投稿日:2016.04.18 最終更新日:2023.04.12
腰痛 梨状筋症候群
おはようございます。
来週末からはいよいよゴールデンウィークが始まります。
熊本で震災がありましたので、被災地に支援をするためにも消費の制限をしすぎないようにしましょう!!
さてさてちらほらと見かける光景で、お尻をトントン叩いている方を見かけます。
おそらくお尻自体の痛みではなく、臀部の筋肉が硬くなっているのが気になって見えるのだと思います。
僕の勝手な推測ですので、もしかしたら違うのかもしれませんが、おそらくあっていると思います。
またそういう方は、腰に痛みがある方だと思います。
そこで今日は、お尻の筋肉が硬くなることでおこる梨状筋症候群(リジョウキンショウコウグン)についてご説明させていただきます。
まず梨状筋についてですが、お尻の真ん中を骨盤から大腿骨に向かい走行しています。
股関節を外旋(外に捻る)させる筋肉郡に属し、立位の時に身体を安定させる役割を果たしてくれています。
ですので立っていてお尻に違和感の出てくる方は、梨状筋に硬さが出てしまっているかもしれません。
また梨状筋症候群の場合、座っていると坐骨神経が圧迫されてしまいますので、座っていても臀部から脚にかけてしびれたり痛みが出てしまうこともあります。
立っていても、座っていても臀部に症状が出てしまうことになります(@_@;)
ここまではよく知られていることなのですが、実は梨状筋は骨盤の後傾(後ろに傾く)ことにも関与しています。
腰の悪い方だと背骨がまっすぐと言われたことがあると思います。
本来背骨は前後に弯曲しており、背骨にかかる負担を軽減してくれていますが、背骨がまっすぐになることにより背骨に負担がかかりやすくなっています。
なぜ背骨がまっすぐになるかと言うと、骨盤が後傾してしまうからです。
梨状筋が後傾にも関与していますので、梨状筋の影響によりお尻にも腰にも症状が出ている可能性があります。
梨状筋が硬くなる原因は様々あります。
座っていることが長いせいで梨状筋が自然と硬くなっていく可能性もありますし、股関節を痛めたことが原因でおこることもあります。
ぎっくり腰により引き起こされることもあるため、腰と関連が高いとも言えます。
腰にも臀部にも違和感があると言う方は、一度梨状筋をほぐしてあげましょう!!
梨状筋のストレッチはまた次回にご説明させていただきます。
梨状筋症候群が気になられる方はお気軽にご相談ください!!