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梅雨時期の肩こり、頭痛について

ここのところ晴れと、雨が交互に来ているという感じがしますが、皆様体調はいかがでしょうか

天気がコロコロと変わる時期、多くなる症状として、、肩こり頭痛身体のだるさがあげられます。

気圧の変化による影響も大きいと思うのですが、ではなぜ気圧が低くなると、様々な症状が出るのでしょうか

要因の一つと言われているのが、「ヒスタミンが増加する」ということです 😯

ヒスタミンは炎症にかかわる物質で、血管を拡張させ、血圧を低下させる働きを持っています。

この時期、立ちくらみが多くなっている方、ヒスタミンの影響が出ているかもしれませんのでご注意ください!

またヒスタミンは体内で適量生産されていますが、炎症にかかわると書いたように、多くなってしまうと、アレルギー類似症状を引き起こしてしまいます。

実際には炎症はおきてはいないのですが、ヒスタミンが増加し、常に交感神経が刺激され続けてしまっているのがこの時期なのです。

交感神経は緊張状態を保持してしまうため、筋肉の緊張、神経の興奮を引き起こし続けてしまいます 😥 

筋肉が緊張しているということは、肩・首周りにつらさが出てきてしまいますし、神経が興奮し続けているということは、頭痛につながっていきます。
また、炎症にかかわるということは、免疫を働かせていることになりますので、エネルギーを消費しています。
体内からエネルギー源がなくなれば、当然だるくなってしまいます。

ですのでこの時期多い症状の原因は、「ヒスタミン」ということになってきます。

通常であれば一定量に保たれているところ、気圧の変化などに伴い、多く分泌が促されてしまっている可能性がありますので、分泌量が戻れば出ている症状が改善されるかもしれません 💡

直接ヒスタミンの量を減らすことはできませんが、神経の働きを落ち着かせてあげることにより、分泌量が安定していく可能性があります。

もちろん神経が落ち着くことにより、出ている症状の改善にもつながります

時期的に肩周りの筋肉の硬さを感じられる方、頭痛に悩まされている方、時期的なものとしてあきらめるのではなく、お身体の調整をして、症状の出にくいお身体にしていきましょう!!

 

 

梅雨時期の肩こり、頭痛について | 時事

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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