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変形性膝関節症

おはようございます。

今日が8月最終日
早いものですが、1年もお盆過ぎればあっという間と言われますので、この後はより早く感じるかもしれません。
今年で31ですが、「そりゃあ歳も食うわ」と思うようになってきました(-_-;)
31なので「まだ若いわ」と諸先輩方に怒られてしまうかもしれないですね :mrgreen:

では本題に入りまして、昨日肩に関しては一度区切りとしましたので、今日からは「」に行きたいと思います。
膝は運動をよくする方は痛めた経験があると思いますし、成長期では多くの方が痛みを覚えたのではないでしょうか

外傷と言われる、靱帯損傷や、半月板損傷などはひとまず置いておいて、慢性的に痛みの出るものから書いていきたいと思います。

まずは「変形性膝関節症」です。
肩と違い、高齢者になると多くの方が発症しますので、1番患っている方が多いのではないでしょうか。

原因としては高齢者は、加齢に伴う変形で、関節軟骨が弾力性を失い、使うことによって摩耗し変形していってしまいます
多くは加齢変性ですが、中には半月板損傷化膿性関節炎などの後遺症としても発症します。

レントゲンで異常が認められますが、取る前に骨が大きくなっていることが目視でわかることが多く、分からない方でも触らせていただくと、肥大化していることを確認できます。
進行していくとO脚が進み、膝が曲がって歩いている方もあり、余計に膝に負担をかけてしまっています。

多くが加齢変性ですので、なっていってしまうものととらえている方もみえるかもしれないですが、腿の前の筋肉を保持していくことで予防につながると言われています。
これは確かで膝を安定させる筋肉がしっかりしていれば、変形は入りにくいのですが、僕は鍼灸師として少し違う見かたをしています。

それが何かと言うと、経絡の流れを見ています
膝の前側と横を通る経絡の流れを確認し、流れの悪くなっているところがないか見ていきます。
もちろん現代医学の解釈もしていますので、解剖的にどこが悪いかも踏まえた上でです。

気の流れをよくしてあげることで、膝周りに出ている張り感が取れていき、動きが改善して行くことが多いので、重要視しています。
張り感を取ったのち、関節の状態をよくするよう直接膝にアプローチもしていくのが、当院の変形性膝関節症の施術です

本当に気の流れが変わることで、張り感が変わるのかと思われる方もあると思いますので1つ代表的なツボを紹介します。
足の人差し指の爪の根元、中指側にある「厲兌」(レイダ)というツボです。

膝を抱え込むときに指で押さえながら行ってみてください。
反応のよい方は押さえているだけで、膝の曲げる角度や、曲げた時の膝の違和感、腿の突っ張り感が変わっていると思います。
反応の悪い方もいますし、ここのツボが合わない方もありますので、効かないと言う方もお見えのはずです。
詳しくはお身体を拝見させていただき、より正確にツボを取らさせていただきますので、ご相談いただければと思います。

膝に痛みがあり、動きたくないと座ってばかりいると、余計に筋力を低下させるため、悪循環になります。
また座ってばかりいると痴呆が進行することにもつながりますので、しっかり歩けるようにいい膝にしていきましょう!!

 

変形性膝関節症 | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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