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2016年2月

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肘 離断性骨軟骨炎 | 症状

肘 離断性骨軟骨炎

こんにちは。 今日は朝からニュースが騒がしくなりました。 特に落下物等で被害が出ずに済んでくれましたので何よりです。 岐阜は進路に全くかすってもいませんので心配する必要性もないかもしれませんね。 では、肘の続きで外側の痛み、離断性骨軟骨炎について今日は書いていきます。 関節ネズミと言った方が分かりやすい方もお見えかもしれません。 投球で起きることが多く、以前はプロ野球選手でも関節ネズミの手術を受けられていたように記憶しています。 ですが肘の痛みとして起きる可能性は他のものよりも低いものになります。 他のものは筋肉や靭帯などが影響して痛みが出ますが、この離断性骨軟骨炎は骨の障害になります。 骨が完成し終わった後であれば発症率は低くなりますので、成長とともに起きにくくなるため、発症頻度としてはそこまで多くはないです。 ですが、進行していくと長期化してしまいますし、手術でしか対応できないものにもなってきてしまいます。 早めに対応していくことで、長期化を防ぎ、軽症で終わることもできると考えています。 骨の障害と言いましたが、肘の関節は3つの関節から出来ており、その中の腕橈関節(ワントウカンセツ)と言うところで障害が起きます。 腕橈関節に、投球動作の中で押しつけられる力が加わります。 押しつけられる力が反復して起こることにより、腕橈関節の上腕骨の関節面に変性が起きてきます。 この変性が離断性骨軟骨炎です。 早期の内は、透亮期(トウリョウキ)と言い骨が透けて見えるようになり、骨が弱くなっています。 次に分離期となり、まだ正しい位置にはあるのですが線が入り、骨の一部が分離してしまうことになります。 最終的に遊離期となり、関節の中をはがれた骨が動きようになってしまいます。 この遊離期のことを関節ネズミと言っていたのです。 遊離までしてしまうと手術の対象ですし、取り除くだけにするのか、骨を再建するのかで大きく変わってきます。 当院で対応はできませんので、外科で専門的に対応していただくものとなります。 透亮期、分離期については投球の制限をさせていただくことにはなりますが、回復を早め、早期の復帰のお手伝いはできるのではないかと考えています。 肘の動きの改善を目的に施術を行い、痛みが落ち着くのを待ってから投球動作の再開と言う流れになります。 もちろん再発も防がなくてはいけませんので、動作の確認も行わせていただくことになると思います。 一回の投球で肘に加わる力は大きくはないですが、加わり続けることで骨を痛めてしまいます。 中学、高校とスポーツをハードに行われている方は多く、特に野球はスポーツ人口の多いものです。 目標に向かって頑張るためにも、身体を痛めないためにコンディショニングをしっかりと行いましょう!!

肩こり 椎間関節障害 | 肩こり

肩こり 椎間関節障害

おはようございます。 今日は久しぶりに頚について書いていこうと思います。 当院が一番自信を持っている部位でもあるのですが、書くのが少し空いてしまいました。   頚は多くの方の原因にもなっている部位であり、事務作業により頚肩周りに痛みやコリ感が出ている方も多いはずです。 眼精疲労からくるものや筋疲労が溜まり凝り固まるものも当然あります。 今日は頚の関節部が原因の椎間関節障害について知っていただければと思います。 椎間関節障害とは頚の骨と骨との間に原因があり、頚の痛みや腕の痺れの他に不定愁訴(フテイシュウソ)と言われる頭痛やめまい・吐き気などがあるものをいいます。 頚の骨の近くを圧迫し痛みの出る方や、天井を向く動作で痛みが出たり、動きが制限されてしまう方はこの椎間関節障害がおきているかもしれません。 骨の異常ではありませんのでレントゲンでは写ることはないですし、関節部にある滑膜ヒダが影響しているとは言われていますが、MRIでもはっきりとした異常は写らないかもしれません。 診断を受けても特に異常はないと言われてしまうこともあります。 お身体の異常は骨や神経だけではありませんので、関節部が影響していると言うこともあるのです!! 椎間関節からの痛みの出現の範囲は広く、上の方の椎間関節で障害があると後頭部に、下の方の椎間関節に障害があると肩甲骨付近、背中まで痛みが出現します。 ですので後頭部から、背中まで痛みの出る可能性のある障害のため、肩こりと勘違いされやすかったりもします。 問題の起きている頚の骨の関節部を特定し、その関節部の動きを改善することにより、関節由来の痛いみや症状が改善できると考えています。 関節に影響をしているのは先ほども出した滑膜ヒダと言うものがあります。 関節部には関節を取り囲むように関節胞という膜が存在しています。 関節の動きをスムーズにするために液体を出したり、とどめておくための組織です。 関節の動きに合わせて伸び縮みしており、関節に負担がかかことがおきると炎症を起こすこともあります。 交通事故などのむちうち症もこの滑膜ヒダの炎症が関係している可能性もあります。 椎間関節障害が知らず知らずのうちに起きていると、頚の骨の可動域を狭くしていきますので、動かしにくさや動かした時の突っ張り感、引っ掛かり感が出てきます。 今あげた症状のある方は、単に肩こりと思わず頚の骨の動きがお身体に作用しているかもしれません。 会社では決算、個人の方では確定申告と頚肩周りに症状の強く出やすい時期です。 症状を取り、気持ちよくお仕事に臨めるようにしましょう!!

肘 外側上顆炎 | 症状

肘 外側上顆炎

おはようございます。 昨日は節分でしたね。 暦の上で春になりましたが、今日もかなり冷え込んでいます。 実際の温かさは3月終わりころにならないと感じれませんのであと2カ月弱、寒い時期を乗り切りましょう!! さて肘の内側の痛みについて書いてきていましたので、次は外側の痛みについて書いていきます。 ですので今日は「外側上顆炎」(ガイソクジョウカエン)について書いていきます。 内が外になっただけと言ってしまえばそれまでなのですが、一番違うところは使っている筋肉です。 内側上顆炎の時には、屈筋群・回内筋でしたが、外側上顆炎は伸筋群にります。 テニス肘とも呼ばれ、バックアハンドの際に手首を甲側に返す動きが多いと痛みを誘発することにつながります。 内側上顆炎同様、外側上顆は筋肉の付着部であり、そこから始まる伸筋群に負荷がかかり、付着部である外側上顆に牽引力が加えられ、痛みが出てきます。 内側の痛みとしてゴルフ肘をあげましたが、ゴルフでも外側に痛みが出ることもあります。 クラブの引き手側の肘ですと外側の痛みが出ることがあり、ボールを打つ際のインパクトの影響もあると考えています。 テニス、ゴルフともに打つ動作があり、インパクトの際に手首を返す動きが必要になってきます。 ラケットやクラブにかかる力に反し、手首を返すことになりますので、筋肉は伸ばされながら収縮しようとすることになります。 骨は強い組織ですが繰り返しかかる力には弱いところがあり、繰り返し外側上顆に牽引力が加わってくるため骨を痛めてしまうと考えています。 牽引力が弱くなるように筋肉の状態をよくしていくこと、が一番なのではないかと考え当院は施術を行っています。 もちろん運動は続ける前提で考えていますが、痛みの強い場合は運動は控えていただいた方がいい場合が多いです。 肘の外側の痛み、外側上顆炎は伸筋群が主に影響を受けている筋肉ですので覚えておいてください!! 肘を伸ばし、手のひらを下に向ける。 この姿勢から手首を手のひら側に曲げていき、伸筋群のストレッチをしっかりと行ってください!! ストレッチを行うと痛みが出てしまう方は、無理に行わないでください。 まずは安静にし、アイシングを行いましょう!! もし安静にできないと言う方はより痛みが出ることになるかもしれませんので、施術を受けたり、病院を受診されることをお勧めします。 肘も一度痛めると長引くことがあります。 早め早めに対処していきましょう!!

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