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局所と遠隔について

こんにちは(^O^)/

10月も今日を含め4日となりました。
来週には11月になります。
11月第1週は変則的な日程となりますので、ご迷惑をおかけしますがご確認の程よろしくお願いいたしますm(__)m

さてこのブログの場にて自分の考えや、様々な症状のことを書かさせていただいております。
はりきゅうには経絡ツボの考え方があり、どこが効くツボなのかお身体によっても違いますし、術者によっても使うツボが違います。

中でも痛みの場所と異なって所を使う遠隔施術と言われる施術については、つかうツボにかなりばらつきがあると思います。
患部自体に施術を行う局所施術については、さほど変わりはないと思っていますが、技量により痛かったり効き目が違ったりすることは出てきてしまいます。

そのため僕も、日々細かい感じの違いをより鮮明に感じ取れるように技術向上に取り組んでいる訳なのです。

僕自身のことは、僕が頑張ることとして、遠隔・局所の施術についてどのような意味を持つのか書かさせていただきます。

まずは局所についてですが、これは硬くなっている筋肉を中心に循環を高め、老廃物を除去したり、柔軟性を出すことにより患部の状態を改善させていくものになってきます

別物として炎症のある時に周囲に鍼を打ち炎症を早期に抑えることもあります。
これは周囲の血管を拡張させ、発痛物質などをとどまらせないようにする手技となりますが、急性期に患部に施術を行うことはよくないという考え方もありますので、紹介する程度とさせていただきます。

硬くなっている筋肉は関節に負担をかけることにつながりますし、筋肉の伸び縮みの際に傷も付いてしまいますので痛みを誘発する原因となります。
ですので患部周辺の硬くなっている筋肉に鍼を打ち、循環を変えてあげることが局所施術になります。

遠隔については、経絡の考え方に基づき、症状の出ているところを通る経絡を刺激し、患部の状態をよくしていくものになります
肩を通る経絡は腕に行き、腰を通る経絡は足に行きますので、肘や膝から末梢にかけてのツボをつかわれる方が多いです。

ここに臓腑の考え方が入ると、どこの気を高め、どこの気を静めるかになり、複雑化していきますので別の機会に書かさせていただきます。

遠隔の分かりやすい説明としては、気の流れの滞りを解消していくことで、多すぎたり少なすぎたりすることをなくしていくと思っていただいていいと考えています

気は絶えずめぐり続けてくれているものですので、どこか一部分が過多になっても少なくてもうまく循環しているとは言えません。
ですので、末梢のツボを用いて多すぎるところから導いてあげる・少ないところに誘導していき、巡りを改善していきます

もちろん神経作用も加わってくるので全て気の作用とは考えていません。
ですが、はりきゅうの独自の考えである気の作用も取り入れ、当院は施術を行っています。

良い施術をすることが皆様にとってよりよいことと考えており、馴染みにくいかもしれませんが、そのようにさせていただいております。

分かりにくいとは思いますので、効果を出す方法にはさまざまあると思っていただきたいと思います。
はりきゅうに興味を持っていただけるように、今後もいろいろなことを書かさせていただきます。

また興味のある方についてはお気軽にご質問ください。
お答えできる範囲内でお答えさせていただきます!!

局所と遠隔について | はりきゅう

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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