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夏の寝違えについて

おはようございます!

昨日の夜も暑く、寝苦しかったですね(^^ゞ
エアコンをつけていないと寝れないという方もこの時期いらっしゃると思います。
寒いのは、しっかりと布団をかぶっていれば、体温で温まってきますが、暑いのは冷やしようがないですのでやっぱりエアコンに頼ってしまいます。

ですがこの時期多くなることの一つに、寝違えがあります。
今日は、夏の寝違えについて書いていこうと思います。

 寝違えが夏に多いわけとは?

夏の寝違えの原因として、寝苦しいため寝相が悪くなり、枕から頭が外れ睡眠中に頚に負担がかかりっぱなしになり、朝起きると頚に痛みが発生してしまうと言われています。

寝返りは睡眠中何度も行うことなのですが、動きの負担が蓄積してしまうと言うことです。
また、エアコンに頼ることが睡眠の質を高めるために必要なのですが、冷やしすぎてしまうと、筋肉を強張らせてしまいます
汗をかかない程度に冷やすくらいでしたら問題ないかと思いますが、ひんやりとするまで冷やしていると、徐々に身体から熱を奪い、結果筋肉にとってはよくない環境になってしまいます。

筋肉に強張りがある状況で、引き延ばされるストレスや、動きの中で頭だけ後から付いていくような動きになってしまうと、頚への負担はさらにおおきくなり、寝る前は痛くなかった首が、朝起きると突然痛みが出てしまいます。

熱帯夜が続く、この季節多くなることですので皆さんお気を付け下さい( ..)φメモメモ

この時、頚のどの筋肉が硬くなっているかによって、どの動きで痛みが出るか変わりますし、場合によっては傾けた姿勢でいることの方が痛みが出ないということもあります。

 頸の動きの多くに関わる胸鎖乳突筋

多くは胸鎖乳突筋(頚の前側にあり耳の後ろから鎖骨にかけて付いている筋肉)が硬くなり、首を回せないということが多いです。

ですので、もし寝違えてしまったという時、痛みのある方の胸鎖乳突筋を少し冷やしてあげてください
軽く冷やす程度がよく、表面の熱を奪う程度にすると、血行が良くなり、筋肉の状態を良くしてくれます。
冷やしすぎると筋肉を余計に固めてしまいますので表面が冷える程度で大丈夫です!!

当院としては、環軸関節(頚の骨の第1と第2の関節)部の動きをよくすることで、頚の動きの改善と、周りの緊張を取ることにより効果を出していこうと考えていますが、朝は時間もないですし、これから仕事というタイミングで施術を受けることは難しいかもしれませんので、お時間のない方はまず冷やして様子を見てください。

その後お時間の取れるタイミングになりましたら、施術を受けるなど適切なアプローチを加えることで改善してくと考えています。

本当に寝苦しく、朝からだるいように思ってしまうこともありますので、寝違えが起きてもおかしくない時期になりました。
皆さん、エアコンの冷やしすぎは、寝違い以外にも様々体に悪影響が出る可能性がありますので、冷やしすぎないようにご注意ください
またどうしても痛めてしまったという時は、早め早めの処置を受けることで、痛みの期間を短くすることが出来ると考えていますので、痛いのを無理に我慢されないでください。

当院はご相談だけでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください!!

夏の寝違えについて | 症状

伊藤 友一

1984年岐阜県岐阜市生まれ。

高校卒業後はトレーナーを目指し進学。スポーツ現場において怪我や故障で痛みを持つ選手を見ているうち、怪我や痛みを何とかしたいと言う思いを持つようになり、当時お世話になっていた方の勧めもあり、鍼灸専門学校に進学。
鍼灸専門学校の卒業と共に鍼灸国家資格を取得し、岐阜・愛知の鍼灸院・接骨院にて臨床経験を積み重ね、伊藤はり・きゅう院を開業。
母校の部活を中心に大会に帯同(アスリートのコンディショニング・ボディケアを担当)

はり師:第146141号/きゅう師:第145916号

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