JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

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脚のむくみについて

おはようございます。

雪の時よりは冷え込みが弱いと言っても今日も寒いです。
インフルエンザも出てきているようですので、皆さん体調管理気をつけていきましょうね!!

さて冬に多くの女性の悩みとなることの一つに足のむくみがあります。
寒波が勢いよく来ましたので、今強く出ている方もおみえなのではないでしょうか

そもそもこのむくみとは細胞に多くの水分が溜まっている状態のことを言います。

血管を通り細胞に酸素や栄養を運ぶのですが、血液の一部が血管壁を通り細胞と細胞の間に行きます。
細胞と細胞の間を満たしている水分のことを細胞間質液といいます。

細胞に栄養を渡したり、細胞から老廃物を受け取る役割を果たしてくれています。
そして血液中に戻り、身体の水分量を調整することにも働いてくれています。

人の体は多くの臓器や器官の働きによりある程度の範囲内で一定に保たれるようになっているのですが、ではなぜむくみが起きるのでしょうか

1つは血液の停滞です。

2つ目は血漿タンパクのアルブミンの低下です。

血液の停滞はよく聞く話ですのでお分かりになっていただけると思います。
特にふくらはぎは逆流防止の弁がついていまし、重力により引き下げられてしまいますので、血流が悪くなるとむくみの起こりやすいところになっています。

体内での物質の交換は浸透圧を用いて行っていますので、浸透圧が低い方から高い方に多くの水分を送ってしまいます。
血液の流れが悪くなると、血液(水分)が血管内に溜まってくることになりますので、細胞の方に溜まった水分の一部が移ってしまうことになり、むくみが出現してしまうのです。

血漿タンパクのアルブミンは血液内に存在するたんぱく質の一つで、たんぱく質の中で最も多いたんぱく質です。

血液内にあり、膠質浸透圧の調整や様々な物質の運搬、免疫など多くのことに関わっています。
アルブミンが低下すると先ほども書いたように膠質浸透圧が低下してしまいます。
そのためむくみが引き起こされてしまうのです。

体内で何が起こっているのか、なんとなくお分かりいただけたでしょうか

当院はむくみに対して、血行改善を中心に対応させていただいております。
むくみに特化した施術内容もご用意させていただいておりますので、むくみが気になられている方はぜひご相談いただければと考えております。

血のめぐりはよく聞くことですが、東洋医学では気と津液(シンエキ)のめぐりも重要と考えてきました。
津液とは体水分のことで、現代的に考えれば血液も含まれることになってしまうと思いますが、東洋医学では血液とは別に津液として考え、気と血と津液の3つの流れがうまくめぐっていることがいい状態ととらえてきました。

3つの巡りをよくし身体の仕組みを十分に働かせ、健康状態を保ちましょう!!

脚のむくみについて | 美容

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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