投稿日:2016.07.08 最終更新日:2023.04.12
食欲不振について
おはようございます。
昨日は七夕でしたね。
てっきり忘れていましたが、当院の願い事は、皆様に取りよりよい院になっていくことです。
まだまだ改善に時間のかかる方もいらっしゃいますので、多くの方の悩みを出来る限り早期に改善していけるようになっていくために、今後も頑張っていきたいと思います!!
さてここのところ数日は暑かったです。
今日からは天気が崩れがちですので、気温は上がりきらないと思うのですが、これからは毎日気温が高くなります。
暑くなると食欲がなくなる、そういった方も多いと思います。
暑さで体力が奪われ、内臓の機能が低下してしまう・冷たいものを飲み、胃腸の働きを弱めてしまうなど、夏場は胃腸の働きが弱くなる可能性があります。
まだ暑さの本番ではないですが、今から胃腸を弱らせないように準備していきましょう!
そこで、食欲不振に効果的なツボを今日はご紹介させていただきます。
まずは、中脘(チュウカン)
以前も胃腸の働きを高めてくれるツボとご紹介させていただきました。
胃の募穴(ボケツ)と言われ、多くの胃腸の疾患に用いることができます。
みぞおちとおへそのちょうど真ん中に取り、胃の調子の悪い時には少し痛みを感じると思います。
この中脘、食後すぐには胃が張っていますので、逆効果になることがありますので、食後すぐは刺激をしない方がいいと思います。
次に、天枢(テンスウ)
こちらもお腹にあるツボで、おへその真横2寸のところにとります。
2寸とはご自身の人差し指・中指・薬指の第1関節部の幅です。
両側にあり、胃疾患だけでなく、消化器系に対して効果があります。
また冷え性にも効果的とされているツボですので、冷たいものの飲み過ぎで、内臓が冷えている方は、蒸しタオルなどで温めてあげることがいいと考えています。
次に内関(ナイカン)
食欲が低下し、胃のむかつきや胸やけなどが出た時にお勧めです。
食欲が低下しても食べないわけにはいきません。
食べると胸やけしてしまったと言うご経験をされている方はぜひ覚えておいてください。
場所は、手首の中央から肘に向かい、2寸のところにあります。
2寸ですので、先ほどの天枢どうように指3本分です。
胃のところに溜まった気を下に送ってくれると言われているツボで、胃の働きを改善させると言われています。
夏はお盆休みもあり、お酒の機会も増えるかもしれません。
胃の働きを助けてあげることは、食欲不振だけでなく、日ごろの体調管理にも必要なことと思いますので、胃の調子が気になる時に、使ってみて下さい。
また疲れをためない事が循環をよくし、お身体の調子を整えることにもつながります。
暑さで疲れやすくなっていきますので、なるべく疲れをため込まないようにしていきましょう!!