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肩手症候群

おはようございます。

気づけばもう8月も終わりになりました 😯
暑さが少しずつ和らいできている気がしますが、雨が多くなってきたためでしょうか
昨日の夜もけっこう雨が降りましたね。

さて今日も五十肩の続きですが、「肩手症候群」についてです。
肩こりとしてよく聞く頚腕症候群とは異なりますのでお気を付け下さい。
また頚腕症候群については後々書かさせていただきます。

この肩手症候群、違う言い方をしますと複合性局所疼痛症候群(CRPS)と呼ばれています。
CRPSは肩だけでなく足にも起こりますので、CRPSの腕のものが肩手症候群となります。

CRPSが何かと言うと、何らかの怪我をして、ある一定期間固定療法などを行うと、怪我が治っていても、患部が腫れたり、痛みが残ったりすることがあります。
この残存している痛みがCRPS=局所性疼痛症候群となります。

痛みがあり、必要以上に動かさなかったり、保護しすぎてしまうと起こってくるものになります。

発症メカニクスとして、まずぶつけたり、転ばれたりして痛みが起きます。
その痛みが神経を興奮させ、筋肉の緊張、血管の収縮をもたらします。
そうすると、局所的に血行が乏しくなり、組織の酸素の量が低下していきます。
この酸素の少ない状況と言うのは、発痛物質の生成を促してしまい、痛みを引き出してします

痛みが痛みを引き出し続けますので、痛みがいつまでたっても引かなくなっていってしまうのです。
最初何かの原因で肩を痛め、動かさないように気をつけてしまいすぎたために、より痛みを引き出してしまう悪循環が身体の中で起きています。

場合にもよりますが、筋肉が萎縮したり、骨も弱くなることもありますので、肩手症候群と診断されているケースは少ないと考えています。
関節可動域の制限に浮腫(むくみ)が伴ってある方、またその中で発刊の亢進あるいは低下がみられる方は当てはまる可能性が高い方になります。

原因は局所の酸素不足による、発痛物質の生産ですので、局所の血行をよくし、酸素不足を解消していくことが必要となります
その点はりきゅうは、免疫の向上と、きゅうによる温熱作用がしっかりとできますので肩手症候群に当てはまる方には合った施術方法ではないかと考えています!!

いつまでたっても痛い、ずっと腫れているような気がして見える方、腕に関しては肩手症候群、他の部位でしたらCRPSかもしれません。
気になられる方は、ご相談から承っておりますので、お気軽にご相談ください!!

肩手症候群 | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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