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顎関節症

おはうようございます。

昨日から雨が続いていますね。
まだ梅雨入りには早いですが、この先雨が続く日が増えていくと思うと気が重たくなってしまいます。

気分がよくなくてはいけませんので、前向きな気持ちを持っていきましょう!!

以前お顔の印象と言うことで、少しだけ顎関節症のことに触れさせていただきました。
大きく口をあける機会と言うもの少ないので、特に気になることもないと思いますが、大きく口を開けた時にカクンとなる方は顎関節症があると思われます。

頬の筋肉のつき方に差が出たりして、左右どちらかの頬の張りが気になる方の1つの原因になっていると当院では考えています。

顎関節症を引き起こす1つの原因として言われていることに、歯の隙間の減少があります。
隙間と言うのは、上の歯と下の歯との空間のことで、口を閉じているときでも本来は少しだけ離れています。

力が入ってしまうとこの空間が無くなり、常にかみしめていることになり、顎関節症の原因とされています。

力が入ってしまうと言っても、おそらく無意識のうちに噛みしめてしまう癖みたいになっている方が多いので、顎周り・頬の筋肉は常に緊張していることになります。

そこで、当院でも使っているツボを今日はご紹介させていただきます。

まず頬車(キョウシャ)です。

耳たぶと下顎角と言われる顎の骨の後ろ側の角ばったところの間にあるツボです。
咬筋が皮下にあり、顎関節症の時に硬くなっている筋肉をほぐす効果が期待できると考えています。

次に大迎(ダイゲイ)です。

下顎角の少し前のへこんだところにあるツボです。
下顎角から骨に沿い指をずらしていくと、小さなへこみがありますので、そこに取ります。
歯ぎしりや頬の腫れに効果はあるとされています。

どちらも顎の動きの改善に効果が期待でき、噛み合わせがよくなり、顎関節症の改善につながるツボと考えています。

当院では鍼による刺激を行っていますが、ツボを取ることは手で行うこともできます。
頬車・大迎ともに軽く1分ほど押さえてみて下さい。

特に顎関節症の方は、カクンとなる感じが、小さくなるのを感じていただけるのではないでしょうか。

顎関節症は、習慣的な意味合いで引き起こされやすいですので、バランス良く使っていくこと、上の歯と下の歯の隙間がしっかり保てていることで、改善していくと捉えています。

お顔、特に顎周りで気になることがある方はぜひ頬車・大迎のツボ押しをしてみて下さい!!

顎関節症 | 美容

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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