JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

2017年6月

blog
股関節 恥骨結合炎 | 症状

股関節 恥骨結合炎

こんにちは。 今週の金曜・土曜は合宿に参加のために臨時休診となります。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 合宿に参加と言うことで今日はスポーツに多い疾患について書かさせていただきます。 股関節も途中になっていましたので、股関節でスポーツとの関連の深い恥骨結合炎について今日は書いていきます。 まず恥骨の位置ですが、体の正中、骨盤の前面の低いところに位置し、左右1対あり、恥骨同士が合わさるところを恥骨結合といい、恥骨間円板という軟骨性の線維でつながっています。 恥骨には、腹直筋や内転筋、恥骨筋など多くの筋肉が付着しています。 運動負荷により、結合部の軟骨に炎症が起きてしまうと、恥骨結合炎になります。 多くはランニングやキックの動作の繰り返しによって痛みが出ます。 結合部で炎症が起きているため、痛みのポイントとしては恥骨部に痛みが出ることが多いですが、痛みが長引いて慢性化していくと、鼠径部に痛みが出るようになっていきます。 以前書かさせていただいたグロインペイン(鼠径周辺部痛症候群)と同じように連動性・協調性・筋力低下が痛みの原因となるため、恥骨結合炎もグロインペインに含まれると考えることもできます。 恥骨結合炎は股関節の運動に伴う筋肉の柔軟性の改善、連動性・協調性をたかめることで痛みが改善していきます。 炎症が強く動かして痛みが出る場合には、まずは安静にすることが必要になり、動きの悪くなっている筋肉、硬さの出ている筋肉を見極めていく大切になります。 体幹から下肢にかけてバランスを良くしていくこと、しっかりと使えるようにしていくことで、痛みの改善を行いましょう。

シミ対策 | 美容

シミ対策

おはようございます。 梅雨とは思えないカラッとしたいい陽気が続いてくれています。 水不足が心配な地域もありますので、ほどよく雨が降り、ほどよく晴れになってほしいものです。 さていい天気が続くと言うことは紫外線も多くなってきています。 明るい時間もかなり長くなってきていますので、紫外線に当たることも多くなっています。 もちろん紫外線対策はされていると思いますが、紫外線によりシミができやすくなりますので、気を付けていきましょう! すでにご存知かもしれませんが、紫外線によりなぜシミができるのか? 紫外線が当たることにより、皮膚の細胞の核が壊されてしまいます。 壊されないように守るための働きであり、肌を黒くすることにより、紫外線を肌の内部までとどかないようにしてくれているのです。 皮膚の一番下の基底層にあるメラノサイトがメラニンという色素を作ります。 メラニン色素が過剰に作られ、皮膚内に残ってしまうとシミになります。 対策としては紫外線を浴びないことが第1にはなります。 ですが、外に出て紫外線を浴びないということはほぼ不可能なことです。 もちろん日焼け止めなどで紫外線の量を減らすことはできますが、ゼロにはなりません。 そこでシミを作らないために大事なことがターンオーバーを促進していくことです。 ターンオーバーとは皮膚代謝のことで、皮膚は外的刺激から身を守るためにあり、常に新しい細胞が下からできてきています。 古い細胞は角質となり剥がれ落ちていくのですが、肌にダメージを受けるとこのサイクルが乱れたり、遅くなっていきます。 遅くなると言うことは、より多くの紫外線を浴びることになり、メラニン色素が増えてしまいます。 ですので、ターンオーバーを活発にすることは、皮膚の中にメラニン色素をためない方法となり、シミ対策として有効な方法となるわけです。 鍼をすることにより、血管拡張作用があります。 血管が拡張すると言うことは、細胞に血液が多く運ばれ代謝が促されます。 お顔に施術する美容鍼はリフトアップ効果はもちろん、肌の代謝も高めてくれます。 夏本番に向けて、今の時期から紫外線対策をしていきましょう。 シミやたるみの気になる方は美容鍼を試されてみてはいかがでしょうか?

梅雨 体調不良 | 時事

梅雨 体調不良

こんにちは。 今日はいい天気ですが、7日に東海地方も梅雨入りしたとみられると発表がありました。 昔みたいに何日も降り続くということはありませんが、天気が崩れることが多くなる時期となりました。 ジメジメ・ムシムシで体調を悪くしやすい時期ですので、しっかりと体調管理していきましょう。 さて梅雨に体調が悪くなるのは、自律神経が乱れやすいからとされています。 ではなぜ梅雨に自律神経が乱れやすくなるのか? その答えは「湿邪」にあります。 湿邪は、六淫の邪気に含まれるものです。 六淫とは風・熱・湿・燥・寒・火の6つで、外邪にあたり、自然界の気候変動で人体に外部から発病させる原因のことを言います。 6つの気が過剰になったり、不足することで体の適応力・抵抗力が衰えて病気になると考えられていました。 梅雨時期は、雨が多くジメジメすることが多いです。 当然湿度も高くなります。 その為、湿邪により体調を崩してしまうことになります。 湿邪は脾と親和性が強く、食欲不振になりやすいほか、体の重だるさや疲労倦怠感を感じるようになります。 湿の持つ性質が関係しており、粘滞(ネンタイ)・重濁(ジュウダク)が湿の性質になります。 粘滞とは、粘っこくしつこいと言うことで、重濁は、体が重だるくなり疲れやすくなると言うことです。 また同じ症状が長引くことも粘滞の性質が関わっており、湿邪によるものは、治りにくいとされており、一か所に固定される特徴を持っています。 梅雨が明け湿度が下がれば、体調も回復していくと思われますが、体調がよくないところに炎天下が来ればますます体調は良くならないかもしれません。 梅雨時期から湿邪に負けないようにしておくことで、夏をしっかりと過ごすことにつながりますので、今の内から体調管理をしていきましょう。 湿邪に対しておすすめなのが、お茶やコーヒーです。 水分をとることは余計に湿を高めてしまうと思われるかもしれませんが、利尿作用のあるものを摂取することで、体内の余分な水分を排泄してくれます。 ましてや手軽に行うことができますので、おすすめです。 多くとりすぎてしまうことには注意してください。 ツボでおすすめなのが太白(タイハク)です。 足の親指の付け根、指の骨と甲の骨との関節の後で内側に位置しています。 消化器の働きを助け、水分代謝をよくしてくれるツボです。 水分代謝が高まれば体内の湿邪を取り除くことができますし、消化器の働きが良くなれば栄養の吸収も高まります。 朝晩に太白を押していただくことで、湿邪が活発になっても影響をにくくなると考えています。 梅雨の始まりですが、嫌な季節を気持ちよく乗り切っていきましょう。

ご相談・
お問い合わせCONTACT FORM

ご予約前の鍼灸に関する不安、
自分の症状に合った施術もご相談ください!

はじめて鍼灸を受ける方には、鍼灸について分かりやすくご説明します。
どんな症状なら鍼灸が適しているの?など、何でもご相談ください。