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冷えには丹田

おはようございます。

明日は、最強寒波の影響で平野部でも雪が降ることが見込まれています。
本当に寒い土日になりそうです。

小寒から大寒の間ですので寒いのも当然なのですが、寒いと冷えがより強く出てしまいます。
冷えることにより筋肉がこわばり、肩こり・腰痛も強くなることもあります。
しっかりと冷え対策を行いましょう。

寒いために着込むと室内では血管が拡張してしまうために、外に出たときに一気に熱を奪われることになりかねません。
室内の温度調整もこまめに行いましょう。

手足は体の末端になるために、どうしても体温が低くなります。
末端の冷えの改善のために末端部を温めることも大事ですが、血液の流れの改善がなければ温めることは難しいと捉えています。

足で言えば腰・股関節、手で言えば肩・胸から改善を図っていく必要があると考えています。
もちろん体の一部だけを改善するというものではなく、トータル的に行っていかなければ冷えはなかなか改善していかないこともあります。

冷えのことを書かさせていただくたびに書いていることになりますが、体で熱を生み出せるのは、筋肉と内臓のみです。
体の中心である体幹部は内臓もあるために冷えにくい場所であり、体幹部に冷えを感じてしまっているようであれば冷えはかなり進行しているかもしれません。

冷えの方にお勧めなのが、丹田を温めることです。

丹田とはツボではないのですが、おへその下5センチほどのところを言います。
この場合正確には臍下丹田になり、丹田は他にも頭と胸にもあります。

丹田を意識した呼吸法も多く紹介されており、自立神経が安定すると言われています。
冷えだけでなく、ストレスを感じているときや、気分が落ち着かないときにも安定作用がありますので、有効的なところになります。

お灸で温めていくのもいいのですが、お灸をお持ちでない場合には、ドライヤーや蒸しタオルなどで代用されてもかまいません。
直下に腹筋もありますし、骨盤内は臓器も多くあります。
冷えの改善に丹田を温めてみてください。

しっかりと体を温めれるように、筋肉と内臓に熱を持たせていきましょう‼

 

冷えには丹田 | 冷え性

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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