投稿日:2015.09.28 最終更新日:2023.04.12
腰痛と骨盤について
こんにちは 😀
今日はいい天気です。
秋晴れで雲ひとつないと言って感じですね(^v^)
前回、運動後の腰痛に付いて書きましたので今日は、動きと腰痛との関連について書いていきます。
腰痛の方もいろいろで、どの方向に身体を動かして痛みが出るのかによって原因部が違っているのです。
これは以前に腰痛のことで書いたときにもご説明させていただきました。
その時は前後しか書きませんでしたので、捻る動作と横の動きがまだ腰にはありますのでその辺を詳しく書いていきたいともいます。
筋肉が動きを悪くし、背骨に負担をかけているのは同じでなんですが、痛みの場所が真ん中ではない事もあると思います。
中心部で、背骨付近に痛みがある方は最終的に背骨に負担がかかって痛みが出ているのですが、痛みが中心部で無い方は、筋肉自体が引き延ばされたりすることにより痛みが出ていると考えています。
ようするに筋肉自体の痛みと言うことになります。
多くの方はかがむ動作により痛みが出ていると思うのですが、この場合は前に曲げる動作になりますので屈曲性の腰痛となり、ももの後ろの筋肉が原因となり背筋が緊張しているケースとなります。
骨盤も後ろに倒れ気味になり背骨にも負担が出ます。
逆の形として後ろにそることができない方は、伸展型の腰痛となり、お身体の前側の筋肉、腸腰筋・大腿四頭筋が原因となってきます。
骨盤がより前傾していくことにより腰に負担が出ています。
ここまでは前回書いた内容となります。
では横の動作はと言うと、左右どちらか・もしくは両方の筋肉が引き延ばされ痛みを誘発していることを現わしています。
わき腹は力を入れてもあまり硬くなりませんが筋肉は付いています。
腰方形筋と言う腰を反らす筋肉が、どちらか一方だけが収縮するとお身体を横に倒すことができるのですが、硬さが出ていると引き延ばされてしまい痛みを誘発してしまいます。
骨盤の付け名のところにも骨盤を安定させてくれている「中臀筋」があり、身体が左右にぶれないように安定をしてくれています。
骨盤がぶれてしまうと背骨自体が安定しませんので、常に力の入っている筋肉で非常に大切な筋肉です。
捻る動作は主に腹斜筋、広背筋が行っています。
特に腹斜筋はお腹を引き締めることにより、腹圧を高め背骨を安定させている役目を担っており、腹斜筋がうまく働いていなくても体を捻ることはできますが、背骨が安定していない状態になっています。
背骨が安定していないと言うことは、動きの際に余計にストレスがかかることになり、周りの筋肉が疲労しやすくなっていきます。
筋疲労が溜まっていけば捻る動作の際に痛みが引き起こされることはなんとなくご理解いただけると思います。
長々書きましたが、どの動きにより痛みが誘発しているかの違いは分かっていただけたのではないかと思います。
ようするに骨盤が安定していない、もしくは正常でない状態になっていると背骨に負担がかかり、痛みの原因となっている。
そして骨盤が正常でない状態を作り出しているのは腰回り・脚の筋肉がそうしている可能性があるのです。
原因の場所を良くするためにどのような方法をとるのかは、各施術所しだいで、当院では腰の施術の際には膝から下のツボをよく使います。
経絡の流れに沿い、問題の部位を通る経絡を刺激することにより、筋緊張の緩和・痛みの軽減・可動域の拡大を狙っています!!
強い痛みの時もそうですが、痛くなる前に早めに施術を受けることも予防にはいいことです。
腰痛でお悩みの方ははりきゅうの施術をしてみてはいかがでしょうか?