JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

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はりきゅうの効果について 続き

おはようございます。

 

昨日も今日も本当に暑いですね(+_+)

今週末からは夏休みに入る学校も出てくると思いますし、いろいろと皆様御多忙な時期になってくると思いますので、くれぐれも体調を崩されないようお気を付けください!!

 

さて一昨日になると思いますが、はりきゅうにより、免疫反応が活発になると書かさせていただきました。
前回の記事はこちら

もう一点が残っておりますので、ご説明をさせていただきたいと思います。

 

僕の見解の中で、もう一点はりきゅうの効果を出してくれる仕組みは「反射」にあると考えています 💡

膝の下の靭帯部をたたくと、膝が伸びる。小学校の理科で実験したと思いますが、仕組みは一緒です。

 

ですが、はりきゅうの場合、筋肉を動かすのではなく、体内で血管拡張や、鎮痛物質の放出をしてくれていると

考えられています。

 

はりを行うとき、刺激を加えた場所が赤くなることがあります。

お灸は温めますので、赤くなって当然ですが、では、はりはなぜ赤くなるのか

 

そこで反射が出てくるのです。

 

刺激が加えられると、刺激は神経を通り、中枢(脳、脊髄)に伝えられます。

特に脳の大脳皮質と言うところで痛みとして認識されるのですが、反射が起こる場合、

刺激は脳に行く回路とは別に存在し、脊髄からは末梢に向かって神経の伝達が行われます。

 

この時反射の反応として、刺激を加えた部分の血流の増加が起こり、赤くなります

 

また、痛みがあり情報を脳に伝えている神経があるとします。

痛みを伝える神経は一つではなく、鋭い痛みと鈍い痛みに分けられます。

この二つの痛みを伝える神経は脊髄内で一つになっており、脳へ情報を伝えてくれるのですが、

痛みがあり、片方が情報を伝えているところに、もう一方の刺激を加えると、

脊髄で合わさる時に痛みの抑制をかけてくれる「ゲートコントロール」と言うものが起こると言われています。

 

はりきゅうの刺激は鈍い痛みを伝える神経を多く通り、

日常での痛みの多くは、鋭い痛みとして伝える神経を通ります。

 

そのため、痛みが低下することもはりきゅうの施術で期待できるとされています。

 

僕の見解の中ですので、間違っているという意見もあるとは思いますが、

そういうご意見も勉強させていただきたいと思っていますので、ありましたら、御容赦なくご指摘ください

m(__)m

 

今後、またいろいろと解明されていくことも多く、今のところのこう言われているはりきゅうの効果の

現れる仕組みになりますので、ご参考にしていただければと思っています。

 

はりきゅうの効果について 続き | はりきゅう

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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