投稿日:2015.12.05 最終更新日:2023.04.12
肩こり体操 重要なのは肩甲骨
おはようございます。
寒さのためか外を歩く方の背中が丸くなってきているように感じています。
外は寒いのが当たり前になっていますので、縮こまり背中が丸くなるのは仕方ないところもあるのですが、そうなるとひどくなるのが肩こりです。
腰が元々悪い方は腰痛がひどくなっているかもしれませんが、肩こりがひどくなる方の方が多いように思います。
寒さによる血流の低下、筋肉の硬直、直接肩こりに結び付いていきますので、皆さん気をつけていきましょう!!
今日は肩こりの予防で肩を回されている方も多いので、より効果的に肩こり予防ができる運動をご紹介します(^^)v
2つご紹介しますが、どちらも簡単で短時間に行えますので、事務仕事の方、お仕事中でも肩が凝ってきたと思われたときにやってみてください。
まず1つ目ですが、肩の挙げ下げ運動になります。
椅子に腰かけ背筋を伸ばし、腕を力を抜き身体の横におろします。
その状態から肩をすぼめるように両肩を持ち上げます。
シュラッグというトレーニングになり、僧帽筋・肩甲挙筋という肩甲骨を持ち上げている筋肉を動かすことができます。
肩がこったと感じるときの肩の上側の大きな筋肉が僧帽筋になり、動かしてあげることで緊張を取ったり、血流をあげ老廃物の除去に役立ってくれます。
肩を持ち上げた状態を5秒ほどキープし、一気に力を抜き肩をストンと落とします。
5~10回ほど行うと硬くなっていた筋肉がほぐれてくれますので、肩周りが軽く感じるようになっていただけると思います。
次に肩甲骨の運動をご紹介します。
肩と肘が同じ高さに来るように腕を挙げます。
肘も曲げていただいた方が肩甲骨周りを意識しやすくなると感じていますので、肘も90度くらいに曲げて下さい。
そこから肘を身体の後ろ方向に引いていきます。
この時左右の肩甲骨が背骨方向に近づいていくことを意識します。
背中が張って肩がつらい方も最近では多くお見えです。
同じ姿勢でいることで、肩甲骨周りの筋肉が硬くなってしまい症状が出ていると感じているのですが、特に硬くなっているのが菱形筋(リョウケイキン)という肩甲骨の間にある筋肉です。
この動きは菱形筋を意識できるかどうかで効果に差が出てきます。
肘を引いたときに肩甲骨同士が近づき、背骨のところが動いているのが感じ取れればしっかりと菱形筋を動かしていることができています。
肘を後ろに引き、一呼吸程とめ、前に戻します。
この動きを10~20回ほど行ってください。
肩甲骨周りはインナーマッスルが多く付いているところです。
インナーマッスルがうまく働くことにより肩周りの動かしやすさは格段に変わってくるはずです。
疲れを感じた時、少しの時間を用いて行ってみてください。
まずはその場で出ているつらい肩こりの症状を緩和していきましょう!!
継続して行うことで、肩こりの症状の軽減にもつながると考えていますので、できれば時間をみつけ行ってみてください。
それでも変わらないようでしたら、ぜひ一度ご相談していただきたく思います。
その時はお身体を拝見させていただきより効果的なアプローチをさせていただけるように致します。
ご質問などありましたら、どうぞお気軽になさってください!!