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腰痛 腰椎分離症、すべり症

腰痛 腰椎分離症、すべり症 | 腰痛

おはようございます。

昨日はソフトバンクが日本一を決めました。
シーズン同様、シリーズでも強さを発揮し、日本一連覇!!
しばらくパリーグはソフトバンクの天下になってしまうかもしれないですね。

優勝が決まったと言うことは感謝セールになりますので、ソフトバンクユーザーさんやヤクルト商品をよく買われる方はうれしい時期になるかもしれませんね(^v^)

さてさて昨日ヘルニアについて書きましたが、それと同じくらい聞くものとして「分離症」「すべり症」と言うものがあります。
皆さんご存知でしょうか

成長期の運動をよくする人に多いものにはなるのですが、昔運動をハードにやっていて受傷し、その後腰痛に悩まされると言うケースもめずらしくありません。

この分離症、すべり症の違いは重症度になってきます。
分離症が悪化するとすべり症ということです。

分離症ですが、腰椎(腰の背骨)の疲労骨折になります。
上下の腰椎は椎間板を挟む形で関節を作っていますが、そのほかにも関節突起というもので関節を構成しています。
背骨の丸い部分の後方に位置し、椎弓(ツイキュウ)と言う部位でつながっています。

腰椎 矢印の部分が椎弓

この椎弓の部分で疲労骨折が起こると分離症となり、レントゲン画像で線が入っているのが見られます。
この線をテリアの輪といい、犬の首輪にみえることからそう呼ばれています。

テリア

これが進行していくと完全に離れてしまい、すべり症となります。

分離症、すべり症ともに腰の痛みと下肢への放散痛が主な症状です
体を捻るスポーツや、腰を反らす動きが多いと発症しやすいと言われていますが、過度な運動負荷がある場合は発症しやすくなってしまいます。

主に10代に多く、骨の発育が負荷に耐えられないうちに発症するケースがほとんどです

負荷が積み重なり起こる障害ですので、腰の痛み自体をあまり放置しない事が、分離症・すべり症を予防する手立てだと考えています。

痛みが無いことにこしたことはないのですが、痛みが出て早いうちに対処していくことで重症化、長期化することを防ぐことになりますので、早め早めに対処していきましょう。

また今ハードにスポーツをやっている学生が身近にみえる場合は、腰に痛みがあるようなら一度医療機関を受診し、骨に異常がないかどうか確かめてみることもいいことだと思います。
骨に異常がないうちに腰にかかっている負担を少なくしてあげることで、パフォーマンスの向上はもちろん、競技を長く続けることができますので、非常に大切なことになってきます

まだセルフケアがしきれないうちは、外からサポートしてあげる必要もあります。
頑張っている本人を応援するためにも体のケアを考えていきましょう!!

腰痛 腰椎分離症、すべり症 | 腰痛

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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