投稿日:2016.06.11 最終更新日:2023.04.12
肩こり いかり肩
おはようございます。
朝から快晴で気持ちのいい日ですね。
梅雨に入ったばかりなのですが、関東の一部地域では取水制限がなされるようです。
岐阜は水不足になりにくい地域ですが、この時期に早くも取水制限ですので、このまま雨が降らずに行くと、ところによっては深刻な水不足になってしまうかもしれません。
梅雨は嫌な時期ですが、ある程度の雨はしっかりと降ってもらいたいですね。
さてさて梅雨時期は肩こりが出やすい時期です。
以前なで肩のことを書きましたので、今日は『いかり肩』について書いていきます。
前回同様、判断基準は鎖骨とさせていただき、鎖骨の外側が内側よりも高い位置にある場合をいかり肩とさせていただきます。
いかり肩の方は、肩甲骨が高い位置にあるために鎖骨の外側も引き上げられていると言えます。
肩甲骨を引き上げる働きをする筋肉、主に僧帽筋の上部線維・肩甲挙筋の2つの筋肉に硬さが出てしまい、常に引き上げていることが多いです。
常に肩をすぼめている形となりますし、この時使っている筋肉の僧帽筋の上部線維・肩甲挙筋の硬さは肩コリに直結してしまいます。
いかり肩の方でも普段はあまり肩こりを感じない方もいらっしゃいますが、この梅雨時期は症状として出やすい時期ですので、僧帽筋・肩甲挙筋の硬さを少なくしていきましょう!!
そこで今日は、いかり肩の方にお勧めのツボをご紹介させていただきます。
○神門(シンモン)
手首の曲げた時にできるしわの小指側の端にあるツボです。
骨と骨との間に少しくぼみがあります、そのくぼみに位置しています。
肩甲挙筋の上を通る小腸経に属し、肩コリに効果的なツボの1つです。
○中衝(チュウショウ)
手の中指のつめの生え際の親指側にあるツボです。
僧帽筋の上部線維の引き延ばされる動きである、頭を横に倒す動作で、頚肩周りの筋肉にツッパリ感などがある方にお勧めのツボです。
いかり肩の原因は僧帽筋の上部線維・肩甲挙筋の硬直と当院では考えています。
この2つの筋肉の硬直を取り、肩こりを改善していきましょう!!
気になる方はお気軽にお問い合わせください。