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冷え性 ほてり冷え

おはようございます。

今日が10日ですので、今年も残り3週間となりました。
暖冬といっても寒いですし、冬至前になってきましたので日が短くより外に出たくない気がしてしまいます。

じっとしていると筋肉は余計に硬くなってしまいますので、皆さん気をつけましょうね!!

今日は以前冷え性について当院の考えを書いてきましたが、最近女性の方で増えてきている「ほてり冷え」について書いていきます。

このほてり冷え、手足は冷えているのですが顔がほてっている感じがするものになります。
温かい部屋に入って時にお顔が赤くなるのは正常は反応ですが、なかなか赤みが引かないと言う方、ほてり冷えになっているかもしれません。

元より冷え性の方の可能性もあるのですが、冷え性で毛細血管が収縮しているところに、温かい部屋にはいいたことにより多くの血液が流れていきます。

お顔は毛細血管が多くあるところですので、血行が高まることにより赤くなります。
通常でしたら血管が拡張しているため、流れていった血液もそのまま流れてくれるのですが、冷えて血管が収縮している場合は血液がお顔で留まってしまうことになります。

そのため、お顔だけはほてっている感じがしてしまうのです。

ほてり冷えの方は、冷えが元より存在している可能性が高いと言うことになります。

なぜ、温かい部屋に入ったのに末梢の血管が収縮したままなのかと言うと、自律神経が乱れているためうまく末梢の血管を拡張できていないのです(*_*)

当院の冷えの分類に合わせますと、自律神経失調タイプの冷えに分類されるものと考えています

血管収縮タイプと異なる理由は、お身体自身が血管のコントロールをうまくできていまいと考えているからです。
血管収縮タイプの方でしたら、お顔がほてることも少なく赤みもすぐ引いてしまうはずです。
ホースが細くなっているため、血液が停滞することは少ないはずです。

拡張と収縮の両方が起こり、流れが乱れていることによりほてりと冷えが同時に出るととらえていますので、ほてり冷えの方は自律神経を整えていくことにより改善していけると考えています。

冷え性でお困りの方、また冬場になり体調がすぐれなくなってきている方は、冷えを改善していきましょう!!

冷え性 ほてり冷え | 冷え性

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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