伊藤はり・きゅう院

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スタッフブログ

成長痛 踵骨骨端症

おほとうございます。

昼中は暑く、朝と晩だけまだ肌寒い時がありますね。
薄着でいると喉や鼻の調子が悪くすることもありますので、しっかりと調整できるようにしていきましょう!!

さて成長痛のことがあまり書けていませんでしたので、今日は成長痛で多い踵(かかと)の骨のことについて書いていきたいと思います。

踵の骨は荷重が強くかかるため、骨の周りに脂肪組織がついており、衝撃などから守られるようになっています。
また踵の骨にはアキレス腱や足の裏の筋膜・腱膜がついています。

足の裏の痛みと言うと足底筋膜炎などで、土踏まずのところに痛みがある方などもお見えです。

成長痛は筋肉が硬くなり、骨についている部分を引っ張ってしまうことにより炎症を起こし痛みが出るケースが多いことは以前書かさせていただきました。

踵の場合もそうで、先ほども書いた足底筋膜やアキレス腱に移行するふくらはぎの筋肉の影響を受けて痛みが出ます。

病院では踵骨骨端症(ショウコツコッタンショウ)という診断名になるかと思います。
また、シーバー病セーバー病とも言われており、すべて成長期における踵の痛みをさします。

踵の骨の骨化(骨の形成は)、男子で7~8歳、女子では5~7歳ごろに始まり、15~16歳ころに骨として形成されます。

中学生ころに運動により、ふくらはぎ・足底の筋肉に負担がかかっていると起きやすくなります。
スパイクなど靴の問題も関与しており、踵の骨に繰り返し衝撃がかかることも、踵の痛みを誘発する原因とされています。

以前子供の浮き指のことについても書きましたが、重心が後ろにあると踵が地面に当たりやすくなり、衝撃が増え起こしやすくなってしまいます。

正しく荷重ができるようにすること、踵に付着する筋肉・筋膜・腱膜のいい状態を保つことで、痛みの軽減、発症予防につながると考えています。

痛みの程度にもよりますが、強い痛みですと、歩行で踵をつくことさえできないケースもあります。
運動をしっかりと行っている子ほど痛みを引き起こしやすいですし、我慢してしまうこともあります。

足は身体の一番下にあり、土台の場所です。
土台をしっかりさせることで、膝や腰の負担を少なくすることもできます。

気になる方はお気軽にご連絡くださいませ。


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