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膝蓋軟骨軟化症

おはようございます。

今日は晴れてくれました!!
いい天気だと気分がよくなりますね(*^_^*)

膝の疾患の続きですが今日は「膝蓋軟骨軟化症」について書きたいと思います。

最近ではウォーキングやランニングをしている方も多いので、膝を痛めている方もいあっしゃるかもしれません。
この膝蓋軟骨軟化症はスポーツやランニングで痛めることが多いものになります。

膝蓋軟骨とは、膝の皿の裏側に付いている軟骨のことで、大腿骨(ももの骨)と関節をなしています
軟骨ですので通常でしたらなめらかに滑ってくれるのですが、関節面がこすれるようになってしまうと、ゴリゴリと音が鳴ってきたりもします
原因はももの前側の筋肉の大腿四頭筋の筋力不足や柔軟性の低下が主な原因となります。
中にはお皿の脱臼やX脚により引き起こされることもあります。

先ほども書いたようにゴリゴリと音が鳴る方や、足を伸ばしてお皿を押さえた時に痛みが出る方は可能性の高い方になります。
10代から20代の女性に多く見られ、この年代の方は筋力と靴の問題が言われることが多いです。
ハイヒールを履いて、膝が曲がった状態で歩いていると、膝への負担は大きくなりますので、膝を痛めること可能性が高くなります。
また、ハイヒールは外反母趾との関連も高く、外反母趾の方はX脚になりやすくなりますので、さらに膝蓋軟骨軟化症になりやすくしてしまっている可能性が出てきます。

膝の裏の軟骨ですので直接触ったりすることはできませんが、大腿四頭筋の柔軟性を高めてあげることにより、膝蓋軟骨の摩擦が軽減しますので痛みの緩和につなげることが出来ると考えています

具体的にはももの前側を通る経絡の胃経・脾経と言われるラインを中心に施術していきます。
ももの硬くなっている筋肉、脛の筋肉の反応点などを探り鍼、または灸にて施術するのですが、抵抗がある方には刺さないタイプの鍼で行わさせていただきますのでご安心ください(^^)v

健康志向の高まりとともに、運動習慣のある方は増えてきているのではないかと思います。
今後はじめていこうと思っている方、初めから無理をしてしまいますと痛める原因となりますし、筋力がしっかりとしてくるまではできることから始めていってください!!

身体を痛めて運動をやめてしまっては、健康な体を保つことはできませんし、運動習慣が身に付かなくなってしまいます。
どうしても痛めてしまった場合には、早期に対応していった方が、痛みの期間が短くなることが多いですので、早めの対応をしていってください。
また、お仕事の疲れの上に、運動の疲れが重なると余計に疲れた感じになってしまいます。
慣れてくれば筋肉量が増し、疲れにくい身体になってきているはずですので、感じにくくもなっていると思いますが、初めのうちはお身体の手入れも必要になるかもしれません。

運動はいいことですので、しっかり運動するためにも土台のお身体をいい調子に保ちましょう!!

膝蓋軟骨軟化症 | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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