投稿日:2015.09.02 最終更新日:2023.04.12
秋バテについて
おはようございます。
最近は天気がコロコロと変わるようになってきました。
夏の暑さをもたらす太平洋高気圧が日本から遠ざかってきているからかもしれませんね 😀
ここのところ一つ一つの症状に対することを書いていましたが、今日はすこし脱線させていただきます。
太平洋高気圧がいなくなるということは、秋になってきたということになりますが、最近「秋バテ」と言う言葉が出来てきたのは皆さんご存知でしょうか?
夏バテは暑さによる胃腸機能の低下と、屋外と室内の気温差による自律神経の乱れと言われています。
秋になり涼しくなりますし、体力が回復してくるころなのになぜバテてしまうのか不思議な感じがします。
また、秋と名がつくと言うことは季節の何が関係しているのか?
すごしやすい季節だけに気になる方も多いと思いますので、ご説明させていただきたいと思います。
まず夏バテがいつまでたってもよくならないと思って見える方、秋バテになっているかもしれません 😯
なぜなら秋バテになる方の多くは、夏場に身体にだるさをすでに感じてみえる方が多いのです。
夏バテが秋バテに変わっているということです。
夏場は暑さにより自然と体力が落ちますので、「疲れてるな~。」と思う程度で終わりますが、この時点で自律神経は乱れ始めています。
そして秋になり秋バテの一番大きな要因の「天候不良」が重なります。
天気が悪くなると、低気圧で頭痛、腰痛の持病をお持ちの方はしょうじょうが出てしまいますが、これは気圧の問題が大きいのではないかとされています。
秋バテの場合は、酸素濃度の低下が引き金になります。
言ってもそこまでとてつもなく変化している訳ではありませんが、必要な酸素を取り込もうとすると呼吸が速くなります、ですが、呼吸自体が深くなっている訳ではありませんので、浅く早い呼吸となってしまうのです。
呼吸が浅く早いということは、体は必要な酸素が足りていないと判断し、より取り込もうとします。
また必要な酸素を体内に巡らすために、脈も早くなっている可能性もあります。
平常時に、脈が速く、呼吸が浅くなっていては、自律神経が過度に働いている状態となってしまいますので、体調管理がうまくいかず、乱れていってしまうのです。
夏バテしていなくても、夏場にエアコンで身体が冷え切っている方も同様に乱れていくケースがありますので、夏バテしていてもしていなくても秋バテにご注意ください。
酸素濃度は好き勝手に変えることはできませんので、意識して、ゆっくり大きく深呼吸することが大事となってきます。
必要な酸素の量を補ってあげることが大切なのですが、速い呼吸ではしっかいと吸えていませんし、呼吸の際には肺の中に交換されない空気もあります(+_+)
浅い呼吸では空気を吐き出し切れていませんの、当然交換されていない空気が多くなります。
深呼吸だけで全て解決とはいかないかもしれませんが、大きな要因を取り除ける可能性もありますので、空いた時間にこまめに行ってください!!
本来なら自律神経の乱れを正常にしていく必要がありますので、合わせて自律神経の改善もしていきましょう!!
お身体気になる方はお気軽にご相談ください。