勧めのツボです。 いかり肩の原因は僧帽筋の上部線維・肩甲挙筋の硬直と当院では考えています。 この2つの筋肉の硬直を取り、肩こりを改善していきましょう!! 気になる方はお気軽にお問い合わせください。

なで肩の方にお勧めの運動 | 肩こり

なで肩の方にお勧めの運動

おはようございます。 すこし湿度が出てきているように感じます。 昨日小雨が夜にぱらついたせいかもしれませんが、梅雨が近くなってきているようにも思います。 梅雨入りすると、寝起きのすっきりしない感じや、朝からモワっと嫌な感じがありますので朝からすっきりしない事も多くなります。 気持ちよく朝起きれることで、いい1日のスタートとなります。 気持ちよく目覚めれるように皆さん体調管理しっかりしていきましょう!! さて今日は前回なで肩の肩こりについて書きましたので、なで肩解消の運動を御紹介させていただきます。 なで肩のかたは、肩の上部の筋肉の低下が見られることは前回にも書かさせていただきました。 肩上部の筋肉は肩甲骨を上に引き上げる働きを持つ筋肉です。 引き上げる筋肉の筋力が低下していますので、肩甲骨の位置が下がり、肩自体も下がっています。 肩甲骨を引き上げる筋肉の力を高めてあげることで、肩甲骨が正しい位置に近づきなで肩を解消していけることになります。 スポーツジムなどではシュラッグ、健康体操の場では肩すぼめ運動と言われている運動があります。 動作は簡単で、両肩を耳に近付けるように真上に引き上げる運動です。 簡単な運動ですが、いくつか注意点があります。 その1、背筋をまっすぐ伸ばすこと 背筋がまっすぐ伸びていない状態で運動を行うと、肩の上部にある筋肉ではなく、背筋を使うことになってしまいます。 背筋を使っていると言うことは鍛えたい筋肉と違う筋肉を使っていますので、運動の効果が落ちてしまいます。 しっかりと背筋を伸ばして行いましょう!! その2、両手を体の横にしっかりと置く 猫背のある方などは肩が前に出てしまっている方もあります。 正しい位置で運動を行うためにも、腕はしっかりと体の横につけましょう。 その3、顎をあげない 小さいこととお思いになるかもしれませんが、顎が上がることでも使う筋肉に差が出てきます。 しっかりと肩の上部の筋肉に刺激を加えるためにも顎をあげずに行いましょう。 では行い方ですが、注意点の説明でだいたい分かられたかもしれません。 立つか座るかの姿勢で、しっかりと背筋を伸ばし、両腕を体の横におろします。 両肩を耳に引き上げるように真上に持ち上げます。 持ち上げた状態で5秒ほど保持し、一気に力を抜きます。 一気に力を抜くのは、筋肉の特性を利用するためで、収縮した後に緩む性質を筋肉は持っています。 一気に力を抜くことで、周りの硬くなった筋肉をる緩めることにもつながります。 肩こりにも効果的と言われている理由です。 目安としては10回ほどを朝と晩に行っていただければ、なで肩の解消につながっていくと考えています。 肩上部の筋肉を鍛え、同時に肩周りの筋肉の硬さを取り除いていく。 なで肩、肩こりが気になっているかたはぜひお試しください。 分からない点やご質問がありましたらお気軽にご連絡くださいませ。

なで肩による肩こり | 肩こり

なで肩による肩こり

こんにちは。 ここのところ日中は夏日になってきました。 学校ではプール開きもそろそろかもしれませんね。 暑い中でプールに飛び込む、学生のころは待ち遠しかったものでした。 さて、夏になると薄着になっていきます。 個人的に気になるのがなで肩の方が目につくようになってきます。 冬は厚着であまり目立たないと言うか、感じないのかもしれませんが、夏になると感じてしまうことがあります。 一種の職業病なのかもしれません(^_^;) なで肩と肩こりは非常に深く関連していますので、今日はなで肩による肩こりについて書いていきたいと思います。 まずなで肩の基準ですが、専門的には角度を測り計測となります。 簡単にわかる方法ではありませんので、鎖骨による判断基準をここでは使わせていただきます。 鎖骨による判断基準とは、鎖骨の両端の高さによる判断となります。 両端がほぼ同じ高さの場合は、正常であり、内側に比べ外側が下がっている場合をなで肩といいます。 ちなみに外側が高くなっている肩をいかり肩といいます。 この両者はどちらも肩こりになりやすいのですが、硬くなる筋肉に差があります。 今回はなで肩を書かさせていただき、いかり肩については別の機会に書かさせていただきます。 鎖骨の外側が下がっているのがなで肩になるわけですが、原因は生まれつきの骨格や筋肉量などがあります。 特になで肩は筋肉量の少ない方がなりやすいため、細身の女性に多い傾向にあります。 そしてなで肩の方は、僧帽筋の筋力が落ちている傾向にあります。 僧帽筋は肩甲骨を持ち上げる働きを持ち、肩の動かす際にも働く筋肉です。 また体の中でも比重の大きい頭を支える筋肉でもありますので、僧帽筋の働きが弱くなり肩こりになっていると考えられます。 肩甲骨を持ち上げる筋肉は、僧帽筋の他にも肩甲挙筋という筋肉があります。 僧帽筋とともに働くのですが、なで肩の方は僧帽筋の働くが弱いので、肩甲挙筋の負担が増えてしまいます。 そのためより肩こりを引き起こしやすくなってしまいます。 なで肩の方は僧帽筋の働きが弱く、肩こりにつながっていると言うことです。 僧帽筋をしっかりと動かし、うまく働いてくれるようにしていくことで、なで肩の方の肩こりは落ちるいていくと考えています。 もちろん肩甲挙筋の硬さをとることでより肩こりの解消につながります。 なで肩が気になっている方、つらい肩こりの方、ぜひ一度ご相談くださいませ。

肩こり 高血圧との関連 | 肩こり

肩こり 高血圧との関連

おはようございます。 バレーボールのリオ五輪の最終予選が行われています。 テレビ中継もされていますので、皆さんもご覧になられていると思います。 2連勝!! 女子は世界ランクも上位ですので、五輪出場はこのままいけば確実と言う感じでしょうか。 いい結果をしっかりと残してほしいですね。 さてさて肩こりの方で、ある程度の年齢になってくると多くの方が高血圧もある方が多くいらっしゃいます。 肩こりも多くの方が感じてみえますし、高血圧も多くの方がお薬を飲んでいますので、それが普通のように思っている方もいらっしゃるのかもしれません。 そこで肩こりと高血圧の関連について今日は書かさせていただきます。 まずもって肩こりとは、肩周りの血流が悪くなって筋肉が動きにくくなっている状態のことです。 高血圧とは、心臓の送り出す血液による血管を押す力が高まっている状態のことで、最高血圧が130を超えると高血圧と言われてしまいます。 ではこの2つは関連はあるのでしょうか? 関連があると言うことは肩こりが高血圧を引き起こしたり、高血圧が肩こりを引き起こすと言うことになります。 個人的な見解ですが僕の考えでは、肩こりが高血圧を引き起こす可能性はあると思います。 ですので関連はあるように思っています。 筋肉が硬くなると言うことは、血管に外から力がかかることになります。 血圧は内側から血管を押す力ですが、小さいホースを通る時には圧が高まってしまいます。 ですので、結果血圧が高まると考えられると捉えています。 はりきゅうで血圧が低くなったと言うことも耳にしますし、はりきゅうの適応症のなかにも高血圧が含まれています。 ※詳しくはこちらをご参照下さいhttp://www.harikyu.or.jp/general/effect.html 難しい研究の中では、鍼灸の効果として交感神経活動の抑制、末梢血管抵抗の低下があるとされています。 交感神経活動の抑制とは副交感神経の働きが高まると言うことで、心臓でいえば心拍数と拍出量の低下が起こります。 一度に送り出す量が減りますので、血圧もさがってくれます。 また、末梢血管抵抗の低下と言うのは、血液が流れやすくなっていることを意味しますので、こちらも血圧が下がることになります。 ですので、はりきゅうを行い肩こりを改善していくことは血圧を下げる効果も期待できると言うことになります。 肩こりと高血圧関連があるのかないのか、今後見解が変わることにより答えは変わっていくかもしれませんが、今のところ、また個人的な見解を含みますが、肩こりと高血圧は関連があると考えています。 もちろん他の意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。 高血圧が気になると言う方、肩こりを改善することにより血圧も正常に近づくかもしれませんよ。 気になられる方はお気軽にご相談くださいませ!!

東洋医学 肩こり | 肩こり

東洋医学 肩こり

おはようございます。 数日雨が続きましたが、昨日からいい天気になってくれました。 僕はほぼ建物の中にいますが、少し外に出るといい陽気で気持ちよく感じます。 いい陽気はうれしいですね!! さていろいろと肩こりについて書いてきました。 今言われていること、また様々な疾患について、僕の見解を書いてきたのですが、東洋医学から診た肩こりについてまだ触れていませんでしたので、今日は書いていきたいと思います。 はりきゅうは気の流れを中心とした、東洋医学が元々の流れです。 現代的なはりきゅうも多くなってきていますが、東洋医学にもいいところはいっぱいありますので、当院は両方とも取り入れております。 肩こりだけでなく、様々な症状について考えていくことができますが、まずは肩こりから行きたいと思います。 五行と言う言葉は一度は耳にされたことがあるかと思います。 「木」「火」「土」「金」「水」の5つで、自然界における気の流れの相互関係のことです。 五行それぞれに臓腑があり、木=肝・火=心・土=脾・金=肺・水=腎となっています。 そのなかでも肩こりに関係の深いものが肝になります。 肝は筋を主るとされ、肝の働きが落ちてしまうとうまく筋肉の働きが弱くなってしまいます。 また五部という「五臓身体背面における支配部位」においても、肝は後頚を支配しており、肝が失調すると頚周りに緊張やこり・痛みが現れます。 次に五変と言う考え方でいくと、肝=握となります。 五変とは、五臓の損傷により身体にあらわれる変化のことで、肝が損傷されるとこぶしを強く握るようになります。 イライラしているとついつい握ってしまうと言う方もいらっしゃると思います。 そうなると当然肩周りも凝っていたり、力が入ってしまっています。 もちろん原因は肝だけとは限りませんが、主だって肩こりと肝の関係性について書かさせていただきました。 肩こり解消のためには、ストレスをためない事が今の言われていることですが、東洋医学からすれば肝を良い状態にしていくことで肩こりを解消していけると考えます。 すこし馴染みにくい考え方ですが、東洋医学で診るお身体と言うも知っていただければと思い書かさせていただきました。 現代医学・東洋医学の枠にとらわれすぎないように考えていますので、ご質問等ありましたらお気軽にご連絡くださいませ。

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