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小児鍼について

おはようございます。

今日は花散らしの雨となり、葉桜となってしまいそうですね。

先日は小児鍼のことを少し書きましたので、今日はすこし具体的に書いていきたいと思います。

そもそも小児鍼とは、痛みやコリに対する鍼とはまったく異なり、病気に強くする意味や健やかな成長を目的としています。
夜泣き、疳の虫などに対して効果があると言われており、背中やお腹・手足・頭を刺さない鍼のローラー鍼やいちょう型の小児鍼専用の鍼(どちらも刺さないタイプ)を用いて行います。

いつから行えるかと言うと生後すぐのお子さんにもできる幅の広い施術なんです!!

そもそも子供の場合、未発達であり、多くの問題は時間が解決してくれるものも多いです。
昨日は調子がよかったのに、今日はうまくいっていないことも多々あると思います。

もちろんその日の生活環境によって差があるのは当然ですし、まだまだ小さいので安定しないのは当たり前です。
ですがやはり気になるのが親心であり、できる限り解決してあげたいと思われていると思います。

普通の鍼でも小児鍼でも免疫を高めることは同じですので、病気に強い子になってくれると思いますし、落ち着くことで気持ちが安定しますのでお子さんの抱えるストレスにも対応していけるのではないかと考えています。
夜泣きなどがでているお子さんは、肩周りの筋肉が緊張していることもあり、これは東洋医学ではストレスを感じていることになります。
ストレスを感じると肝が不調を起こします。
背中に五臓を照らし合わせる考え方があるのですが、肩周りは肝になります。

実際に内臓に負担があるのではなく、機能が高まっていたり、働きが弱くなっていると思ってください。
内臓の機能がしっかりとするには、自律神経の働きが必要であり、それを東洋医学では気の働きととらえてきました。

自律神経の働きを助け、身体の機能をうまく働かせて、健やかな子供にしていきましょう!!

小児鍼は、療法ということではなく養生法となります。
アレルギーなども増えてきていますし、小さいうちから免疫を正常化させていくことは多くのことに有意義と感じています。
学校、幼稚園、保育園など小さいお子さんが集まる所では、お子さんはもちろん働かれている方たちも含め、感染が起きやすいところの一つです。
熱を出すたびに病院に連れていくことは、親御さんにとっても負担になります。
免疫が強くなることで、抵抗力が上がり、感染症にかかりにくくなることも期待できます。

お子様の健康と健やかな成長のために小児鍼を試してみてはいかがでしょうか

お時間は10分程度、金額は500円となっております。
ご希望の方はお気軽にご相談くださいませ。

 

小児鍼について | はりきゅう

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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