JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

2016年7月

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寝違いのツボ 落枕 | はりきゅう

寝違いのツボ 落枕

おはようございます。 今日は朝から快晴で、熱くなりそうです。 明日、明後日と土日になりますので、お出かけになる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 夏は寝違いを起こしやすい時期ですので、寝違いに気を付けましょう‼ ではなぜ寝違いを起こすのか? 原因の1つは、枕です。 仰向けで寝る方が多いと思いますが、寝返りをうつ際は横向きにもなります。 仰向きの姿勢だけを考えて枕選びをしていると、横向きの姿勢の時に負担がかかり、寝違いを誘発してしまっているかもしれません。 2つ目は熱帯夜。 熱帯夜になると寝苦しくなります。当然睡眠の質も低下します。 睡眠の質の低下により体に疲労がたまりやすく、寝違えになりやすくなります。 また寝苦しいのを防ぐためにエアコンで冷やしすぎてしまうことも寝違いを誘発することになりますので、夏は起こしやすくなります。 3つ目はお酒の飲みすぎ。 夏はビールのおいしい季節です。ついつい進んでしまいますし、お酒の席も増える時期です。 深酒になり、普段と違う体勢や違う場所で寝てしまい、体が痛くなったことを経験されたことのある方も多いはずです。 酔った状態で寝てしまうことにより、寝返りがうてなくなってしまいます。 まったくのゼロではないですが、頻度は落ちてしまいます。 負担のかかる姿勢で、体がまったく動かなければ当然体には負担がかかりますので、痛みが出てしまいます。 これらの理由により、夏は寝違いを起こしやすいのです‼ ツボには寝違えの特効穴というのがあります。 落沈(ラクチン)です。 奇穴(キケツ)と言われる内臓と結びつきを持つ経絡に属さないものになります。 ツボの位置は、手の甲、人差し指と中指の根元の骨と骨の間にあります。 両手ではなく、寝違え痛みの出ている側と同じ側の手のツボを使います。 もし寝違えてしまった場合には用いてみてください‼ このツボ1つで痛みがすべてなくなるとは言いませんが、痛みの軽減効果が期待できます。 軽いものなら2~3日で痛みが引くと思いますが、早期に痛みを解消したい場合には、首にかかった負担を取り除いていく必要があります。 当院は首の施術は得意としていますので、寝違えでお困りの際にはお気軽にお声かけくださいませ。

腰痛 内臓の冷え | 腰痛

腰痛 内臓の冷え

おはようございます。 ここのところ意外と涼しい日が続いてくれています。 夏休みになり一気に暑くなると思っていたため、過ごしやすく助かるのですが、夏らしさが少なくなったように思います。 涼しい後に急に暑くなると、より暑く感じるため、ある程度で一定になってほしいものです。 さて暑くなると、喉が渇きます。 体温調整のために汗をかきますし、体を冷やすためにも冷たいものが欲しくなるので、水分の摂取は増えていると思います。 水分の摂取は冷たい飲み物の方が、腸での吸収率が高まるため、汗を多くかいているときは冷たい飲み物があいます。 室内にずっといるときも冷たいものを飲んでいると、過剰に体を冷やすことになってしまいます。 結果として夏の冷え性になってしまう訳です。 また内臓が冷えることにより、腰痛にもなりやすくなります。 東洋医学では各臓器とつながっている経絡、経絡状にある経穴に各臓器の反応が出るとされています。 気・血・津液の3つの流れが良いことがいい状態であり、冷えることにより、特に気・血の流れは悪くなってしまいます。 血の巡りが悪くなると言うことは、筋肉が硬くなりますし、疲労の抜けが遅くなります。 気の巡りが悪いと言うことは、内臓の働きが悪くなることを意味しますので、胃もたれやだるさ、足のむくみなどにつながります。 腰とかかわりの深い腎臓の働きが弱くなることで、腰痛にもつながります。 水分代謝の調節をしてくれているのが腎臓ですので、多くの血液が腎臓には流れています。 冷たい血液が流れていれば、当然冷やされるもの速くなります。 暑い季節、冷たいものの摂取は当然行います。 体の熱を取りすぎない事が、内臓を冷やしすぎないことにつながりますので、冷やしすぎないようにしましょう!! 特に室内でエアコンが効いていれば、時間がたってくれば汗も引きます。 暑い外から室内に入ったのであれば、数分後を考えるだけで、冷やし過ぎずに済むかもしれません。 今年の夏が酷暑になるのか、猛暑なのか、まだまだ分かりませんが、体の冷やし過ぎは禁物ですので、注意していきましょう。

美容鍼 目じりのシワ | 美容

美容鍼 目じりのシワ

おはようございます。 梅雨明け宣言もされ、いい天気が続いてくれています。 外にいると、水の中に飛び込みたくなるように思うくらいの暑さです。 まだまだ暑さは続きますので、暑さ対策しっかりとしていきましょう!! さて、夏の皮膚対策について先日書かさせていただきました。 お顔で気になることの多いポイントに「目じり」があります。 当院の美容鍼の中で意識しているところでもありますので、目じりのシワについて今日は書いていきます。 そもそもシワとは、乾燥などにより皮膚がたるむことにより起こります。 特に目の周りは、皮膚が薄く、刺激に対して弱いところのため、しわが起こりやすいのです。 表情筋、特に目の周りは眼輪筋が深くかかわっています。 眼輪筋は、字のごとく目の周りを輪状に取り巻いており、内側眼瞼靭帯・上顎骨前頭突起と言われる目の内側にあるところに付着し、皮膚の中へ放散するように入り込んでいっています。 一部はまぶたの上にも存在し、皮膚と密接に関係している筋肉で、眼輪筋の働きにより、何かを懸念するような表情がつくられるとされています。 眼輪筋の張りが失われることにより、目の周りの皮膚がたるみ、目じりのシワができてしまうと考えています。 原因は、先ほども書いた乾燥にもよるのですが、眼精疲労によるところもあります。 眼精疲労により、目の周りの血行が悪くなり、皮膚の老化を早めてしまうために、シワができやすくなります。 眼輪筋の血行をよくすることで、眼精疲労の改善と、目じりのしわの両方に効果が期待できます。 紫外線により乾燥もしやすくなりますので、目じりのシワの対策をしっかりとしていきましょう!! 当院の美容鍼では、目の周りは重点的に行っています。 攅竹(サンチク)・糸竹空(シチククウ)というまゆ毛の両端にあるツボを用いながら、目の周りの刺激を行い、リフトアップとともにしわ対策をしています。 目じりのしわが気になる際には、お気軽にお声かけ下さいませ。

夏の皮膚対策 | 美容

夏の皮膚対策

こんにちは。 3連休の中日だと言うのに、あいにくの雨となってしまいました。 屋内でも楽しく過ごせるスポットは多くありますし、お出かけできなくなってしまった方は、違う方法で有意義にお過ごしください!! さてさて夏本番を直前に、日焼け対策、紫外線対策は皆さんすでに始められていると思います。 紫外線を多くあびることで、シミやそばかすの原因であるメラニンが生み出されます。 これは紫外線により、メラノサイトと言う色素形成細胞が活動し始めてしまうためです。 メラノサイトは、メラニン色素を作り出すことで、紫外線から体を守ろうとし、メラニン色素を増やします。 これがシミやそばかすができていく原理です。 UVカットの日焼け止めは有効ですので、気になる方はしっかりと日焼け止めを塗りましょう!! あまり日差しを浴び過ぎない事は、かえってよくない事ですが、浴びすぎることも良くない事です。 長時間外に出る場合には、対策をしましょう。 外に出ていれば、紫外線をあびてしまいます。 メラニンが生成されますので、体内にあるメラニン色素にも気を使うことで、シミ・そばかすを出来にくくしたり、薄くすることもできます。 大事なのは食事と、睡眠。 肌の再生に欠かせない、ビタミンA・ビタミンCをとり、十分な睡眠をとることで皮膚の細胞を活性化できます。 活性化することでメラニン色素が薄くなり、目立たなくさせていくことができます。 肌を紫外線から守ること、できてしまったメラニンを少なくしていくこと、この2つが夏の紫外線対策として重要になります。 ビタミンAは、鶏のレバーやこの時期でいえばうなぎに多く含まれ、手軽な食材でいえば、卵や人参、ほうれん草などがあります。ビタミンCは、ピーマン、ゆず、アセロラ、パセリなどに多く含まれ、ピーマンでも赤ピーマンにもっとも多く含まれています。 ビタミン類は不足しがちになりやすいため、栄養バランスが乱れることにより、シミ・そばかすが目立つようになるかもしれません。 栄養は美容だけでなく、健康の源でもありますので、日ごろからバランスの良い食事をしていきましょう!! 特に夏は紫外線量が最も多い時期ですので、ビタミンA・Cの摂取を心がけることで、皮膚トラブル対策となっていきます。

腰痛のトリガーポイント

おはようございます。 昨日、当院の地区ではお祭りがありました。 夏はお祭りの季節でもあり、花火大会も始まってくると思います。 楽しみな行事が増えていきますので、楽しめるように体調をよくしていきましょう!! では今日は、腰の痛みを誘発するトリガーポイントをご紹介させていただきます。 トリガーポイントは、痛みを引き起こしている筋肉内に存在するポイントのことです。 肩・腰・膝など各関節痛に有効とされているもので、鍼で筋肉内の硬結に刺激を加えてほぐしていくものと、似ていると考えており、施術の中にも取り込んでいます。 腰痛の時に、トリガーポイントができやすい代表的なところを書いていきます。 ・ベルトの高さから指3~4本分上の背骨の脇 ・ベルトのラインの体の端 ・お尻の真ん中 ・お尻の真ん中の少し下方 ・足の付け根の内側と外側 上の4つはお身体背面に取り、足の付け根は前側から取ると、トリガーポイントがとりやすいです。 筋肉内に存在し硬くなっていますので、押して筋肉が硬くなっているところが、トリガーポイントになっていることが多いです。 そして刺激の方法は何も鍼に限らず、痛くない程度で押すことでも、痛みの緩和につながります。 1回20~30秒ほどの刺激で、強くなりすぎないように注意して行ってください。 場所さえ分かれば、簡単にできると思いますので、ご自宅でのセルフケアにご利用していただければと思います。 ご自身で、全てのケアができるかどうかは、症状次第ですし、痛みが強い場合には早期に痛みの除去を行った方がいいと考えられますので、あくまでもセルフケアの範囲内で行って下さい。 肩・腰・膝は多くの方に気になる症状が出ている関節です。 ご自身での体調管理も痛みを出さない上で、重要なことですので、しっかりとセルフケアも行っていきましょう!!

いかり肩 お勧めの運動 | 肩こり

いかり肩 お勧めの運動

おはようございます。 今週末は3連休ですね。 まだ夏休みとはいかないようですが、お出かけするにはいいタイミングになると思います。 当院は日曜・祝日も施術いたしておりますので、暑くなり疲労が出始めたと言う方、気になることがある方、お気軽にお声かけ下さいませ。 さてさて、以前いかり肩のことについて書かさせていただきました。 お出かけされると言うことは肩こりが出ると言う方もありますので、いかり肩にお勧めの運動を今日はご紹介させていただきます。 いかり肩に限らず、肩コリ自体にも有効でもありますので、お試しください!! まずストレッチの仕方ですが、いかり肩は、僧帽筋の上部線維・肩甲挙筋が硬くなっていることが多いです。 この2つの筋肉をしっかりと伸ばしてあげることが大事になってきます。 方法は、頭を伸ばしたい側と反対に軽く倒し、お顔を倒した側の肩に向けるように首を捻ります。 その体勢で頭を倒した側の手を使い、さらに頭を倒していきます。 頭を倒した側と反対の肩が上がってしまうと、うまくストレッチをすることができませんので、反対側の方を動かさないようにします。 無理に強く行う必要はありませんので、手を乗せるだけでも、手の重さによりストレッチ効果が高まります。 肩と頸の境目あたりがしっかりと伸ばされるのを感じれれば、しっかりとストレッチされています。 20秒ほど同じ姿勢をキープし、一度力を抜いて下さい。 その後反対側も同じように行います。 僧帽筋上部線維・肩甲挙筋ともにしっかりとストレッチを行うことができます。 次に運動ですが、いかり肩は肩甲骨が上方に引き上げられてしまっていることが多いです。 肩甲骨の上側と下側で、上側の筋力が強くなっているために起こってしまっています。 ですので、肩甲骨を引き下げる動きにかかわる筋肉を鍛えてあげることが重要となります。 僧帽筋の下部繊維や広背筋などを鍛えることが必要で、これらの筋肉に共通する動きは肘を後ろへ引く動きとなります。 肘を曲げ、肩の高さまで持ち上げます。 そこから、肘を後ろに引いていくのですが、肩甲骨をうまく動かせないと、運動の効果が弱くなってしまいます。 肘を引き、さらにそこから肩甲骨を背骨に引き寄せるように動かしていきます。 肩甲骨を背骨に引き寄せることがうまくイメージできない方は、肘を後ろに引き、止まったところからさらに肘を引くことで肩甲骨を動かすことができます。 肩甲骨をしっかりと動かすことで、僧帽筋の下部繊維・広背筋を鍛えることができます。 肩に力が入りやすいと言う方は、いかり肩様になってしまっているかもしれません。 肩甲骨を正しい位置に戻して、肩こりを解消していきましょう!! また当院として、肩こりの原因は頚にあることが多いと考えています。 肩コリが気になると言う方はお気軽にお声かけ下さいませ。

食欲不振について | はりきゅう

食欲不振について

おはようございます。 昨日は七夕でしたね。 てっきり忘れていましたが、当院の願い事は、皆様に取りよりよい院になっていくことです。 まだまだ改善に時間のかかる方もいらっしゃいますので、多くの方の悩みを出来る限り早期に改善していけるようになっていくために、今後も頑張っていきたいと思います!! さてここのところ数日は暑かったです。 今日からは天気が崩れがちですので、気温は上がりきらないと思うのですが、これからは毎日気温が高くなります。 暑くなると食欲がなくなる、そういった方も多いと思います。 暑さで体力が奪われ、内臓の機能が低下してしまう・冷たいものを飲み、胃腸の働きを弱めてしまうなど、夏場は胃腸の働きが弱くなる可能性があります。 まだ暑さの本番ではないですが、今から胃腸を弱らせないように準備していきましょう! そこで、食欲不振に効果的なツボを今日はご紹介させていただきます。 まずは、中脘(チュウカン) 以前も胃腸の働きを高めてくれるツボとご紹介させていただきました。 胃の募穴(ボケツ)と言われ、多くの胃腸の疾患に用いることができます。 みぞおちとおへそのちょうど真ん中に取り、胃の調子の悪い時には少し痛みを感じると思います。 この中脘、食後すぐには胃が張っていますので、逆効果になることがありますので、食後すぐは刺激をしない方がいいと思います。 次に、天枢(テンスウ) こちらもお腹にあるツボで、おへその真横2寸のところにとります。 2寸とはご自身の人差し指・中指・薬指の第1関節部の幅です。 両側にあり、胃疾患だけでなく、消化器系に対して効果があります。 また冷え性にも効果的とされているツボですので、冷たいものの飲み過ぎで、内臓が冷えている方は、蒸しタオルなどで温めてあげることがいいと考えています。 次に内関(ナイカン) 食欲が低下し、胃のむかつきや胸やけなどが出た時にお勧めです。 食欲が低下しても食べないわけにはいきません。 食べると胸やけしてしまったと言うご経験をされている方はぜひ覚えておいてください。 場所は、手首の中央から肘に向かい、2寸のところにあります。 2寸ですので、先ほどの天枢どうように指3本分です。 胃のところに溜まった気を下に送ってくれると言われているツボで、胃の働きを改善させると言われています。 夏はお盆休みもあり、お酒の機会も増えるかもしれません。 胃の働きを助けてあげることは、食欲不振だけでなく、日ごろの体調管理にも必要なことと思いますので、胃の調子が気になる時に、使ってみて下さい。 また疲れをためない事が循環をよくし、お身体の調子を整えることにもつながります。 暑さで疲れやすくなっていきますので、なるべく疲れをため込まないようにしていきましょう!!

お灸フェス

おはようございます。 連日暑い日が続いていますが、皆さん体調は崩されていないでしょうか? 小さいお子様は風邪なども引きやすく、保育園・幼稚園などでは流行っているところもあるそうですので、気をつけていきましょう!! まだ少し先の話になるのですが、当院の所属しています岐阜県鍼灸師会所属の若手の鍼灸師を中心に、9月にイベントを開催することになりました。 僕もまだ若い方に数えていただけたので、イベントに携わらせていただいております。 当日9月11日(日)は臨時で休診とさせていただきます。 ご理解の程よろしくお願いいたします。 どのようなイベントかと言いますと、もぐさ(お灸)とツボの話と題しまして、ご自宅でできるツボの取り方、お灸の行い方を、所属の鍼灸師よりお話していただきます。 次に、岐阜市民病院の小児科部長である篠田邦大先生をお招きして、感染症のお話をしていただきます。 9月は感染症が流行るタイミングとは違うかもしれませんが、実際に流行り出す前から、予防をしていくことも大事ですので、予防法・感染症が疑われるときの対処法などをお話していただく予定です。 小さいお子様の方が感染症にはかかりやすいため、小さいお子様連れの方でも安心してご来場していただけるように、オムツ替えや授乳などの場所も設けています。 さらにご参加の方で、じゅうろくプラザの指定駐車場をご利用の方に限りますが、駐車場3時間無料とさせていただきます。 ※駐車券をイベント受付までお持ちください また参加費も無料となっております。 小さいお子様連れの方、小さいお子様と触れ合う機会の多い方、今後子供のために知っておきたいと言う方、ご興味のある方でしたら、どなたでもご参加いただけます。 詳しくは青年委員会コラボ事業事務局までお問い合わせください。 ℡ 090-7686-0085  ✉ [email protected] またお問い合わせは当院でも受け付けさせていただきますので、お気軽にお声かけ下さいませ。

トリガーポイントについて | はりきゅう

トリガーポイントについて

こんにちは。 今日は朝から暑く、真夏日になりそうです。 また赤道近くでは、台風が発生したようです。 日本にはまだ、影響はないと思われますが、猛暑となると台風の数も増える傾向にあり、大雨被害がすでに出ているところもありますが、今年はまだまだ増えるかもしれません。 みなさん急な雨には注意していきましょう‼ さて、はり・きゅう限らず、お体を触らさせていただいていると、急に患者様がびくっとされるときがあります。 また刺激しているところとは異なるところに、刺激が伝わることもあります。 確かに固くなっているポイントではあるのですが、その周囲も同じ力加減で行っておりますので、その一点だけ力を加えたということはありません。 このように、反応の強い居場所、またその場所以外に刺激が伝わるポイントを「トリガーポイント」といいます。 トリガーとは、引き金のことで、慢性的な痛みやコリの原因部となっていることの多いポイントです。 東洋学のツボと似ているところもあるのですが、すべてが一緒ではありません。 例として言うと、肩こりの方で、肩を押すと頭に響くような感じの出ることがあります。 この時押しているポイントがトリガーポイントで、筋肉の固さの出ているポイントでもあります。 腰痛でも同じようなことが言え、腰を押すと、お尻に響くような感じが出ることがあります。 このトリガーポイントをうまく使うことにより、筋肉の固さが取れ、痛みやコリを和らげることができます。 もとより、施術者としては手の感覚と言われ続けてきたことかもしれませんが、より固さを正確にとらえることができれば、トリガーポイントを正確にとらえることができ、効果を出していけると考えています。 鍼でも響きと言われる、体内に刺入していったときに、ズーンとした鈍い感じが出ることがあります。 同じように思ってしまうところもあるのですが、研究されている方からすると、異なるものと言われてしまうかもしれません。 トリガーポイントも、固くなった筋肉内に存在していることが多く、鍼の響きも筋肉の硬結部にあたった時に出やすいものです。 うまくこの二つを使い、筋肉の硬さを取り除いていくことで、肩こり・腰痛の改善をしていけると考えています。 もちろんトリガーポイントはご自身で押していただくことでも効果はあります。 痛くない程度でほぐしていくと効果的とされています。 実際のトリガーポイントの場所については、肩こり・腰痛なで別々に今後ご紹介させていただきます。

肩こり 頚椎症性神経根症 | 肩こり

肩こり 頚椎症性神経根症

おはようございます。 今日は梅雨の雨雲がどこかに行ってしまったみたいで、暑くなりそうです。 梅雨明けも間近かもしれませんので、暑さに負けないようにしていきましょう‼ さて、肩こりのことは多く書かさせていただいておりますが、肩こりがひどい時に腕や手が痺れるように感じる方もいらっしゃると思います。 痺れを伴う肩こりも実際にあり、多くは固くなっている筋肉が神経の通る隙間を狭くしてしまっていることが原因となってきます。 胸郭出口症候群・斜角筋症候群など、診断名も多くあります。 手や腕に行く神経は頚で脊髄から分岐していますので、肩の問題ではなく、頚に問題があることもあります。 頚椎症や頚椎ヘルニアなどがそうであり、どこに痺れがでいるのかにより、どの神経が障害されているかが変わってきます。 今書かさせていただいたものは、以前にこのブログの場にて書かさせていただいておりますので、今日は「頚椎症性神経根症」について書いていきます。 すこし長い名前になっていきますが、頚椎症の中に含まれ、神経根というところを障害してしまっている病気になります。 神経根とは、背骨から神経が分岐した根元のところになります。 背骨の隙間を通っているところにあたり、何らかの理由により、隙間が狭くなると圧迫など障害を受けやすい部位になります。 ですので、頚椎症性神経根症と言うのは、頚椎症が原因で神経が障害を受け、手や腕に痺れなどの神経障害が見受けられるものとなり、頚椎症との違いは神経症状が伴うか伴わないかが大きな違いとなります。 頚椎症自体が、頚椎の変形の可能性もあり、変形が神経にあたってしまってることなどが考えられます。 詳しくは画像診断となりますが、どの体勢で痺れが出るのか、またテスト法により特定していき、頚椎症なのか、頚椎症性神経根症なのか、はたまた異なる問題により、痺れが出てしまっているのか原因を探っていきます。 先ほども書いたように施術の内容としては、頚椎症と大きくは変わらず、狭くなっている部位の改善や、周りの固くなっている筋肉に対して施術を行い、神経の障害が出ないように、頚・肩のこりが改善していくように施術いたしております。 また頚の動きの悪い方には、肘や手首のツボを用いて、動きの改善も行っております。 肩こりや、腕の痺れなど気になることがございまいたらお気軽にご相談くださいませ。

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