JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

2017年1月

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低体温が免疫を弱くする | 冷え性

低体温が免疫を弱くする

おはようございます。 先週から今週にかけて全国でのインフルエンザの患者数が急増しています。 中でもお隣の愛知県は増加数が多い県になっています。 菌やウイルスは見えないものですので、体内に侵入させないようにしっかりとガードしていきましょう‼ もう一点大事なことが、自分の免疫力を高めていくことです。 身体はウイルスなどの異物に対して免疫を使って防御しています。 免疫がしっかりと働いてくれれば、風邪の症状は出にくくなります。 そこで大事なのが体温になります。 何故風邪をひくと熱が出るのか? 理由は大きく2つあり、1つは免疫の働きを高めるためです。 白血球の働きが高まり、ウイルスや菌などを食べる働きが体温が上がることにより高まります。 身体が免疫の働きを強くするために発熱しているのです。 そのために熱がでます。 もう1つは、病原菌の増殖を抑えることができるということです。 風邪などのウイルスは温度が低いところの方が活発に活動します。 冬場は気温が下がるために風邪が流行しやすいのはそのためで、体内に入ってきた菌が増殖しないように体温を高め体を守っているのです。 普段から体温が高い人であれば、免疫がすぐに働いてくれますし、菌が入ってきたとしても増殖のスピードがゆっくりなため、風邪をひきにくいと言えます。 ですが低体温の方は、免疫の働きも落ちていますし、菌の増殖するスピードも速いために体調を崩しやすくなってしまっています。 解熱剤の使われ方も変わってきているところがあり、少しの発熱であれば解熱剤を使わない方が早く治るとも言われています。 解熱剤を使う一つの目安が38度だったり38.5度だったりと人によって少し差があります。 あくまで目安ですので、38度を超えなければ使ってはいけないということもありません。 ですが、先ほどのことから考えると早期に使いすぎることによって、免疫の働きを抑えてしまい、病気を長引かせることになってしまいかもしれません。 体調が悪い時ほど体温管理をして、体調を崩さないようにしていきましょう。 また近年多い低体温の方は、体内へ入った菌の増殖がしやすくなってしまっています。 白血球の食作用も弱いために、菌をやっつける前に増殖してしまえば風邪を引いてしまうかもしれません。 普段からしっかりと体温を高め、体調を崩さないように気を付けていきましょう。 そこでおすすめなのが風門(フウモン)というツボです。 背中にあり、第2胸椎と第3胸椎の棘突起間から外に1,5寸にとります。 肩甲骨の間にあるため、ご自身ではなかなかとりにくいツボです。 風邪やのどの痛みに効果があるとされているツボですので、低体温の方は背中を温めてみてください。 カイロなどで背中を温めると、体全体が温まるように感じます。 この風門の作用も入っていると考えています。 風邪を引きやすい以外にも低体温だと、体調が乱れやすくなってしまいます。 背中をしっかりと温め、体温を上昇させましょう。

腱鞘炎 ドケルバン | 症状

腱鞘炎 ドケルバン

こんにちは。 大寒を過ぎ、一年で一番寒い時期になりました。 底冷えする感じもあり、足元から冷えが昇ってくる感じのする方も多いのではないでしょうか。 足だけでなく手もどうしても冷たくなってしまいます。 そんな時に急に痛みを感じるのが、手や指の痛みだったりもします。 よく水を触る方は、あかぎれで痛みが走ることもありますが、それ以外で多いのは腱鞘炎ではないでしょうか。 以前も腱鞘炎のことで親指の痛みと書かさせていただきましたが、親指の腱鞘炎は『ドケルバン』と言われています。 親指の付け根のところに短母指伸筋腱と長母指外転筋腱を固定する腱鞘がついています。 親指を多く使われるお仕事をされている方や、妊娠を期に痛みが出ることがあります。 それ以外にもスポーツをされている方にも多いものになります。 よく使うことで腱鞘に炎症が起こり、それを繰り返すことで腱鞘が肥厚することで痛みが長期化してしまいます。 パソコンの普及とともに指を使う機会も増えていることが多いために、痛みを感じている方は多くなってきています。 手首や指を動かす筋肉は前腕部(肘から手首までの間)に筋肉があり、手首付近からは腱に移行していることが多いです。 前腕部に硬さがあるとその先の腱にも負担がかかることが多いために、当院では手首や指の痛みの際には前腕部から筋肉の状態を良くしていき、痛みの改善を図っています。 特にこの寒い時期は、冷えて筋肉が硬くなり動きが悪くなることもしばしばみられます。 冬に手首が痛みという方は冷えも痛みの原因の一つになっているかもしれません。 筋腱と腱鞘まわりの状態を良くするとともに、手首周りの冷えを改善して、ドケルバンの痛みを取り除いていきましょう。

積もりましたね。 | 時事

積もりましたね。

こんにちは。 今朝は予報通り積雪となりました。 店と駐車場の前を雪かきしたので、仕事前から少し疲れてしまいました。 今も舞っている感じがありますので、明日ももしかすると積もるかもしれません。 連日の雪かきとなると疲れもたまりますので、皆さん疲れをため込まないようにしていきましょう。 普段しないことや、急に体を使うことはお体を痛めかねませんので、ぎっくり腰などには注意が必要です。 ましてやこの寒さですし、じっとしていると余計に筋肉は硬くなります。 日中に気温が上がれば雪も解けてくれるでしょうが、路面の凍結の怖さもあります。 お車での移動の際にはくれぐれも安全運転でお願いいたします。 急なことなどありましたらどうぞお気軽にお声かけくださいませ。

冷えには丹田 | 冷え性

冷えには丹田

おはようございます。 明日は、最強寒波の影響で平野部でも雪が降ることが見込まれています。 本当に寒い土日になりそうです。 小寒から大寒の間ですので寒いのも当然なのですが、寒いと冷えがより強く出てしまいます。 冷えることにより筋肉がこわばり、肩こり・腰痛も強くなることもあります。 しっかりと冷え対策を行いましょう。 寒いために着込むと室内では血管が拡張してしまうために、外に出たときに一気に熱を奪われることになりかねません。 室内の温度調整もこまめに行いましょう。 手足は体の末端になるために、どうしても体温が低くなります。 末端の冷えの改善のために末端部を温めることも大事ですが、血液の流れの改善がなければ温めることは難しいと捉えています。 足で言えば腰・股関節、手で言えば肩・胸から改善を図っていく必要があると考えています。 もちろん体の一部だけを改善するというものではなく、トータル的に行っていかなければ冷えはなかなか改善していかないこともあります。 冷えのことを書かさせていただくたびに書いていることになりますが、体で熱を生み出せるのは、筋肉と内臓のみです。 体の中心である体幹部は内臓もあるために冷えにくい場所であり、体幹部に冷えを感じてしまっているようであれば冷えはかなり進行しているかもしれません。 冷えの方にお勧めなのが、丹田を温めることです。 丹田とはツボではないのですが、おへその下5センチほどのところを言います。 この場合正確には臍下丹田になり、丹田は他にも頭と胸にもあります。 丹田を意識した呼吸法も多く紹介されており、自立神経が安定すると言われています。 冷えだけでなく、ストレスを感じているときや、気分が落ち着かないときにも安定作用がありますので、有効的なところになります。 お灸で温めていくのもいいのですが、お灸をお持ちでない場合には、ドライヤーや蒸しタオルなどで代用されてもかまいません。 直下に腹筋もありますし、骨盤内は臓器も多くあります。 冷えの改善に丹田を温めてみてください。 しっかりと体を温めれるように、筋肉と内臓に熱を持たせていきましょう‼  

足関節捻挫 続き | 症状

足関節捻挫 続き

こんにちは。 天気のいい3連休のスタートとなりました。 お正月も比較的暖かい気候でしたが、暖かくて過ごしやすいのはうれしいですね。 さて12月に足関節捻挫のことを書かさせていただきました。 鍼灸での、対応については次回ということで書いていなかったので、今日書かさせていただきます。 まずもって、一般的には急性期(患部が熱を持つなど炎症反応が強い時期)は患部を安静に保つことが大事です。 また患部を刺激することは、炎症をより引き起こてしまうこともあるために禁忌(してはいけないこと)になります。 当院の考え方でもその通りではありますが、前回書かさせていただいたように1次損傷と2次損傷とがあり、2次損傷を引き起こさないことが痛みの期間を短くすることにつながり、早期の回復につながると考えています。 そのために捻挫などの急性期でも当院は鍼を用いています。 当然患部が腫れあがっていることもあります。 その周囲に鍼を行うことにより、周囲の血管を拡張させ血行をよくすることができます。 腫れがあまりない場合でも、表面的にはないだけで、体内では浸出液により圧迫されてしまっていることもあるため、痛みの範囲の周りに鍼をうっていきます。 もちろん患部の炎症に影響がないように細心の注意をはらって行っています。 アイシングなどの急性期の対応も腫れを抑え、炎症を抑えることを目的としています。 傷を負うことで出てくる浸出液を早期に取り除くことは、腫れを抑えることにつながり、炎症の早期回復に役立つと捉えています。 その後テーピングでの固定を行い、患部の安静を保ちます。 痛みが引いてきてからは、可動域の確認を行い、動きの悪くなっている動きがないか、また動揺性が増していないか(本来靭帯により固定されているはずが固定が弱くなっていること)をチェックします。 可動域を確保し、動揺性が増している場合には、周囲の筋肉を鍛える方法をお伝えします。 軽度の捻挫であればリハビリもあまり必要はないですが、大きな捻挫になればリハビリを行い、関節の安定性を戻していくことも必要になります。 関節が安定することで慢性的に痛みことも少なくなりますので、捻挫の痛みを長引かせないために大事なことです。 急性のものに対してどこまで鍼灸をするか難しいところもありますが、早期回復に向けての一つの方法と考えています。 捻挫に対するはりきゅうの活用というよりも、当院での活用方法になってしまいましたが、ご参考にしていただければと思います。 最後に、急性期においては鍼のみの施術しています。 灸は温熱刺激となってしまうために、急性期で炎症がある場合には行っていません。 より痛みを強くしてしまう可能性が強いためです。 ご自身で対応される場合は、冷やすことが大事ですので、無理なことはせずしっかりと冷やしてください‼

新年あけましておめでとうございます | 御挨拶

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。 今年が皆様にとって良い一年となりますよう、ご祈念いたします。 お正月休みの方もいれば、休みなく働いて見える方もお見えだと思います。 よいお正月を皆様お過ごしください。 さて当院は今日が仕事始めになり、2017年がスタートととなります。 明日が仕事始めの方も多いくいらっしゃると思いますので、気持ちよくお仕事に迎えるように体調管理をしていきましょう‼ 今年も伊藤はり・きゅう院頑張っていきます。 よろしくお願いいたします。

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