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2016年10月

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低体温にご注意 | 冷え性

低体温にご注意

こんにちは。 ここ数年はこの時期になるとハロウィンの文字をいたるところでみるようになってきました。 なかなかハロウィンをうまく解釈することができていないので、馴染めずにいます。 盛り上がるということはいいことですので、楽しんでいただければと思っています。 さて外の気温も一段と昨日の夜は下がっているように思いました。 暖房も少しずつ動かし始めているところが多いと思います。 冬場は皆さん低体温に注意していきましょう‼ 低体温とは、体温が36度以下になることを言います。 一日の中でも体温に変動はありますので、低い時に35度台になるということであればまだいいのですが、体温が高くなる日中にも36度に満たないという方は低体温の方になります。 本来の平熱であれば、代謝が良く免疫もしっかりと働いてくれるのですが、低体温になると、代謝も下がり免疫力も落ちてしまいます。 さらに体内で様々働いている酵素も熱を必要としますので、体を調整する仕組みの働きが悪くなっていきます。 寒くなってきていますので、いい体調を維持するためにも低体温にならないようにしていくことが大事になってきます。 とはいえ、すでに低体温の方もいらっしゃるかもしれません。 冷えで長くお悩みの方は、低体温のなっている方が多いですし、年齢とともに代謝が落ち低体温になっていくことも考えられますので、去年まではよかったのにということも耳にすることがあります。 代謝を落とさないようにするためには、運動が欠かせないものになってきます。 また偏食は、バランスを乱す要因になりますので、バランスのいい食事を心がけていきましょう。 バランスのいい食事となると野菜類を多くとることを考えますが、要注意なのは、夏の野菜は体を冷やすということです。 熱い時期にはいいものですが、冬には逆効果の食材と言えるかもしれません。 ですので、冬に旬を迎える食材を選び、バランスのいい食事をしていきましょう。 冬に旬を迎えるものとして有名なのが、白菜・ほうれん草・れんこん・小松菜などです。 野菜が高騰していますので、なかなか手が出しずらくなってしまっています。 年中取れるものの方が価格が安定し安いという現実もありますが、医食同源と考えれば食事に気を遣うことで健康的になっていけます。 冷えは万病も元とも言いますので、食事で冷えにくくすることができれば、さらに健康的になっていけます。 個人的には朝にたんぱく質の摂取があることが、熱産生を上げることにつながるため体を温めてくれると考えています。 朝ごはんを食べるだけでも、一日の熱産生の量が増えます。 当然体を温めることになります。 また、タンパク質は筋肉ものとであるため、筋肉量を増やすことにつながります。 筋肉量が増えれば代謝が上がりますので、冷えの改善にも役立ってくれます。 さらに暖かい食事により、より体温を上げることもできますので、しっかりと朝から食事をしていきましょう。 夜の方が時間的には余裕があることが多いと思います。 夜食事量が多く、朝少ないというのは良くありませんので、少しずつ朝の食事量を増やしていきましょう。 全体として食事量が増えてしまってはいけませんので、朝増やす分、夜少なくすることが理想です。 食事に気を使い、万病の冷えをやっつけていきましょう‼

肩こり 衣替え | 肩こり

肩こり 衣替え

おはようございます。 肌寒い日と暖かい日が交互に来ているように感じます。 今日はいい天気で暖かくなってくれそうです。 日本では衣替えがあり、夏と冬とで着るものが違うために年に2回衣類の装いが大きく変わります。 冬物を引っ張り出すということは、今では少なくなっていると思いますが、上着を重ねて着るようにもなってきていますので、大分衣替えも住んできているのではないでしょうか? この衣替えの時期に合わせて肩こりが出る方がいらっしゃいます。 原因は上着の重さが肩に負担をかけてしまうことと、昨シーズン着れていたものが今シーズンにはサイズが合わなくなり、締め付けられてしまうことにより引き起こされると言われています。 まだ秋ですので、厚手の上着を着られることはないと思いますが、サイズが合わない服装は肩こりを増長させることがありますので気を付けていきましょう。 タイツなどの密着性の高いインナーの着用も、締め付けにより血行を悪くしてしまうことがあります。 全身の血行が悪いと肩こりにもつながっていきますので、肩回りだけでなく、お体全体で締め付けが強くならないようにしていきましょう。 また、体の一部を保温していても、それ以外の部分で熱が逃げるような服装は、体をかえって冷やしてしまうことにつながります。 一部だけよくても全体として肩こりや冷えを引き起こしやすくしていてはせっかくの保温も意味がなくなってしまいます。 特に冷えやすい肩回り・膝・足首はしっかりと保温できるようにしていきましょう。 今年は暖かい日と気温の下がる日がはっきりと出ています。 服装選びも難しいですし、朝晩と日中の気温差も差が大きく出ています。 簡単に調整のできるものを選ぶことが、この時期の肩こり対策として有効になります。 お体を冷やさないことと、気温に合わせた調整をしっかりとしていきましょう‼ 体が冷えやすいタイミングとして寝ているときもあります。 布団も厚手のものになってきていると思いますが、寝ている間にも体が冷えないようにしていきましょう。

スポーツの秋にご注意を | はりきゅう

スポーツの秋にご注意を

おはようございます。 この間の寒かったのは何だったのかと思わせるくらい、昨日は暑かったです。 今日もいい天気で気温が上がりそうですので、衣服での調整はこまめに行うようにしていきましょう。 さてこれだけ天気がいいと運動でもしようかという気分になります。 運動でなくても、畑仕事など土いじりも行うのにいいタイミングかもしれません。 そんな時に注意していただきたいのが、急に体を痛めることです。 ぎっくり腰を代表に、急に体を痛めてしまうこともあります。 くれぐれもご注意ください。 暑さも一段落し本当にいい陽気です。 スポーツの秋で運動会も多い時期です。 運動することが多くなり、痛めることもありますので、運動が続くという方も体の調子をよくご確認いただくことが必要になるかもしれません。 さて急に動くと体はなぜ痛くなるのか? 筋肉痛などは、負荷が高いために筋肉に微細な傷がつき、筋肉を動かす際に痛みが出てしまいます。 運動により筋肉の繊維が傷つけられたために痛みが出てしまうということになります。 肉離れは、筋肉痛よりも大きな傷が一度につきますので、より大きな痛みが発生します。 大きい傷がつくと治るのにも時間もかかってしまいますので、痛みの期間も長くなります。 筋肉は大きな力には弱く、筋肉自体に傷がついてしまいます。 また弱い力でも、繰り返されることにより繊維に傷がついてしまうため、時間の経過とともに炎症が強くなり、痛みへとつながっていきます。 動いていることにより、筋肉には疲労物質が蓄積していきます。 疲労物質の蓄積により、筋肉は硬くなり引き延ばされる力がよりかかっていくことになります。 ゴムに劣化が起きていることと同じことが起きていることになっていきます。 運動をする→疲労物質がたまる→筋肉が硬くなる→筋肉に傷がつく、ということが体内で起きているのです。 疲労物質を早期に取り除くことで、運動でお体を痛めることを少なくしていくことができます。 また運動時のお体の動かしやすさも変わってきますので、運動後は疲労を速やかにとることが必要になってきます。 いい陽気の秋こそ、しっかりと体を整え、様々なことに活発に取り組んでいきましょう‼ また急に運動を始める・再開するタイミングは、まだ体が負荷に耐えられないということも考えられます。 運動を長い期間継続することが、健康のためになることですので、体が痛くなり辞めてしまうことはもったいないことです。 体の調子を整え、運動を継続していけるようにしていきましょう。

秋と肩こりについて | 肩こり

秋と肩こりについて

おはようございます。 すっかりと秋らしくなり、朝晩と日中との気温差が大きくなってきましたので、今年は紅葉がきれいになるかもしれません。 標高の高いところでは見ごろかもしれませんが、平野部ではまだまだですが、見ごろを逃さないようにしないといけませんね。 さて寒くなってきたと言うことは、肩こりがひどくなる季節になってきました。 原因は気温による血行不良・筋肉の硬結が原因です。 冷えることにより体は熱を逃がさないように働きます。 血管は放熱をなるべくさせないように収縮し、熱を逃さないように作用します。 当然血行が悪くなりますので、筋肉の老廃物や疲労物質の除去が遅くなります。 老廃物・疲労物質がたまれば、筋肉は硬直していきますので、コリが生じてしまうことになります。 首や肩は、常に重たい頭を支えているところですので、コリが出やすいところになります。 秋になり肩こりが出てきた・ひどくなってきたという方は、少しずつ冷えの症状が出てきているのかもしれません。 また東洋医学の観点から考えると、秋は金に属します。 金とは五行の分類の一つで、肺・大腸経とかかわりの深い属性になります。 金の気が高くなると、五行の関係で木に属する気を克する(抑えてしまう)作用があります。 金の克する相手が木であり、秋は木の気が弱くなるタイミングとなります。 この木とかかわりの深い経絡が、肝・胆経です。 特に肝臓とかかわりが深いのが、筋と血となります。 肝は「血を蔵す」と考えられており、血液量の調整をしていると東洋医学では考えています。 西洋医学からみても、肝臓は門脈があり、多くの血液が流れ込むところであり、拍出量の28%もの血液が流れ込んでいるところです。 血流と肝臓はかかわりの深い臓器と言えます。 また肝は「筋を主る」作用も持っており、肝の疏泄の作用を受けて働きを発揮できると考えられています。 もちろん現代の観点からみても、肝臓がエネルギーの貯蔵庫であるため、筋肉が働くためには肝臓からのエネルギーの供給が必要になってきます。 要するに秋になり、肝の気が抑えつけられてしまうことにより、血行や筋肉に影響が出ると東洋医学では考えられてきたのです。 もちろん気は移り変わっていくものですので、秋になり金の気が高まることは本来のことです。 バランスが悪くなり、力関係が乱れてしまうことが、病気の原因となるのです。 外気やなど、周りの影響を体は知らず知らず受けていきますので、その時その時に応じた体調管理の方法をしっかりと考えていくことが大事になってきます。 健康管理の方法、古い言い方をすれば養生になります。 「衛生を守り健康の増進に心がけること」・「病気を治すように努めること」を意味しています。 秋から冬にかけては、寒さもあり体調を崩しやすくなりますので、皆さんしっかりと養生していきましょう‼

感染症予防について | 時事

感染症予防について

おはようございます。 毎年この時期になると、いつインフルエンザの予防接種をしようかと考えています。 予防接種をしても罹るときは罹りますし、体調を良くしておくことの方が大事と考えると、しない年もあったりします。 予防接種をしても、すぐに免疫の効果が得られるわけではありませんので、流行りだす前に予防接種をすることが大事になります。 約2週間ほどで抵抗力が付き、その後1ヶ月ほどで免疫力のピークを迎えます。 4か月ほど免疫の高い時期があり、1年後には3割ほどまで免疫力は落ちてしまいます。 12月中旬から3月頃までがインフルエンザに罹りやすい時期ですので、11月中頃から予防接種を行うのに適した時期になります。 お仕事にも大きく影響しますし、受験生や受験生の家族の方はしっかりと行っておいた方がいいことですので、早めに医療機関にご連絡を取ってみてください。 また今年の流行するとみられているインフルエンザの方は、4つの型とみられています。 『カリフォルニアA型(H1N1)』と、『香港A型/H3N2(昨シーズンはスイスA型/H3N2)』のA型2種類と、『プーケットB型(山形系統)』と『テキサスB型(ビクトリア系統)』のB型2種類とされています。 インフルエンザにも型があるのは知られていますが、1年に4つも流行る可能性があるということまではなかなか知られていないと思います。 近年では新型が流行し、多くの方が罹った年もあります。 マスクや手洗い・うがいもしっかりとしていきましょう。 また乾燥による咽喉の粘膜の荒れは、線毛運動の低下をもたらし、菌やウイルスの侵入をさせやすくしてしまいます。 咽喉に違和感を感じるときには、しっかりと保湿し、咽喉の乾燥を防いでいきましょう。 冷えによる体温・血流の低下も免疫を下げることになります。 体の中で働いてくれている酵素の働きは、熱により影響を受けます。 免疫が一番働いてくれる体温は37度と言われており、体温が1度下がると免疫力は30%低下するとされています。 インフルエンザだけでなく風邪などにも罹りやすくなりますので、免疫力を挙げれるように、しっかりと体を温めていきましょう。 感染症や免疫アップに有効なツボとして、『大椎』(ダイツイ)があります。 首の後ろ側、第7頚椎と第1胸椎の棘突起の間にあるツボです。 分かりやすいツボの取り方として、頭を前に曲げたときに一番盛り上がる骨の真下にとります。 ここを温めることにより、体の表面を流れる衛気(エキ)を高め、外邪の侵入を防いでくれます。 風邪の引き始めの寒気のするときにも有効ですので、普段から大椎を温めていきましょう。 温め方は、ドライヤーで暖かさを感じる程度を5分程続けることで、しっかりと温めることができます。 熱い場合は、いったん離して再度温めても大丈夫です。 くれぐれも火傷にならないように、熱さには注意しながら行ってください。

秋の花粉症 | 症状

秋の花粉症

こんにちは。 10月に入りました。 すっかり秋と言いたいところですが、昨日も昼間は暑く、今日も雨の影響もありジメジメと蒸し暑さを感じます。 あまり天気のいい日が続きませんので、しっかりと晴れてほしいものです。 さて秋と言えば何を思い浮かべるでしょうか? 食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋などいろいろありますが、花粉症の秋もあります。 一番多くの方が気にされるのは、スギ花粉ですので、時期的には3月から5月ごろとなります。 秋はブタクサと言われる種類の花粉が多く飛び、花粉症の原因となります。 この時期に鼻がむずむずする方、くしゃみが出る方は、ブタクサによる花粉症かもしれません。 花粉症はアレルギーですので、はりきゅうで改善の見込める疾患となっています。 花の横のツボを用いて鼻の通りを良くしたり、過剰に反応してしまう免疫を抑え症状を緩和することなどができると考えています。 今年は雨が多いため、花粉の飛散は例年よりも抑えられているかもしれません。 鼻に症状がある、頭がボーっとするなど花粉症の症状もいろいろあります。 東洋医学で鼻は、金に属し、同じ金に属する経絡が肺・大腸経になります。 大腸経に属し、お顔の症状ですので、よく知られている合谷というツボが効果のあるツボの一つになります。 鼻の通りを良くしたいとき、鼻水を止めたい時などに押してみるのもいいかもしれません。 また、肘にある曲池・尺沢なども効果が期待できるツボになります。 薬で抑えることもいいことですが、ご自身の体を改善し、症状が出ないようにしていくことも方法の一つではないでしょうか。 気になる方はお気軽にお声かけくださいませ。

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