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鼻炎のツボ

こんにちは。

桜も一気に満開となり、見ごろを迎えています。
温かさも出てきていますので、春めいてくれています。

いい陽気の中、花見と行きたいところですが、今年は花粉量が多いとようです。
今までなかった方で症状が出始めたというかたもいらっしゃいますし、毎年悩まされている方で、今年は特にひどいと言われる方もお見えです。

温かくなるのが一気だったために、花粉も一度に飛散しだしているのかもしれません。
花粉症の方にはつらい時期ですが、皆さん対策は取られていると思います。

鍼灸の分野においても、鼻炎やアレルギーは適応症となり、花粉症の症状を和らげることはできるのです。

そこで、今日は鼻炎の時によく使われるツボをご紹介させていただきます。

「迎香」(げいこう)と言うツボです。

鼻のすぐそばにあり、鼻孔の外5分に位置しています。
5分と言うのは、親指の幅の半分の長さです。

ことツボを刺激すると鼻腔を拡張することができたり、鼻詰まりや鼻水に効果があるとさせています。
実際に刺激していると、鼻どおりが良くなることも多々あり、花粉症の時期にはよくお勧めするツボの一つです。

個人的にも、鼻の調子が良くないときにマスクの下でツボ刺激をしていることもあり、鼻の諸症状の際に一般的に用いられています。

鼻が詰まって寝苦しい時や、鼻水を止めたい時などに軽く押してみてください。
直下に骨があるために強く押す必要はありません。
気持ちいいくらいの強さで、数秒間押してください。
鼻通がよくなるまで、何回か行っていただければ、少しずつ鼻の通りがよくなっていくはずです。

温かく過ごしやすい時期を、楽しむために、うまくツボの作用を使っていきましょう。

鼻炎のツボ | 時事

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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