JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

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雨の時の頭痛 | 症状

雨の時の頭痛

こんにちは。 昨日までいい天気でしたが、今朝は強い雨でしたね。 急激に天気が変わる時は体調が乱れやすいのでお気をつけください ! 実際今日も体調を崩されている方みえるのではないでしょうか? 中でも頭痛が出ているかたがお見えだと思います。 特に若い女性に多いとみられ、ホルモンの影響が強いとされています。 女性だけでなく、男性にももちろん起こりますが、それはなぜかと言うと、脳の血管が拡張してしまっているためと言われています。 天気が崩れる時は気圧がさがります。 自律神経もストレスを感じてしまいますが、気圧がさがることによって加えられていた圧力が弱くなります。 そのため血管が広がり、普段より多く血液が流れますので、頭痛を引き起こしているのです。 分かりやすいのが熱が出た時に、頭が痛くなって経験は皆さんお持ちだと思います。 発生的には異なりますが、頭の血液の量が増えることによって頭痛と言うのはご理解いただけるのではないでしょうか? 天気がいい時に起きる頭痛は緊張性の頭痛ですので真逆ですが、天気が崩れるときに出るものの多くは血管拡張型となります。 天気が崩れた時にも緊張性の頭痛となっている方もいるため、一概には言えませんが、血管拡張性の場合は軽くこみかめなどを冷やしてあげると痛みが落ち着くことがあります。 ひどくなる場合は緊張性と思われますので、温めてあげることが有効です!! こみかめ以外にも冷やすのに有効的なところが喉になります。 頭に行っている血管の多くは、喉の椎骨動脈と言う血管を通ります。 より心臓に近いところを冷やしてあげることにより、末梢に近い血管全体を冷やすことができますので、頭全体が重たいと言う方などは喉を冷やされてみてはいかがでしょうか? 先にも書いたように、逆効果になる場合がありますので、ご自身でどういったときに頭痛が出るのか確かめてみてください。 肩こりから来るものなどは、緊張性が多いと感じていますので、肩の凝り具合を1つポイントにされるのもいいかもしれません。 肩こりがひどい時は温め、あまり肩に違和感を感じないときに頭痛が出ているのであれば血管拡張しているかもしれませんので冷やしてあげましょう。 できるだけお薬には頼らない体調管理をしていただくことがいいと考えています。 中には容量を超えるお薬の摂取をしている方もお見えで、薬を飲まないと頭痛が治まったように思えなくなる方もいるくらいです。 ですので、ご自身でご自身の身体をチェックし、前もって対処法を考えていきましょう!!

オスグット | 症状

オスグット

おはようございます(^v^) 日曜日が研修で、昨日が定休日となりまして、お休みが多くご迷惑をおかけいたしました。 また次週がシルバーウィークとなり、火曜日施術させていただき、木曜日に振替を取らさせていただきますのでお間違えの無いようにお気を付け下さい!! さて、先日スポーツ鍼灸と言うことを触りだけ書かさせていただきましたので、膝の成長期に多い「オスグット」について今日は書かさせていただきます。 成長期でも筋肉に負担がかかっていると発症することが多いため、運動(スポーツ)との関連も言われているものになります。 どういうものかと言いますと、膝の下のすねの骨がぼこっと盛り上がってくるものになります。 この盛り上がるところが筋肉の付着部になっていまして、脛骨粗面(ケイコツソメン)と言います。 膝の疾患についてブログを書いていて何度も登場している、大腿四頭筋が付いているのですが、骨の成長において最後に骨化する所です。 骨化すると言うのは、成長段階において軟骨組織であり、縦軸方向に成長し、骨に変わっていく成長の仕方をするため、軟骨組織から骨になることを意味しています。 骨は硬いので引っ張られる力にも耐えられるのですが、軟骨組織は軟らかいため、引っ張られると盛り上がってしまいます。 骨の成長は個人差もありますが、20歳くらいまで続くと言われており、中学・高校でハードにスポーツをやっていると筋肉が引っ張ることが多く、特にジャンプの多いバスケ、バレーなどでは隆起しているのがはっきりとわかる方が多いです。 ではどう対処していくのがいいのか? 筋肉が引っ張り込んでしまう訳ですので、引っ張られないように柔軟性を高めておくことが必要です。 大腿四頭筋が主ですので、ももの前側の筋肉が硬くならないようにしておくことにより、予防となります。 ですが診させていただいていると、ももの前側は比較的軟らかくても、痛みを訴えることがあります。 もちろん筋力不足という問題もあるのですが、股関節が硬かったり、ももの後ろ側が硬いことが多いです。 前を軟らかくすることに集中しすぎて、他とのバランスが悪くなってしまっている気がします。 1つだけいいところがあっても、悪いところがあると筋肉は悪い所、弱いところに合わせて力発揮をしますので、十分に力発揮が出来ていない事を意味します。 とくにももの後ろが硬くなると骨盤を後ろに傾けてしまいますので、ももの前側の筋肉に伸ばされる力が平常時よりかかることになってしまいます。 筋肉が軟らかいので筋肉に負担は出ていないかもしれないですが、骨に負担がかかっており付着部のすねの骨に痛みが出現していると考えています。 当院では、お身体全体から問題はどこなのかを判断させていただきますので、ももの前側だけ施術を行うことはせず、脚全体を診させていただきます。 他の問題をまとめて書きますと、長くなりすぎますので今日は書きませんが、一つの筋肉を使っていても他の筋肉も連動しますし、反対の筋肉がバランスを取っています。 ですので、筋肉一つに着目して施術を行うことも大事ですが、バランスを取ってあげることも必要ですので、膝の痛みがなかなか治まらないと言う方、ご相談いただければと思います!!

膝蓋腱炎 | 症状

膝蓋腱炎

おはようございます。 岐阜は昨日の台風はそれほど問題なかったですね(^^)v 同じ東海でも静岡は冠水もあったようですし、関東は17号との関連もあるのかひどい雨だったみたいです。 まだ台風も来るかもしれませんし、大雨にはいつなるか分かりませんので、日ごろから気をつけていきましょう!! さて膝の続きですが、今日は「膝蓋腱炎」または「ジャンパー・ニー」と言われるものです。 膝の皿の下に靭帯が付いており、膝蓋靭帯または膝蓋腱といい、その靭帯の炎症もしくは付着部の炎症のことです。 膝の皿自体が大腿四頭筋の種子骨となっていますが、種子骨とは滑りを良くしたり筋腱の働きを助けてくれる骨のことを言います。 植物の種(種子)に形が似ていることからそう呼ばれています。 大腿四頭筋をよく使うと、膝の皿も動くことになり、膝蓋靭帯に引き延ばされる力が加わります。 筋肉はもとより弾力のある組織ですが、腱は硬い弾力のない繊維です。 硬いため強いと思われるかもしれませんが、硬いということは伸びないと言うことでもあり、伸びない組織を繰り返し伸ばしていることになり、反復することで炎症を起こしてしまうのですが、よくジャンプをするスポーツをしている人に多くみられることから、ジャンパー・ニーと言われています。 膝を伸ばす動きのメインの筋肉が大腿四頭筋であり、ジャンプ動作時に大きな力発揮を求められます。 体重の何倍もの力発揮をしジャンプをするわけですので、わずか数㎝の靭帯にはとんでもない負荷がかかっていることになり、常に引き延ばされてしまうと炎症を起こしてしまうのです。 膝をよくつく方にも同じような形で痛みが出現することもあります。 大腿四頭筋の影響が強いので、痛みの出ている方は大腿四頭筋が硬くなっています。 ストレッチしようとしても痛みの方が先に出てしまい、伸ばせないような人もいらっしゃいます。 施術にて大腿四頭筋の柔軟性を高めていき、曲げても痛みの出ないようにしていくのですが、当院としてどのように指導させていただいているかと言うと、膝を曲げると痛みが出ますので、股関節を後ろに反らす動きでストレッチするようにお伝えしています。 大腿四頭筋は、膝だけでなく股関節にも関与しており、股関節を曲げる時に収縮しています。 反対の動きをすればストレッチできますので、膝を曲げてストレッチできない方には代用法としてお伝えしています :-D もちろん痛みが引いてきて、普通にストレッチできるようになれば普段通りのストレッチの仕方に戻していっていただいていますが、痛くて伸ばせないときに無理に伸ばしてしまうと、より痛めることにもなりませんので、患部に無理のないストレッチの仕方をしていただく必要があるかと思います。 なかなか文で書くとお伝えしずらい所もありますので、痛みの出ている方はお気軽にご相談下さい!!

鵞足炎 | 症状

鵞足炎

おはようございます。 昨日は土砂降りででしたね(+_+) 夜には上がってくれましたが、昼中これでもかと言うくらい雨の音がしていましたので、外に出られていた方はずぶぬれになってしまわれたかもしれないですね。 まだまだ天候の安定しない時期が続くと思われますので、体調管理気をつけていきましょう! さて土曜日は、膝の外側の腸脛靭帯炎について書きましたので、今日は内側の鵞足炎(ガソクエン)について書いていきたいと思います。 発生する原因が似ており、膝の曲げ伸ばしの際に腱と骨がこすれあい、摩擦により炎症を起こしてしまうのですが、外側では腸脛靭帯炎、内側では鵞足炎となります。 柔軟性がしっかりしていれば、骨の出っ張りとこすれることは少ないのですが、疲労や脚の使い方によってこすれてしまい腱が炎症を起こしてしまいます。 この鵞足炎の由来ですが、筋腱の停止部で半腱様筋・薄筋・縫工筋が付いており、その形が鵞鳥の足の形に似ていることから、この部位を鵞足(ガソク)と言い、その部位の炎症のため鵞足炎と言います。 ランニングとの関連もあるのですが、さらに切り返し動作があると痛みの誘発につながります。 上に書いた筋肉が引き延ばされる動作が膝の外反(膝から下が外に出る動き)と外旋(膝から下を外に捻る動き)であり、ターンの動作の時になりやすい姿勢になります。 また水泳の平泳ぎでもキックの体制が、外反を強制されながら膝を伸ばしていきますので、痛める方もいらっしゃいます。 筋肉の柔軟性を高め、こすれないようにしていくことと、動作の中で膝が内側に入らないようにしていくことで、痛みを緩和していくことが出来ると考えています :-D  膝を曲げた時に、膝の裏にしわができ、そのしわの一番内側のところに曲泉(キョクセン)というツボがあり、効果が痛みの部位にも近く、縫工筋・薄筋に対し刺激を加えていけますので、痛みの出ている方は軽く押してみてください。 強く押してしまうと痛んでいる筋腱を強く刺激してしまい、痛みだけが出ますので軽く行ってください。 ハードに練習をしていたり、急に運動をすると痛みにつながることが多く、オーバーユース(使い過ぎ)症候群とも言われます。 痛みの原因が分かれば、対処もできますし、セルフコンディションの中でも、内ももともも裏をいつも以上に気を付けてストレッチしていくことで軽いものであれば管理もしていけると思います。 ですが、痛みが強くなるといつまでも痛みが引かなくなることもあり、軽いうちに対処していくべきと考えています。 動くと痛みがある方、放っておかず痛みを緩和していき、より活発に動けるようにしていきましょう!!  

腸脛靭帯炎 | 症状

腸脛靭帯炎

おはようございます。 今日もいい天気になってくれそうですね。 昨日はブログを書いたとたん一時雨で全く晴れてないじゃないかと思ってしまいましたが、その後晴れてくれたのでよかったと思っていました(^^ゞ 暑さもだいぶ和らいでいますので、秋の行楽日和といった陽気でしょうか。 さて昨日は膝蓋軟骨軟化症、運動により痛めることが多いのもを書きました。 今日はさらに運動との関連の高い「腸脛靭帯炎」(チョウケイジンタイエン)について書いていきます。 さらに運動との関連が高いと言ったのは、痛める方のほとんどが運動部で走ることの多い種目のことが多いためです。 一般の方でもなるのですが、ランニングなどをしているかとも多く、運動習慣のない方で痛められることは少ないと思っています。 腸脛靭帯とは骨盤から始まり脛骨(脛の骨)まで走行しているのですが、骨盤付近では筋組織であり大腿筋膜張筋(ダイタイキンマクチョウキン)と言われ、途中から靭帯に移行し腸脛靭帯となります。 骨盤、ももと外側を通るため、腸脛靭帯炎は膝の外側に痛みが出現します。 ちょうど膝の真横くらいなのですが、なぜかと言うと、膝の曲げ伸ばしの際に、大腿骨(ももの骨)の隆起部を乗り越えてしまうため、骨と靭帯とに摩擦が生まれ痛みを生じさせてしまうのです。 もし骨盤の横くらいで痛みが出ているようでしたら、この腸脛靭帯の影響から来るバネ股といわれるものかもしれません。 バネ股につきましてはまた後々書かさせていただきます。 何回も出てきていますが、滑液包がありこすれないように潤滑液を出してくれているのですが、筋肉が硬くなり、摩擦が強くなると痛みになってしまいます。 膝付近ですと靭帯組織になりますので、なかなかストレッチで伸ばしにくく、走行の始まりである臀部のストレッチを指導しています。 また、膝がO脚だと外側にある組織がストレスを感じやすいので、足首や膝にテーピングをしている先生もお見えです。 当院もO脚との関連の感じていますので、足首の調整と炎症部への施術、臀部の柔軟性を出すために腰背部の施術と痛みは膝だけかもしれませんが関連部を含めて施術をさせていただいております。 膝が痛いからと言っても、原因は股関節、足首と関節自体をまたいであることもあります。 もちろん施術の際にはしっかりとご説明させていただきます!! スポーツの秋、以前は運動会でしたが今は違う時期に行われているところもありますが、何かはじめるにはいい時期かもしれません。 痛みが出てらそのままにせず、お身体ケアしていきましょう!

膝蓋軟骨軟化症 | 症状

膝蓋軟骨軟化症

おはようございます。 今日は晴れてくれました!! いい天気だと気分がよくなりますね(*^_^*) 膝の疾患の続きですが今日は「膝蓋軟骨軟化症」について書きたいと思います。 最近ではウォーキングやランニングをしている方も多いので、膝を痛めている方もいあっしゃるかもしれません。 この膝蓋軟骨軟化症はスポーツやランニングで痛めることが多いものになります。 膝蓋軟骨とは、膝の皿の裏側に付いている軟骨のことで、大腿骨(ももの骨)と関節をなしています。 軟骨ですので通常でしたらなめらかに滑ってくれるのですが、関節面がこすれるようになってしまうと、ゴリゴリと音が鳴ってきたりもします。 原因はももの前側の筋肉の大腿四頭筋の筋力不足や柔軟性の低下が主な原因となります。 中にはお皿の脱臼やX脚により引き起こされることもあります。 先ほども書いたようにゴリゴリと音が鳴る方や、足を伸ばしてお皿を押さえた時に痛みが出る方は可能性の高い方になります。 10代から20代の女性に多く見られ、この年代の方は筋力と靴の問題が言われることが多いです。 ハイヒールを履いて、膝が曲がった状態で歩いていると、膝への負担は大きくなりますので、膝を痛めること可能性が高くなります。 また、ハイヒールは外反母趾との関連も高く、外反母趾の方はX脚になりやすくなりますので、さらに膝蓋軟骨軟化症になりやすくしてしまっている可能性が出てきます。 膝の裏の軟骨ですので直接触ったりすることはできませんが、大腿四頭筋の柔軟性を高めてあげることにより、膝蓋軟骨の摩擦が軽減しますので痛みの緩和につなげることが出来ると考えています。 具体的にはももの前側を通る経絡の胃経・脾経と言われるラインを中心に施術していきます。 ももの硬くなっている筋肉、脛の筋肉の反応点などを探り鍼、または灸にて施術するのですが、抵抗がある方には刺さないタイプの鍼で行わさせていただきますのでご安心ください(^^)v 健康志向の高まりとともに、運動習慣のある方は増えてきているのではないかと思います。 今後はじめていこうと思っている方、初めから無理をしてしまいますと痛める原因となりますし、筋力がしっかりとしてくるまではできることから始めていってください!! 身体を痛めて運動をやめてしまっては、健康な体を保つことはできませんし、運動習慣が身に付かなくなってしまいます。 どうしても痛めてしまった場合には、早期に対応していった方が、痛みの期間が短くなることが多いですので、早めの対応をしていってください。 また、お仕事の疲れの上に、運動の疲れが重なると余計に疲れた感じになってしまいます。 慣れてくれば筋肉量が増し、疲れにくい身体になってきているはずですので、感じにくくもなっていると思いますが、初めのうちはお身体の手入れも必要になるかもしれません。 運動はいいことですので、しっかり運動するためにも土台のお身体をいい調子に保ちましょう!!

変形性膝関節症 | 症状

変形性膝関節症

おはようございます。 今日が8月最終日! 早いものですが、1年もお盆過ぎればあっという間と言われますので、この後はより早く感じるかもしれません。 今年で31ですが、「そりゃあ歳も食うわ」と思うようになってきました(-_-;) 31なので「まだ若いわ」と諸先輩方に怒られてしまうかもしれないですね :mrgreen: では本題に入りまして、昨日肩に関しては一度区切りとしましたので、今日からは「膝」に行きたいと思います。 膝は運動をよくする方は痛めた経験があると思いますし、成長期では多くの方が痛みを覚えたのではないでしょうか? 外傷と言われる、靱帯損傷や、半月板損傷などはひとまず置いておいて、慢性的に痛みの出るものから書いていきたいと思います。 まずは「変形性膝関節症」です。 肩と違い、高齢者になると多くの方が発症しますので、1番患っている方が多いのではないでしょうか。 原因としては高齢者は、加齢に伴う変形で、関節軟骨が弾力性を失い、使うことによって摩耗し変形していってしまいます。 多くは加齢変性ですが、中には半月板損傷、化膿性関節炎などの後遺症としても発症します。 レントゲンで異常が認められますが、取る前に骨が大きくなっていることが目視でわかることが多く、分からない方でも触らせていただくと、肥大化していることを確認できます。 進行していくとO脚が進み、膝が曲がって歩いている方もあり、余計に膝に負担をかけてしまっています。 多くが加齢変性ですので、なっていってしまうものととらえている方もみえるかもしれないですが、腿の前の筋肉を保持していくことで予防につながると言われています。 これは確かで膝を安定させる筋肉がしっかりしていれば、変形は入りにくいのですが、僕は鍼灸師として少し違う見かたをしています。 それが何かと言うと、経絡の流れを見ています。 膝の前側と横を通る経絡の流れを確認し、流れの悪くなっているところがないか見ていきます。 もちろん現代医学の解釈もしていますので、解剖的にどこが悪いかも踏まえた上でです。 気の流れをよくしてあげることで、膝周りに出ている張り感が取れていき、動きが改善して行くことが多いので、重要視しています。 張り感を取ったのち、関節の状態をよくするよう直接膝にアプローチもしていくのが、当院の変形性膝関節症の施術です。 本当に気の流れが変わることで、張り感が変わるのかと思われる方もあると思いますので1つ代表的なツボを紹介します。 足の人差し指の爪の根元、中指側にある「厲兌」(レイダ)というツボです。 膝を抱え込むときに指で押さえながら行ってみてください。 反応のよい方は押さえているだけで、膝の曲げる角度や、曲げた時の膝の違和感、腿の突っ張り感が変わっていると思います。 反応の悪い方もいますし、ここのツボが合わない方もありますので、効かないと言う方もお見えのはずです。 詳しくはお身体を拝見させていただき、より正確にツボを取らさせていただきますので、ご相談いただければと思います。 膝に痛みがあり、動きたくないと座ってばかりいると、余計に筋力を低下させるため、悪循環になります。 また座ってばかりいると痴呆が進行することにもつながりますので、しっかり歩けるようにいい膝にしていきましょう!!  

変形性肩関節症 | 症状

変形性肩関節症

こんにちは せっかくの日曜日が雨に降られてしまいましたね。 この後上がってくれればようのですが(^_^;) さてさて相変わらず、今日も五十肩の続きですが、一度五十肩は今日で区切りをつけ、違う疾患に対することを書いていこうと思っています。 後々まだ残っている細かいものについては今後また書かさせていただきます。 また随時勉強や情報収集はしておりますので、気になることはお問い合わせしていただければとお答えさせていただきます(^v^) そして今日は、「変形性肩関節症」についてです。 変形性と聞くと膝を思い出す方もいらっしゃると思うのですが、関節に変形がおきてしまい、痛みの誘発をしていますので、概ね間違っていません。 何が違うかと言うと、発症起点となります。 膝は荷重ストレス(体重を支えるためにかかる負荷)に常にさらされている関節で、変形しやすいと言われています。 肩は荷重ストレスのない関節ですので、重さによる関節面の負荷がなく、割合として少ないのですが、ここのところまだ少ないものの増えているようです。 肩の変形の発症起点としてあげられるものは、腱板断裂、骨折、脱臼、骨頭懐死、関節リウマチなどになり、もともと何か原因があって関節軟骨や、関節付近の骨に変形が出来てしまうと言うことです。 この場合レントゲン異常がハッキリ表れ、場合によっては手術を勧められることもあります。 変形がひどい場合は、いたしかたないと思われます。 また痛みの出るポイントとして、脇から肩の外側にかけて出ることが多いです。 肩の痛みで脇と思うかもしれませんが、腱板の筋肉は脇の部分にもありますので、関連が高いところになります。 骨の異常が認められるケースですので、症状が落ち着くまでに時間のかかるケースとなります。 当院は関節面にかかっている負担の軽減と、関節の動きをよくするように滑液の分泌の促進、肩周りの筋肉の状態をよくすることによる運動性の向上を繰り返し高めていき、症状を落ち着かせていこうと考えています。 最終的には変形が戻ればよいと思いますが、きれいに戻るかどうかは分からないと言うのが現実になります。 症状が和らいでも変形が残ることもあり、変形が戻らないということもあります。 出ている症状だけでもまずは取り除くことが大切と思い、施術に当たらせていただいております。 骨の代謝の中で変形が起き、骨の代謝により取り除けるかどうかですので、診断の付いた方は気を長く持って症状と向き合っていただく必要があるかもしれません。 様々な病気や症状があり、中には治りにくいものも多々あります。 もちろん術者側の技量によっても左右されますので、僕に対処できないものでも、他の方は対処できるかもしれません。 気になる症状がありましたら、まずは相談を持ちかけてみて、いろいろと聞いてみてください。 もちろん僕にもお気軽にご相談ください!! 自分に会う施術所をみつけることは難しいことですが、聞いてみて納得できれば、合うことも多くなると思います。 電話かけると行かないといけない、そんなこともございませんので、まずはお気軽にお問い合わせください(^O^)/

肩手症候群 | 症状

肩手症候群

おはようございます。 気づけばもう8月も終わりになりました 8-O 暑さが少しずつ和らいできている気がしますが、雨が多くなってきたためでしょうか? 昨日の夜もけっこう雨が降りましたね。 さて今日も五十肩の続きですが、「肩手症候群」についてです。 肩こりとしてよく聞く頚腕症候群とは異なりますのでお気を付け下さい。 また頚腕症候群については後々書かさせていただきます。 この肩手症候群、違う言い方をしますと複合性局所疼痛症候群(CRPS)と呼ばれています。 CRPSは肩だけでなく足にも起こりますので、CRPSの腕のものが肩手症候群となります。 CRPSが何かと言うと、何らかの怪我をして、ある一定期間固定療法などを行うと、怪我が治っていても、患部が腫れたり、痛みが残ったりすることがあります。 この残存している痛みがCRPS=局所性疼痛症候群となります。 痛みがあり、必要以上に動かさなかったり、保護しすぎてしまうと起こってくるものになります。 発症メカニクスとして、まずぶつけたり、転ばれたりして痛みが起きます。 その痛みが神経を興奮させ、筋肉の緊張、血管の収縮をもたらします。 そうすると、局所的に血行が乏しくなり、組織の酸素の量が低下していきます。 この酸素の少ない状況と言うのは、発痛物質の生成を促してしまい、痛みを引き出してします。 痛みが痛みを引き出し続けますので、痛みがいつまでたっても引かなくなっていってしまうのです。 最初何かの原因で肩を痛め、動かさないように気をつけてしまいすぎたために、より痛みを引き出してしまう悪循環が身体の中で起きています。 場合にもよりますが、筋肉が萎縮したり、骨も弱くなることもありますので、肩手症候群と診断されているケースは少ないと考えています。 関節可動域の制限に浮腫(むくみ)が伴ってある方、またその中で発刊の亢進あるいは低下がみられる方は当てはまる可能性が高い方になります。 原因は局所の酸素不足による、発痛物質の生産ですので、局所の血行をよくし、酸素不足を解消していくことが必要となります。 その点はりきゅうは、免疫の向上と、きゅうによる温熱作用がしっかりとできますので肩手症候群に当てはまる方には合った施術方法ではないかと考えています!! いつまでたっても痛い、ずっと腫れているような気がして見える方、腕に関しては肩手症候群、他の部位でしたらCRPSかもしれません。 気になられる方は、ご相談から承っておりますので、お気軽にご相談ください!!

二頭筋長頭腱炎 | 症状

二頭筋長頭腱炎

おはようございます。 朝晩は秋の気配も出てきましたが、昼中はまだまだ暑いですね。 気温差はお身体にとってストレスとなることもありますので、服装選び気をつけていきましょう!! さて今日の五十肩の続きは「上腕二頭筋長頭腱炎」についてです。 上腕二頭筋とは力こぶの筋肉のことで、腕についています。 それがなぜ五十肩に含まれるのか疑問に持たれるかもしれませんので、まず説明させていただきます。 筋肉は関節をまたぎ骨から骨に付いています。 この上腕二頭筋がどこから始まりどこに終わっているかと言いますと、1つは肩甲骨の関節上結節、もう1つはこちらも肩甲骨の烏口突起(ウコウトッキ)から始まり、終わりは前腕(肘から手首まで)にある橈骨(トウコツ)の橈骨粗面(トウコツソメン)と言うところに付いています。 《分かりやすい図がありましたので下記をご参照ください。》  ※赤い線が上腕二頭筋の走行になります。 この筋肉は長頭と言われる1つの繊維が結節間溝(ケッセツカンコウ)と言われる溝の間を通り、その後角度を変えて筋繊維が走行しています。《図中の11の部分》 結節間溝がちょうど肩の正面に位置し、肩の挙げ下げや、腕を捻る動作の時などにストレスがかかりやすいため五十肩の中に含まれることもあるのです。 他のものと違い、診断機器がなくてもテスト法ではっきりと見分けることが出来ますので、肩の問題と思われていても腕に問題があるケースになります。 特徴として、ドアノブを回す時に肩に痛みが出る方はかなり可能性の高い方と思われます。 最近では押し下げるタイプのドアノブも増えていますので、回すタイプのドアノブがない方は「ねじまわし」の動きをしてみて下さい。ほぼ同じ動きですのでこちらで痛みの出る方も可能性の高い方になります。 二頭筋が急に角度を変えていますので、ストレスがかかりやすいのと、腱が溝から出てしまわないように、膜があり包まれているのですが、トンネル状になっているため、腱が肥厚して大きくなると腱鞘炎と同じように通過障害として痛みを伴ってしまうこともあります。 原因の筋肉が腕の筋肉ですので、上腕二頭筋の柔軟性を高めることにより、結節間溝の部分で生じているストレスを和らげていければ痛みが落ち着くと考えています。 この筋肉の走行とほぼ同じラインを走る経絡が親指に行っていますので、場合によっては手首や親指のツボを取らさせていたくこともあります。 肩が痛いと思われていても違うところに原因があることもありますので、五十肩と言っても原因はいろいろです。 気になる症状がある方はお気軽にご相談ください!!  

石灰沈着性腱板炎 | 症状

石灰沈着性腱板炎

おはようございます。 台風は日本海に抜けてくれましたが、雨が続いていますね。 九州に上陸して、そのまま日本海に抜けるルートでしたのでこの辺りは助かりました。 秋になり、偏西風が強く吹き出すと東にそれやすくなりますので、東海を直撃なんてこともあるかもしれませんので、今後も台風に注意していきましょう。 さて五十肩の一つ一つの続きですが、今日は「石灰沈着性腱板炎」についてです。 急に肩が痛くなり、寝ているときにも激痛があると言う方、可能性が高いものになります 8-O  正確な診断は、レントゲンによる診断となりますが、痛みが出てから肩周りが赤くなっていると言う方は関節内で炎症を起こしており、これもまた石灰沈着を疑われるケースとなります。 腱板炎と何が違うかと言うと、石灰成分の沈着が認められるかどうかです! この石灰沈着性腱板炎の特徴は、突如痛みが発生することです。 腱板炎や、滑液包炎などは、違和感や動かした時の痛みなど進行して痛みが強くなることが多いですが、石灰沈着性腱板炎については急に痛みが強くなります。 また夜間に痛みが強くなることも特徴です。 リン酸カルシウムが石灰になるのですが、溜まり始めるころはまだ液体に近い状態であり、どんどんと硬くなり、最後には石膏に近い状態になると言われています。 棘上筋に溜まることが多いのですが、まだ筋肉内で溜まっているうちは痛みなど症状としてほとんど現れず、滑液包内に破れ出るときに激痛となり、発症します。 女性の方が起こりやすく、片方の腕のみに出ることが多いです。 特に症状が強いのが1カ月ほどで、痛みが和らいでいく時期に切り替わります。 その後約半年ほどで運動痛など、症状が残る時期に安静にしていても変わっていくのですが、夜眠れない事はかなりのストレスですし、腕が上がらない事は日常生活にも支障が出てしまうと考えられるので、早期に問題解決したいと思われると思います。 破れ出てしまった石灰もゆっくりとではありますが、体内で除去はされていきます。 痛みが弱くなり出したころから温め出すことにより、血行を良くし除去を速めることにつながると考えていますし、夜は筋肉の動きが低下するタイミングになります。 肩周りの筋肉をいい状態にしていくことにより、動きが悪くなっても痛みを誘発するところまでいかないようにしていくことで、痛みの軽減をできると考えています。 もとより石灰沈着する時点で筋肉の働きが悪くなっていますので、筋肉の働きをよくしていくことは必須になると思います。 痛みが出てからでは、痛くて動かせませんので、運動による改善は痛みが落ち着いてきてからになります。 痛みの強い時期は1カ月程と書きましたが、個人差も当然あります。 この時期を短くすることにより、早期改善が見込めますので、まずは肩周りの筋肉の働きをよくし、痛みの除去に努めてから腕が上がるように問題解決を図っていきます。 注射や痛み止めで問題解決することも多いようですが、中には手術になることもあるようです。 選択肢は様々あり、何を選ぶかは皆さん次第ですが、はりきゅうと言うもの一つの手段になるのではないかと思っています。 肩を痛める原因が肩にあるとは限らず、肩の治療を受けても再発することも人により出てしまいます。 問題点はどこなのか?お身体を痛めることになった原因は何なのか? 根っこの部分からしっかりと身体を良くしていきましょう!!

腱板炎 | 症状

腱板炎

おはようございます(^O^) 今日はいい天気です。 お休みの日に晴れてくれるのはいいものですね!! さて五十肩のなかでおそらくもっとも多いものの「腱板炎」について今日は書きたいと思います。 腱板とは、肩関節を安定させている筋肉の集まりのことで、「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」の4つ筋肉のことです。 滑液包炎の時に書かさせていただいたように、肩関節は真横に関節面があり、筋肉により関節を安定させているのですが、主にこの4つの筋肉が安定させてくれています。 4つの筋肉全てが肩甲骨から始まり、上腕骨についているのですが、上腕骨を身体の方に引き寄せるように働き安定させてくれています。 特に棘上筋は関節の真上を通るように走っているため、腕を上げる動作の時に最も働いてくれる筋肉です。 この棘上筋の骨に付くところは、抵抗減弱部位と言われており、損傷を頻繁に起こしやすいところになり、筋肉に傷が付き、炎症がおこり痛みを誘発してしまいます。 炎症があり痛みが出ると言うことを繰り返していると、最悪のケースとしては筋肉の断裂となることもあります。 最初は小さい傷でもだんだんと範囲が広がっていき、大きくなり切れてしまうのです。 切れていても他に筋肉が働いてくれるので、腕を動かすこと自体は可能ですが、安定力が悪くなるため、肩周りに余計に負担が出るため、肩こりがひどくなったりもします :cry: 腕をあげる途中が痛くて、あげてしまえば大丈夫と言う方、あげる途中に負担が強く出ていることを示していますので、腱板炎・腱板断裂の可能性が高いと思われます。 反復して負担がかかっているため、損傷が起きてしまうのですが、筋肉が本来の柔軟性を持っていれば負担は少なくて済みます。 そのため当院としては、痛みを抑えるアプローチとともに、筋肉の柔軟性を高め、痛みにくくしていくことにより、再発予防にもつなげていきます。 五十肩は1回良くなっても再発してしまうことが多く、数年に1回痛くなると言われる方も多く、ご経験のある方もお見えではないでしょうか? 抵抗減弱部位は関節の中にあるので、直接アプローチすることは難しいと思われますが、肩周りの抵抗をなくしていくことで抵抗減弱部位への負担を和らげていけると考えています。 腕が上げづらいというのは家事への負担も大きいですし、お仕事に差し支える方も多いと思います。 気になる方は是非ご相談ください!!

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