JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

2016年9月

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天気痛・気象病 | 症状

天気痛・気象病

おはようございます。 台風も多いですし、秋雨前線の影響でここのところ雨が降り続いています。 涼しくなってきてくれたとはいえ、これだけ雨が続くと体調も崩しやすくなってしまいます。 特に雨が降ったり、天気が崩れるときに、頭痛や肩こり、腰痛がひどくなるというご経験をされている方も多いです。 これは天気痛または気象病と言われるもので、確証はまだないものの関連があるものとしてとらえられるようになってきました。 引き起こされることには個人差があり、多くの方は肩こり・腰痛ですが、手術を過去にされたことがある方などは、手術の痕が痛んだり、古傷と言われる以前の大きな怪我のところが痛んだりもします。 また、めまいやふらつきなども引き起こされてしまいます。 これらが引き起こされる原因として言われていることが気圧の問題で、耳に異常が起きて痛みが発生しているのです。 耳と言っても内耳の部分のことで、内耳の役割は傾きや加速などバランスをとる役割を持っています。 言わゆる三半規管と言うところです。 三半規管にはリンパ液が詰まっており、気圧が変化するとこのリンパ液に動きが生じてしまいます。 当然平衡感覚には目からの情報も大きくかかわっており、目からの情報と内耳で感じた情報とにズレが生じてしまいます。 その為にめまいやふらつきが起きてしまいます。 また情報にズレが起きているため、脳では情報を投射するときに大きなストレスがかかっており、神経の興奮が大きくなります。 この大きな神経の興奮が、体全体に影響し、肩こり・腰痛・古傷などの痛みを感じてしまうのです。 大きな気圧の変化は、エレベーターに乗ったときや、飛行機などで感じることがありますが、天気により小さく変化が起きてしまっているのです。 ストレスを感じると脳の働きが悪くなってしまいます。 特に痛みを抑える働きは影響が強く、ストレスがかかっているときほど痛みなどを感じやすくなってしまいます。 普段からストレスを減らしていければ、天気痛・気象病も起きにくくなります。 また神経の働きが関係しているわけですので、神経の興奮が高まりすぎないように日ごろから神経を落ち着かせることができれば、痛みの軽減につながると考えています。 天気が崩れると肩こりがする、腰が痛くなってきたから雨が降るなど、天気痛・気象病と思われることをご経験されている方は多いはずです。 ましてや今年は台風も連続してきていますし、大雨も多くなっています。 不快な痛みや体調の悪さを減らすためにも、天気痛・気象病に対してしっかりと対応していくことが必要かもしれません。 ましてやこれから寒くなり気圧とともに気温の問題も引き起こされるようになっていきます。 早め早めに対処していきましょう。

ツボ刺激による可動域拡大 | はりきゅう

ツボ刺激による可動域拡大

おはようございます。 早くも9月の終わりになってきました。 まだ早いですが、今年も残り3か月になります。 今年もいい一年だったと思えるように、3か月しっかりと頑張っていきましょう‼ さて10月に入るということは、運動会シーズンです。 ゴールデンウイークに学校の運動会は終えられているところもあるかもしれませんが、10月には市民運動会があります。 運動を普段からされている方も多くなってきていますが、運動の仕方も異なります。 お怪我をなされないようにお気を付けください。 さて当院ではお体に合うツボを探す方法として、可動域の変化をみさせていただいています。 可動域が狭くなり、お体に負担がかかっていることも多く、ツボを刺激することにより可動域に変化が出ることもあります。 運動時は普段よりも関節を動かす角度が大きくなり、筋肉の収縮も強くなります。 その為に肉離れなどを引き起こしやすいのですが、運動に必要な可動域を確保してあげることで、怪我の発生のリスクを少なくすることもできます。 例えば、お体を前に曲げることがしずらいという方であれば、膝の真後ろにある委中(イチュウ)と言うツボや内踝の後ろにある太谿(タイケイ)と言うツボで反応をみさせていただくことが多いです。 変化の出る方であれば、体を曲げやすい感じが出ますし、ツボを刺激する前よりも曲がる角度が多く来なることもあります。 すべての方に当てはまるわけではありませんし、違うツボで反応の出る方もいらっしゃいます。 お一人お一人にあったツボを選択することで、効果も出やすくなります。 直接その部位を刺激しているわけではありませんので、神経的な作用が用いているものになります。 神経の興奮や緊張をゆるめ、関節の働きをよくしてくれています。 その為、運動前にツボを刺激することでお体を動かしやすできると考えています。 運動会シーズン、運動前にツボを刺激しお怪我を防ぐとともに、動かしやすい体で運動していきましょう。 体をまわす動作がしにくいという方は、外踝の上、人差し指・中指・薬指の3本を合わせた幅2回分のところにある陽輔(ヨウホ)がおすすめです。 もちろん日頃の疲れをとってから、運動をすることが望ましいですが、なかなかお時間をとることができない時もあります。 そんな時はぜひお試しください。 ツボが分からなかったり、今書かせていただいたツボでは反応が出ない方など、気になることがありましたらお気軽にご質問くださいませ。

肘部管症候群 | 症状

肘部管症候群

こんにちは。 昨日はずっと雨・風が強く、1日台風の影響が出ていました。 太平洋を主に進んでくれましたので、岐阜は直撃はせずに済んでくれました。 台風被害の多い年ですので、今後も気を付けていきましょう。 さてさて、腱鞘炎・手根管症候群と書いてきましたが、痺れを引き起こすものは何も手首だけとは限りません。 もちろん頚・肩から痺れを引き起こすものもありますが、肘で痺れを引き起こすこともあります。 肘をぶつけたときに指まで痺れが走るご経験は、誰もが一度は経験していると思います。 そこで今日は肘から痺れや痛みを引き起こす肘部管症候群について書かさせていただきます。 肘部管症候群の主な症状は、手の指、特に小指と薬指の痺れや、手の動かしにくさになります。 痺れやを放置しておくと、指の変形も起きてきたり、手のひら小指側のところ(小指球)の筋肉が痩せていきます。 原因はと言うと、加齢に伴う変性や小さい頃の骨折が原因となったりもしますが、多くは使い過ぎによるものです。 肘の内側を通る神経を尺骨神経と言い、肘の尺骨神経の通る部分を肘部管(チュウブカン)といいます。 骨と骨とに挟まれ、筋肉・靭帯もあるため、圧迫が起こりやすくなっています。 神経が圧迫されることにより指に痺れが起こり、それが続くことにより運動機能の低下を起こすのです。 整形外科では、圧迫部を開放する処置がとられることもあります。 鍼灸では、使い過ぎによる筋疲労を取り除いたり、血行をよくすることで、神経圧迫を改善したり、神経の働きの改善を行っていくことが多いです。 重いものを持ったり、腕をよく使う方で、指に痺れがあったり、物をつかみにくくなってきているという方は、手の問題とは限らず、肘に問題があることがある可能性もあります。 肘の内側の出っ張った骨のところを内側上顆といい、そのすこし手首側を叩くと小指に痺れが出る方は、肘部管症候群かもしれません。

冷えの出始めるころです。 | はりきゅう

冷えの出始めるころです。

おはようございます。 月曜日が敬老の日となり、今日から3連休の方も多いと思います。 また来週は、秋分の日もあり木曜日も祝日となります。 祝日がつながり、シルバーウィークとはいきませんが、お休みの時は有意義にお時間をお使いください。 さて、季節はもう秋めいてきており、夜などは涼しくなってきています。 今まで通り夏の生活をしていると、体調を崩しかねませんのでご注意ください。 涼しいということは、体から熱を奪われ始めていることになります。 また季節的にも冬に向けて陰の気が強くなっていきます。 陰の気の性質として、冷たいということもあり、だんだんと体自体も冷えやすくなっていきます。 今は夏場でも冷え性というものが起きてきていますので、季節はあまり関係なくなってきていますが、これからが冷えの本番の季節となります。 冷えを感じてから対処していくのではなく、体が冷えないようにしていくのも方法の一つと考えています。 暖かいものを摂取する機会も多くなります。 急激に体を温めることは、末梢から熱の放出を促進させ、より冷えてしまうこともありますので、少しずつ摂取していくことがお勧めです。 冷えている自覚はなくても、体が冷えにより硬直し、ぎっくり腰などを起こすことも多くなる時期です。 冷えは万病のもとと言われています。 現代では多くの方が冷えによる様々な症状を抱えていますので、冷えに対してしっかりと対応していきましょう‼

内出血について | 美容

内出血について

おはようございます。 今週末は敬老の日を含む3連休です。 秋分の日がうまく重なると、シルバーウィークで大型連休になりますが、今年は飛び石となりました。 3連休お休みの方は、有意義にお使いください‼ 当院は日曜祝日も休まず施術いたしておりますので、もしお体に気になることがございましたら、お気軽にお声かけください。 さて、当院に問い合わせの多い内容について、以前往診について書かさせていただきました。 今日は「内出血」について書かさせていただきます。 この内出血のご質問については多くの方が、美容鍼のご質問の中でされることがあります。 確かにお顔に鍼をうち、内出血となることは避けたいとお思いと思います。 ですが、鍼をうち内出血が絶対に起きないとは言えません。 当院としても極力起こさないように細心の注意を払いながら施術を行ってはいますが、皮下組織に以下に鍼を入れていく以上、出血を伴うこともあります。 それが皮内でおきれば内出血となってしまうために、絶対的に起きないとは言えません。 太い血管は避けて鍼を入れていますが、体のいたるところに張り巡らされている毛細血管は、肉眼で確認できるものではありません。 また物質の交換を細胞としているために、非常に薄い構造となっているため、血管壁が壊れやすくなっています。 ですので、出血や内出血が絶対に起きないということは言い切れないのが現実です。 当院の美容鍼の行い方は、主に刺さない鍼の鍉鍼(テイシン)というもので行っていますので、ご説明の際にはお伝えさせていただいていることです。 刺す鍼を用いるところは、左右合わせて10程度ののツボとなります。 美容鍼の中では少ない本数ではないかと思われ、内出血を起こす可能性も低くなります。 低いだけで起きないとは言えませんが、安心材料にはなるのではないかと考えています。 鍼をお顔に入れたのち、鍉鍼で、さらにツボを刺激していき、お顔のリフトアップにつなげていきます。 0.1%であっても起きる可能性があるために、内出血のご質問に対しては、「起きないとは言えません」とお伝えさせていただいています。 またツボを刺激した後に発赤といい、赤くなることがあります。 血液循環が良くなり起きている現象で、いいことなのですが、気になる方にはお休みの日や、お仕事帰りなどにお立ちよりいただくように合わせてお伝えしております。 だいたい30分から1時間くらいで、発赤は治まります。 お顔は目につくところのため、わずかなことでも気になる場所です。 まだよくわからないことがある場合や、より詳しく説明が必要な場合にはお答えさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お灸フェスin岐阜 ご参加いただきありがとうございました。 | 御挨拶

お灸フェスin岐阜 ご参加いただきありがとうございました。

おはようございます。 昨日はお灸フェスin岐阜、開催に当たり当院お休みとさせていただき、ご迷惑をおかけいたしました。 また会場において、多々至らないところもあったかもしれません。 運営に参加させていただくのが初めてのため、不手際などお許しくださいませ。 さて実際にはと言いますと、多くの方にご参加いただき、お灸フェスが無事に開催できました。 鍼や灸に多くの方がご興味を持っていただけていると、感じることもできましたので、個人的にも大成功となったと思っています。 スケジュールの都合など、ご参加できなかった方もいらっしゃると思います。 このお灸フェスの活動は、全国的にも行われている活動ですので、また次の機会を設けることができましたら、是非ともご参加していただきたく思います。 鍼・灸が身近にあり、皆様の健康作りに一役買えるようになるために、今後もこのような活動にはできる限り参加していこうと考えています。 ご迷惑をおかけすることになるかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

手根管症候群 | 症状

手根管症候群

おはようございます。 昨日の台風は早くに温帯低気圧に変わり、岐阜は雨は降りましたが、大きな影響もそれほどなく済んでくれました。 うれしい限りです。 また明後日、日曜日は、鍼灸師主催のイベント「お灸フェス」に参加いたしますので、当院臨時にお休みとさせていただきますので、ご了承くださいませ。 さてさて、先日腱鞘炎のことを書かさせていただきました。 手首に違和感を感じる方は多く、腱鞘炎以外にも多くの疾患があります。 今日は指の痺れを伴う、手根管症候群について書かさせていただきます。 主な症状は、人差し指と中指の痺れで、痛みも出ます。 特に顕著に出るのが明け方で、寝て起きると痛みが出てしまいます。 ひどくなると、親指・薬指にも痺れが広がり、手のこわばり感も出てきます。 また母指球がやせてくることで、OKサインがしずらくなったり、できなくなります。 手根管症候群は手首のところ、手のひら側で、横手根靭帯という靭帯の下を通る正中神経が圧迫されることにより、引き起こされます。 原因ははっきりとしておらず、妊娠期や出産期・更年期の女性に多いため、女性ホルモンと関係があるとされています。 横手根靭帯の下を通るのは正中神経だけでなく、9本もの筋肉の腱が同時に走行します。 使い過ぎによる腱の肥厚などや、むくみなどがあると手根管症候群が発症することが多く、手首の動きにかかわる筋肉をいい状態に戻してあげることにより、痛みや痺れの緩和ができると考えています。 手首を叩いた時に、指に痺れが出る方や、手首を深く曲げ保持をすると痛みが出る方などは、手根管症候群の可能性の高い方になります。 痺れの原因はさまざまあり、頚・肩・肘・手首と関節ごとに痺れを誘発する可能性があります。 どこに原因があるかをはっきりとさせることで、改善が期待できます。 気になる痺れのある方は、お気軽にご相談くださいませ。

また台風 | 時事

また台風

おはようございます。 朝からいい天気ですが、今日は夜から台風の影響がでる模様です。 今のところ暴風域を伴っていませんが、雨が非常に強く降ることも考えられます。 太平洋側を通り、東海地方にも影響は強く出る可能性もあります。 明日の朝にかけて気象情報や、災害情報はこまめにチェックしていきましょう。 8月後半から台風の来るペースが非常に早く、次々に日本に来ているように思います。 大雨の降ったところに、さらに大雨となれば、土砂災害の危険も出てきてしまいます。 前回が多くの範囲で水害がありましたので、今回の台風には災害がなく通過してもらいたいです。 今回だけでなく、毎回そうであってほしいのですが、被害の出た地域が多い今は、特にそう思います。 普段と勝手が違う生活は、疲れも出やすいです。 窮屈な姿勢により、健康被害も出てしまいます。 被害にあわれた方はくれぐれも体調を崩されないようにご注意くださいませ。

往診について | はりきゅう

往診について

こんにちは。 ブログの場でお伝えさせている、「お灸フェス」が今週日曜日に迫ってまいりました。 当院臨時ではありますが、お休みとさせていただきます。 ご迷惑をおかけしますが、お間違えのないようによろしくお願いいたします。 さて当院にお問い合わせの多い内容で、往診についてがありますので、今日は往診について書かさせていただきます。 往診とは、当院にお通いいただくのではなく、こちらから出向き施術をさせていただくものです。 多くは、通院ができない方を対象としていることが多いのですが、当院はご希望の方には、往診にて施術を行っております。 歩けて、自分で移動はできるが、家を空けることができないということも耳にするようになってきたため、ご希望の方には往診をさせていただきたく考えております。 施術料にプラスで往診費がかかりますが、ご自宅に居ながら施術を受けていただくことができます。 往診費は距離にもよりますので、一概には言えませんが、自費の場合は施術料にプラス500円~2000円ほどとなります。 また歩行困難など安静を必要とする場合には、医師の同意があれば健康保険にて往診も行うことができます。 同意において往診にも同意をしていただくことが必要です。 健康保険で往診を行う場合は当院より直線で16キロの範囲内となります。 当院より直線6キロ、はりきゅう2術の場合、往診費4200円 はりきゅう施術料1540円が施術にかかる金額となり、ご負担割合を患者様がお支払いいただく金額となります。 1割の方は570円(10円未満四捨五入) ※初回は初見料が加わり、740円 往診費は実際の移動により距離が変わりますので、金額が低くなることもあります。 多くお問い合わせいただいている内容でしたので、この場で書かさせていただきました。 ご不明な点や気になることなどがございましたら、お問い合わせください。 ご理解いただけるように、ご説明させていただきます。

夏の疲れで秋に調子が悪くなる | はりきゅう

夏の疲れで秋に調子が悪くなる

おはようございます。 今日から9月です。 夜涼しくなってきていますし、鈴虫やコオロギの鳴く声も聞こえてくるようになりました。 まだまだ暑い日もあるようですが、秋に季節はなってきているように思います。 さて夏は暑さと、いろいろな行事があり体もつかれています。 その疲れをそのままにすることで、秋に体調を崩す方が多くなっていていると言われるようになりました。 「秋バテ」と言われるものです。 疲れを感じる、食欲がない、ボーっとする、朝なかなか起きれないなど、が症状としてみられます。 僕個人も最近朝なかなか起きれません。 僕の場合はいろいろと行っていると、寝る時間が遅くなってしまうことが多いことが原因なのですが、日ごろと変わらない生活をしていて、症状が出てきてしまっている方は、要注意です。 秋バテの主な理由は、夏の食生活にあり、体を冷ますためにも、冷たいものを多くとってしまいます。 それにより、胃腸の働きが悪くなり、栄養の吸収が悪くなります。 栄養バランスも悪くなることが多いため、働きを調整することがしにくくなってしまいます。 夏の影響が、秋に出ているということです。 体の仕組みを整えるには、血行を良くしてあげること、副交感神経が優位な時間を作ることが大事になってきます。 栄養やホルモンを運ぶのも血液の仕事です。 各器官の働きを高めるためには当然、酸素も必要です。 血行をよくすることで、秋バテを防ぐことにつながります。 また緊張した交感神経優位の状態は、活動する時間になるため、体を休ませていられないこともあります。 リラックスした副交感神経優位の状態が、体を回復させることのできる時間です。 一日の中で副交感神経が優位になる時間をしっかりと作ってあげましょう‼ 残暑が厳しくなることありますし、台風が次々とくるかもしれません。 日頃より、体調管理をしっかりと行うことで、秋バテにならないようにしましょう。

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