投稿日:2015.10.04 最終更新日:2023.04.12
仙腸関節の腰痛への影響
おはようございます。
昨日はラグビー日本代表がサモア代表を圧倒して、今大会2勝目、ワールドカップ通算3勝目を挙げました。
終始日本ペースでスコットランド戦とは違いハラハラすることもない試合運びでした(^^)v
何とか悲願の決勝トーナメント進出を果たしてほしいと思います!!
ラグビーは球技であり、コンタクトスポーツでもあるので試合中怪我が多く、メディカルスタッフの方がコート内によく入っていくのが見受けられ、本当にハードなスポーツだと感じます。
どのスポーツでもハードではあるのですが、走るスポーツにおいては股関節の動きが重要になります。
脚の力と体幹の安定、上半身と下半身の連動と言うところで股関節の役割は非常に多く、その中でも、仙腸関節というあまり動かない関節ではありますが、大きな役割を持つと言われています。
今日はその仙腸関節と腰痛について書いていきます。
仙腸関節は以前腰痛の際にも書いたのですが、骨盤内にあり、背骨の一部の仙骨と骨盤の一番大きな骨の腸骨とで関節をなしています。
強靭な靭帯でとめられており動きはごくわずかですが、この仙腸関節部に起立筋(背筋)がついており、起立筋への影響も強く、わずかな動きが股関節の動きとも連動しているため、腰痛の原因と考える施術者も多くいます。
AKAと言う関節運動学的アプローチを行われる方は、特に重要視もされていると思います。
仙腸関節の動きが悪くなると、股関節の動きの一部をとめてしまうため、股関節の動きに関与している筋肉、特にももの後ろの筋肉を硬くしてしまいます。
何度も書いているようにももの後ろの筋肉が硬くなると余計に腰への負担も強めてしまいますので、さらに腰痛が悪化していく悪循環に陥っていきます。
ようするに仙腸関節の動きが悪くなると、起立筋の緊張も関連して高まり、股関節の動きをも悪くしていくため、腰痛を発症してしまう可能性が高くなるのです。
この仙腸関節の動きを戻してあげることにより、腰・背中・脚の症状の軽減につながって見える方も多くおみえです。
ツボでも骨盤部、特に中心に近いところにはツボが集中してあるため、お身体に取り非常に重要なところとなっています。
仙腸関節の動きをしっかりと保ち、腰・股関節に負担をかけないようにしてあげることにより、腰痛の改善・予防ができるのではないかと考えています 💡
気温が低くなっていくと、活動自体が低下していきますので、筋肉が固まりやすい状況になります。
腰を痛めないためにも仙腸関節の動きをしっかりと保ちましょう!!