JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

blog

トリガーポイントについて

こんにちは。

今日は朝から暑く、真夏日になりそうです。
また赤道近くでは、台風が発生したようです。
日本にはまだ、影響はないと思われますが、猛暑となると台風の数も増える傾向にあり、大雨被害がすでに出ているところもありますが、今年はまだまだ増えるかもしれません。

みなさん急な雨には注意していきましょう

さて、はり・きゅう限らず、お体を触らさせていただいていると、急に患者様がびくっとされるときがあります。
また刺激しているところとは異なるところに、刺激が伝わることもあります。

確かに固くなっているポイントではあるのですが、その周囲も同じ力加減で行っておりますので、その一点だけ力を加えたということはありません。
このように、反応の強い居場所、またその場所以外に刺激が伝わるポイントを「トリガーポイント」といいます。

トリガーとは、引き金のことで、慢性的な痛みやコリの原因部となっていることの多いポイントです。

東洋学のツボと似ているところもあるのですが、すべてが一緒ではありません。

例として言うと、肩こりの方で、肩を押すと頭に響くような感じの出ることがあります。
この時押しているポイントがトリガーポイントで、筋肉の固さの出ているポイントでもあります。

腰痛でも同じようなことが言え、腰を押すと、お尻に響くような感じが出ることがあります。

このトリガーポイントをうまく使うことにより、筋肉の固さが取れ、痛みやコリを和らげることができます。

もとより、施術者としては手の感覚と言われ続けてきたことかもしれませんが、より固さを正確にとらえることができれば、トリガーポイントを正確にとらえることができ、効果を出していけると考えています。

鍼でも響きと言われる、体内に刺入していったときに、ズーンとした鈍い感じが出ることがあります。
同じように思ってしまうところもあるのですが、研究されている方からすると、異なるものと言われてしまうかもしれません。

トリガーポイントも、固くなった筋肉内に存在していることが多く、鍼の響きも筋肉の硬結部にあたった時に出やすいものです。

うまくこの二つを使い、筋肉の硬さを取り除いていくことで、肩こり・腰痛の改善をしていけると考えています。

もちろんトリガーポイントはご自身で押していただくことでも効果はあります。
痛くない程度でほぐしていくと効果的とされています。

実際のトリガーポイントの場所については、肩こり・腰痛なで別々に今後ご紹介させていただきます。

トリガーポイントについて | はりきゅう

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

ご相談・
お問い合わせCONTACT FORM

ご予約前の鍼灸に関する不安、
自分の症状に合った施術もご相談ください!

はじめて鍼灸を受ける方には、鍼灸について分かりやすくご説明します。
どんな症状なら鍼灸が適しているの?など、何でもご相談ください。