2015.11.28
腰痛 仙腸関節へ刺激について
こんにちは。 一気に寒くなってきました(*_*) 当院もより快適にいていただけるように温度管理、湿度管理しっかりとさせていただいております。 皆さんもこまめに温度・湿度を気にしてください。 このブログの場を使って様々ある腰痛の原因について書いてきましたが、当院の施術の方法についてはあまり深く書いておりませんでしたので、今日は施術について書いていきたいと思います。 特に意識している仙腸関節(センチョウカンセツ)についてで書かさせていただきます。 仙腸関節とは骨盤内にあり、仙骨と言われる背骨の骨と腸骨と言われる骨盤の横に大きく広がったから構成される関節のことです。 ごくわずかしか動かない関節ですが、このわずかな動きが背骨と股関節の動きに大きく関与しています。 前後にわずかながら動いて腰や股関節の動きを広げてくれているのです。 腰痛の施術の際にはふくらはぎ、足首のところのツボをとらさせていただくことが多いです。 腰のツボとされている委中(イチュウ)や、腹溜(フクリュウ)、太谿(タイケイ)など反応を見ながらとっていきますが、これらは腎・膀胱経に属するため、腰からの流れのツボとなります。 この膀胱経の経絡の走行が仙腸関節のちかくを通る流れとなっているため、意識的に多く使っている経絡です。 仙腸関節の動きが改善されることで、腰にかかっている負担や、痛みを軽減することにつながりますので、足の経絡の取穴とともに直接仙腸関節に対して刺激を入れていきます。 筋肉が硬くなると関節の動きを止めてしまいます。 それにより関節に負担がかかり、さらに筋肉を硬くしてしまいますので、悪循環に陥ってしきます 8-O もちろん痛みも出ていますので動かさなくなり、余計に筋肉が硬くなります。 関節が楽に動くことで筋肉を硬くせずに済みますし、楽に動くと言うことは関節にかかっている負担が少ないため、痛みも軽減することができます。 実際の施術でどう行っているかと言うと、先ほども書いたように下肢のツボを用いることと、直接仙腸関節の動きをよくするために仙腸関節部に対して鍼や灸、またストレッチなど徒手的にアプローチを行います。 わずかながらの仙腸関節の動きを確認しながら動きをつけさせていただいたり、ももの後面のハムストリングすが硬くなることにより仙腸関節の動きが悪くなると言うケースもありますので、ハムストリングスの柔軟性と高めることをさせていただいております。 急性のぎっくり腰などはまた違うアプローチとなりますが、慢性的に腰に痛みのある方にはこのようにアプローチさせていただいております。 急性の場合でも炎症反応が落ち着いてき始めたころから少しずつ加えていきます。 身体が楽に動くと言うことが、身体に余分なストレスがかかっていない状態ととらえています。 余分なストレスがなく、痛みがない状態を作るために、しっかりとお話を聞かさせていただき、問題点をみつけ施術させていただいております。 その一つとして、仙腸関節を重要視しているのが当院の特徴と思っています。 腰に気になる症状のある方、仙腸関節が問題かもしれませんよ! 気になられた方はお気軽にご相談ください!!