JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

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腸脛靭帯炎

おはようございます。

今日もいい天気になってくれそうですね。
昨日はブログを書いたとたん一時雨で全く晴れてないじゃないかと思ってしまいましたが、その後晴れてくれたのでよかったと思っていました(^^ゞ

暑さもだいぶ和らいでいますので、秋の行楽日和といった陽気でしょうか。

さて昨日は膝蓋軟骨軟化症、運動により痛めることが多いのもを書きました。
今日はさらに運動との関連の高い「腸脛靭帯炎」(チョウケイジンタイエン)について書いていきます。

さらに運動との関連が高いと言ったのは、痛める方のほとんどが運動部で走ることの多い種目のことが多いためです。
一般の方でもなるのですが、ランニングなどをしているかとも多く、運動習慣のない方で痛められることは少ないと思っています。

腸脛靭帯とは骨盤から始まり脛骨(脛の骨)まで走行しているのですが、骨盤付近では筋組織であり大腿筋膜張筋(ダイタイキンマクチョウキン)と言われ、途中から靭帯に移行し腸脛靭帯となります。
骨盤、ももと外側を通るため、腸脛靭帯炎は膝の外側に痛みが出現します。
ちょうど膝の真横くらいなのですが、なぜかと言うと、膝の曲げ伸ばしの際に、大腿骨(ももの骨)の隆起部を乗り越えてしまうため、骨と靭帯とに摩擦が生まれ痛みを生じさせてしまうのです
もし骨盤の横くらいで痛みが出ているようでしたら、この腸脛靭帯の影響から来るバネ股といわれるものかもしれません。
バネ股につきましてはまた後々書かさせていただきます。

何回も出てきていますが、滑液包がありこすれないように潤滑液を出してくれているのですが、筋肉が硬くなり、摩擦が強くなると痛みになってしまいます。
膝付近ですと靭帯組織になりますので、なかなかストレッチで伸ばしにくく、走行の始まりである臀部のストレッチを指導しています。
また、膝がO脚だと外側にある組織がストレスを感じやすいので、足首や膝にテーピングをしている先生もお見えです。

当院もO脚との関連の感じていますので、足首の調整と炎症部への施術、臀部の柔軟性を出すために腰背部の施術と痛みは膝だけかもしれませんが関連部を含めて施術をさせていただいております

膝が痛いからと言っても、原因は股関節、足首と関節自体をまたいであることもあります。
もちろん施術の際にはしっかりとご説明させていただきます!!

スポーツの秋、以前は運動会でしたが今は違う時期に行われているところもありますが、何かはじめるにはいい時期かもしれません。
痛みが出てらそのままにせず、お身体ケアしていきましょう!

腸脛靭帯炎 | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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