投稿日:2015.10.14 最終更新日:2023.04.12
冷え対策
おはようございます。
今日もいい青空が広がっています。
気持ちのいい朝ですが、少し寒くなってきました。
皆さんの衣替えを済まされたり、お布団を厚手のものに変えられたりしているのではないでしょうか?
気になる症状として「冷え」が出始めてくる時期だと思います。
最近では男性でも冷えを感じる方がお見えですし、若年層でも冷え性の方が多くなってきています。
以前は御年輩の方のイメージのものでしたが、変わってきています。
東洋医学では「冷えは万病の元」と言いますように、多くのお身体の不調につながるものと考えられています。
気の中には衛気(エイキ)というものがあり、体温保持・外邪に対する防衛を行っている気があります。
今でいえば免疫と言うことになりますが、古典的な考えでは気の作用となっています。
体を温める作用を温煦(オンク)作用、新陳代謝をする働きを推動(スイドウ)作用、疾病の原因から生体を守る仕組みを防御作用といい、気の働きと考えられていました( ..)φメモメモ
特にこれら活発に働く気は陽の気とされ、温かく体表面を流れる気となっています。
陽の気が働いていると、体が温かく冷えずに、防御作用も働き病気をしにくくなっていくと言う訳です。
今の冷えで悩んで見える方は、陽の気が働きが弱く、体を温めらないため外邪の侵入を防ぎきれないとも言えます。
また冷えを現代的にとらえると、4つのタイプに分類されると考えています。
・血管収縮タイプ
・自律神経失調タイプ
・血行不良タイプ
・代謝ダウンタイプ です。
各タイプごとに少しずつ違いがありますので、それぞれに合わせた対策が必要になってきます。
当院では、皆様のお身体がどのタイプなのかを判断させていただき、お身体に合う方法で施術を行っています。
なぜ体が冷えてしまうのか?
東洋医学、西洋医学両面のアプローチからお身体に合う方法を行っていきます。
冷えの症状がこれからますます出てくると思います。
冷えが本格化する前に対策を始めましょう!!
今から始めていけば、真冬のシーズン過ごしやすくなるかもしれません。
ただ、冬ですので体が冷えるのは当たり前です。
冬場は気が体の内側に向く時期で、陰の性質が増します。
全く冷えないと言うのは、個人的には嘘と思ってしまいます。
ですがつらい冷えはお身体に良くないものですので、自然と冷える範囲内にとどめてあげることが必要と考えております。
冷えて体がつらい冬にならないように、今のうちから冷え対策をはじめてみませんか?
気になる方はお気軽にご相談ください!!