投稿日:2016.05.23 最終更新日:2023.04.12
なで肩による肩こり
こんにちは。
ここのところ日中は夏日になってきました。
学校ではプール開きもそろそろかもしれませんね。
暑い中でプールに飛び込む、学生のころは待ち遠しかったものでした。
さて、夏になると薄着になっていきます。
個人的に気になるのがなで肩の方が目につくようになってきます。
冬は厚着であまり目立たないと言うか、感じないのかもしれませんが、夏になると感じてしまうことがあります。
一種の職業病なのかもしれません(^_^;)
なで肩と肩こりは非常に深く関連していますので、今日はなで肩による肩こりについて書いていきたいと思います。
まずなで肩の基準ですが、専門的には角度を測り計測となります。
簡単にわかる方法ではありませんので、鎖骨による判断基準をここでは使わせていただきます。
鎖骨による判断基準とは、鎖骨の両端の高さによる判断となります。
両端がほぼ同じ高さの場合は、正常であり、内側に比べ外側が下がっている場合をなで肩といいます。
ちなみに外側が高くなっている肩をいかり肩といいます。
この両者はどちらも肩こりになりやすいのですが、硬くなる筋肉に差があります。
今回はなで肩を書かさせていただき、いかり肩については別の機会に書かさせていただきます。
鎖骨の外側が下がっているのがなで肩になるわけですが、原因は生まれつきの骨格や筋肉量などがあります。
特になで肩は筋肉量の少ない方がなりやすいため、細身の女性に多い傾向にあります。
そしてなで肩の方は、僧帽筋の筋力が落ちている傾向にあります。
僧帽筋は肩甲骨を持ち上げる働きを持ち、肩の動かす際にも働く筋肉です。
また体の中でも比重の大きい頭を支える筋肉でもありますので、僧帽筋の働きが弱くなり肩こりになっていると考えられます。
肩甲骨を持ち上げる筋肉は、僧帽筋の他にも肩甲挙筋という筋肉があります。
僧帽筋とともに働くのですが、なで肩の方は僧帽筋の働くが弱いので、肩甲挙筋の負担が増えてしまいます。
そのためより肩こりを引き起こしやすくなってしまいます。
なで肩の方は僧帽筋の働きが弱く、肩こりにつながっていると言うことです。
僧帽筋をしっかりと動かし、うまく働いてくれるようにしていくことで、なで肩の方の肩こりは落ちるいていくと考えています。
もちろん肩甲挙筋の硬さをとることでより肩こりの解消につながります。
なで肩が気になっている方、つらい肩こりの方、ぜひ一度ご相談くださいませ。