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五十肩

おはようございます。

台風からの影響なのかやや天気が崩れるようになってきました
暑さがそこまでなので助かりますが、雨と言うのは嫌なものですね( 一一)

昨日、肩こりについて書きました。
その中で「五十肩」と言う言葉だけ出したしたので、今日は五十肩について書いていきます。

五十肩とは、50歳前後で発症することが多いため、その名前が付いていますが、正式には「肩関節周囲炎」と言います。
肩関節周囲炎という名前の通り、肩関節の周囲で炎症を起こし、痛みや可動域制限、動かせる範囲が狭くなる症状が出るものを言います。

周囲で何が炎症を起こしているかと言うと、筋肉や、関節を包んでいる膜関節の周囲で動きを良くする液を出す組織の関節包が炎症を起こしていることが多いです。
それぞれどこの何が炎症を起こしているかによって、細かく名前も付いており、五十肩だからと言って全てが同じことと言うことではないのです。

動きの角度や、動かし方によって、どこが原因なのかをしっかりと見極め、対応していくことが大切と考え一つ一つしっかりと判断していっております。
手が挙げれないということだけに意識が向いてしまっていますが、肩を捻る動作により、痛みを引き起こすことになっている方も多く、筋肉がうまく伸び縮み出来ていない方も多いです。

痛みなく動かせる範囲をしっかりと作っていき、最終的には痛みの消失と、可動域の確保を行っていきますが、時間のかかるケースもあります。
これは五十肩の経過として回復期に入るのが半年後とされていることもあるため、皆様のお身体、症状次第とも思いますが半年ほどかかることもあります。

ですが原因部の炎症を早期に取り除いていくことによって、期間を短縮させることは可能かと思っておりますし、それにより動かすことが楽になり、症状の改善につながっていくものととらえています!!
ひとつひとつの症状ごとに書いていきますと、非常に長くなりますので、今日は総論的に書かさせていただきましたが、五十肩=ただ腕が上がらないという訳ではなく、どこが炎症を起こしているかによって、痛みの出方が変わるのです。

肩関節の構造的な問題もあり、どの動きでも痛みが出てしまう場合もありますが、施術を繰り返していくことにより、痛みが和らぎ、原因部をはっきりとさせることにもつながっていきますので、長く肩の痛みに悩まされて見える方は腰を据えて施術を受けていただきたく思います。

細かくはまた書かさせていただきますが、ご質問等ありましたらお気軽にご連絡ください!!

五十肩 | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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